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ナニワ・モンスター の商品レビュー

3.4

213件のお客様レビュー

  1. 5つ

    12

  2. 4つ

    73

  3. 3つ

    85

  4. 2つ

    26

  5. 1つ

    1

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2019/01/04

面白い。 「イノセント・ゲリラの祝祭」や「極北クレイマー」を読んでいると、なお、面白いのでしょうが、その辺は読んでないので、ちょっと分からん部分もあるのだが。 個々のキャラクターが立っていて、中盤のカマイタチ辺りはグイグイ読めた。 新型インフル、大阪都構想や大阪地検問題等々...

面白い。 「イノセント・ゲリラの祝祭」や「極北クレイマー」を読んでいると、なお、面白いのでしょうが、その辺は読んでないので、ちょっと分からん部分もあるのだが。 個々のキャラクターが立っていて、中盤のカマイタチ辺りはグイグイ読めた。 新型インフル、大阪都構想や大阪地検問題等々 現実社会の色んな話題が反映されている感があって、かなりもりだくさん。 ただ、やや散漫と言うか、あー、これで終わるのかー、という終わり方。 映像化して、時間を区切ると、マトが絞られて、逆に面白みが増すんじゃないかな〜。 あと、作者が訴えたいところと、読者が面白いと感じる部分にズレがあることを作者が感じていて、「ん〜、どうなんだろうな〜」と呟いているような気がする。

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2018/11/23

こちらはとてつもなく政治色が強すぎてあまり楽しめなかった。残念。 白鳥が出てこなかったのもまたさらにいつもの流れと違いパッとしなかったなぁ、やっぱ白鳥のあの奇妙キテレツキャラはこういうシリアスな内容には一人必要かもなぁ みんな頭ガチガチのギチギチ族たちの独断場じゃーやっぱこう...

こちらはとてつもなく政治色が強すぎてあまり楽しめなかった。残念。 白鳥が出てこなかったのもまたさらにいつもの流れと違いパッとしなかったなぁ、やっぱ白鳥のあの奇妙キテレツキャラはこういうシリアスな内容には一人必要かもなぁ みんな頭ガチガチのギチギチ族たちの独断場じゃーやっぱこう何かが足りなくなってしまうんだろうなぁ、あの独特の雰囲気が突然ひょっこり顔を出す絶妙さが海堂尊のいいとこなのにー と、物足りなさを感じるのと、やっぱ理詰めでガチガチ小説は肩がこるな。

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2018/07/15

難波にインフルキャメルが発生した。 政府は嫌がらせの経済封鎖する。しかし感染力が弱く、海外旅行もした事もない子供が感染する。そこに彦根が登場して既に日本中に蔓延している事を暴露する。 感染力が弱いので通常のインフルと同じという事で経済封鎖は解除される。 次の難波への標的は何か?

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2018/03/18

関西最大の都市・浪速で新型インフルエンザ「キャメル」が 発生した。 経済封鎖による壊滅的打撃、やがて仄見える巨大な 陰謀。 ナニワの風雲児・村雨府知事は、危機を打開できるのか? 村雨が目論む、この国を破滅から救うための秘策とは――。  なるほど、こういう広げ方かー!!と感激...

関西最大の都市・浪速で新型インフルエンザ「キャメル」が 発生した。 経済封鎖による壊滅的打撃、やがて仄見える巨大な 陰謀。 ナニワの風雲児・村雨府知事は、危機を打開できるのか? 村雨が目論む、この国を破滅から救うための秘策とは――。  なるほど、こういう広げ方かー!!と感激するほどだ。

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2018/03/09

彦根先生の構想がとてつもなく大きいことにびっくりした。ほかの話から、彦根先生は少しクセのある人なんだろうな、くらいにしか思っていなかったけど、こんな人だったとは。Aiセンターが軸になってて、他の物語にもつながっている感じがおもしろい。

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2017/08/18

スカラムーシュ彦根と浪速府知事村雨の話。彼らが視察に行った舎人町の医療がすばらしくてため息が出た。こういう人が首長になった舎人町民は幸せだろうなあ。先に「スカラムーシュ・ムーン」を読んでたから彦根村雨体制が続かないのは分かっていたけど、こういう流れだったんだなあ。

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2017/07/29

うわ~!この本めちゃくちゃ面白かった! 関西最大の都市・浪速で新型インフルエンザが発見される。 パニックに揺れる浪速の街だが、実はこの騒動の裏には恐るべき国家の企みが隠されていた…。 この小説、ただのパンデミックパニック的なものだと思って読んでたら…読めば読むほど意外な展開に...

うわ~!この本めちゃくちゃ面白かった! 関西最大の都市・浪速で新型インフルエンザが発見される。 パニックに揺れる浪速の街だが、実はこの騒動の裏には恐るべき国家の企みが隠されていた…。 この小説、ただのパンデミックパニック的なものだと思って読んでたら…読めば読むほど意外な展開に! ナニワの風雲児・村雨府知事 村雨府知事をサポートするスカラムーシュ(大ぼら吹き)彦根新吾 元東京地検特捜部のエース・鎌形雅史 国と政治と医学と検察の思惑が入り混じる先にあるのは…!? なんかね~ホントに大阪でありそう~。 なんて思うぐらいリアルでおもしろい。 ぜひこの作品は映画にしてほしい~!

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2017/04/03

医療と司法が絡み合っていく様が描かれていて、メディアも公平な物でなく利益重視で報道していることが多い。自分の利益優先で動かされている国家なのだとつきつけられている様に感じた。 物語の行く末がどこに向かっていくのか、先が見えない。

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2016/07/26

最初の章は新型インフルエンザから始まり、ウィルスの検閲から検察に話が広がってきて久々に展開が違うかなと興味深く読んでいた。 後半、海堂氏の持論が展開されAIの話が出てくるとどうも他の話との変化に乏しく感じられがっかりした。 ウィルスの件は、ちょうど最近読んだ別の本でも、地球の人間...

最初の章は新型インフルエンザから始まり、ウィルスの検閲から検察に話が広がってきて久々に展開が違うかなと興味深く読んでいた。 後半、海堂氏の持論が展開されAIの話が出てくるとどうも他の話との変化に乏しく感じられがっかりした。 ウィルスの件は、ちょうど最近読んだ別の本でも、地球の人間に対する抵抗的なことが出てきたのでリンクして面白い名とも思い、その辺掘り下げていたらよかったのにと希望した。 「ジーンワルツ」「マドンナヴェルデ」は人口妊娠がテーマなので別だが、他の話がAIの色が強くなってきているのがどうもなと感じている。 螺鈿迷宮の続編も読みたいが少し萎える。

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2016/06/30

ロールモデルが 大阪府。それが 浪速府となっている。 村雨知事は 行動力があるが 橋下とくらべると 毒がない。 浪速府を 独立させようとするが。 そのブレーンである 彦根が 日本3分割を提案する。 ふーむ。三国志 諸葛孔明 何だね。 これは、やはり 物語のうまい構成部分となる。 ...

ロールモデルが 大阪府。それが 浪速府となっている。 村雨知事は 行動力があるが 橋下とくらべると 毒がない。 浪速府を 独立させようとするが。 そのブレーンである 彦根が 日本3分割を提案する。 ふーむ。三国志 諸葛孔明 何だね。 これは、やはり 物語のうまい構成部分となる。 新型インフルエンザがはやる。 その評価に関する中心的な役割をはたすのが 本田女史。 何かが、たくらみのもとで 行なわれる 危機管理。 水際と言いながら 海外旅行をしていないのに 発病する。 なぜなのか? その新型インフルエンザは 死亡者がすくないことが 明確になった時に 反撃が始まる。 ふーむ。 それで AI センター にこだわっていく。 白鳥も ほんのすこし 顔を見せる。 まことに みごとな 寸劇。 問題を浮かび上がらせる手法には感心するが なぜか 心に響かない。

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