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サウスポイント の商品レビュー

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75件のお客様レビュー

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2014/10/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

群馬からハワイへ、幼少期から成人へと場所と時間を移動します。 ハワイを舞台にした恋愛小説ですが、最後のシーンにエッセンスが凝縮されている。 P232:サウスポイントにて「ここでインチキなことをするとほんとうに百倍になって天の雷が下るような気がする。そして美しい考えはよその百倍くらい実を結びやすいんだ。そして人々の悲しみはすばやくなぐさめられる。どうしてだかわからない。奇跡は簡単におきて、あまりにも簡単すぎてみんあ奇跡ということを忘れてしまうくらい。」 過去の(中学生くらいの)恋愛を振り返ると何故か奇跡を信じていたように思う。今よりもずっと純粋にものごとを判断できていたからだとおもう。そして何故だかそういう感覚は現実を知れば知るほど忘れてしまう。「信じれば、叶う」というシンプルな発想ができなくなっている自分を少し悔しく思ったけど、わざとでもいいから何かを妄信的に信じてみたいと思った。

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2014/09/22

きっと主人公はこのまま幸せでいられるはずがないーって思いながらここにい続けるんじゃないだろうか。 ハワイ、きっといいところなんだろうなあ。行ってみたくなった。

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2014/08/02

俗っぽいんだけど達観してる登場人物もふくめ、 なんでこんなに暗い話を明るく描けるのか、毎回不思議に思う。 癒される…のとは、少し違うかな。 心の中を優しく鷲掴みにされるような、ある種の恐怖感というか…。 流れることを自覚し、それを受け入れる、というかむしろ能動的に受け入れる価...

俗っぽいんだけど達観してる登場人物もふくめ、 なんでこんなに暗い話を明るく描けるのか、毎回不思議に思う。 癒される…のとは、少し違うかな。 心の中を優しく鷲掴みにされるような、ある種の恐怖感というか…。 流れることを自覚し、それを受け入れる、というかむしろ能動的に受け入れる価値観は作者自身のものかもしれないが、 それは出来そうで出来ないことかもなぁ、と思ったりもする。 まぁ何れにしても僕の境遇も僕の友人も、少なくとも今のところはここまでエキセントリックなものではないので、 こんなに突き抜けた暗い明るさと向かいあうことはないでしょう。

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2014/04/29

素敵なお話でした。 なんで私たちは身の丈に合った以上の幸せを求めてしまうんだろう…そんなことを考えながら読んだ。 よしもとばななさんの本は、辛いことももちろんあるんだろうけど、いつも満ち足りている。

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2013/09/24

『ハチ公の最後の恋人』の続編だったみたい。内容はやっぱりよしもとばななだな。ハワイの空気が伝わってくる。ハワイに行きたい、癒されたい。

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2013/07/01

世界の果て、天国に近い場所ハワイのサウスポイント。 日本では絶対に感じることのできない魂の輝き。 ハワイにいつか行って、魂の震えを感じてみたい。

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2013/06/14

《本文より》 「ごめんね、急に行かなくてはいけなくなったの。 家のつごうに逆らえるほど大人じゃない自分の年齢が悲しい。 向こうから必ず電話するから。 あなたの人生にいっぱいいっぱいいいことがこれからも起こりますように。 もうお昼寝の時に手を握ってあげられないし、アイスコーヒーにミ...

《本文より》 「ごめんね、急に行かなくてはいけなくなったの。 家のつごうに逆らえるほど大人じゃない自分の年齢が悲しい。 向こうから必ず電話するから。 あなたの人生にいっぱいいっぱいいいことがこれからも起こりますように。 もうお昼寝の時に手を握ってあげられないし、アイスコーヒーにミルクと蜂蜜をいっぱいいれてぐるぐる混ぜて飲みほすあのやり方もできない。 あなたは私のなんだったの? 自分じゃないのに自分みたいなあなた。 あなたの人生にいっぱいいいことがこれからも起こりますように。 満天の星のように、きれいな滝の水みたいにどんどんふりそそぎますように。 あなたにもあなたのママにも遠くにいるあなたのパパにもこのお祈りが届きますように。」 いろんな意味でありえないことだったのに、ものすごく好きになってしまっていた。彼はいちばんずるい角度から私の心にすとんと入ってきて、思いもよらない方法ですっかり私の心を奪っていた。 道徳的で真剣に考えているふうでも私の考えていることは自分を守ることばかりで、かたや死んだ弟のために自分の人生をいったんすっかり投げ出し、でも犠牲的にはならない珠彦くんのほうがよっぽどぶれていない。

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2013/06/03

ばななさんの本を久しぶりに読みたくなったので、再読。 珠彦くんとテトラの発する言葉がきゅんとくる。 「いいです、わからないことがたくさんあっても、言葉の色がわかるから。」 言ってみたい。 ハワイ行こうかな。

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2013/04/19

よしもとばななさんの本って 読むとココロが癒される これ読んでないなーと手にとったら ハワイの話だった ハワイ行ったことないけど ギラギラする太陽の照り返しとか 読んでてカラダに感じるようだった 「ハチ公」の後日談だったんだね また改めて読みたくなっちゃった。 最近、いろん...

よしもとばななさんの本って 読むとココロが癒される これ読んでないなーと手にとったら ハワイの話だった ハワイ行ったことないけど ギラギラする太陽の照り返しとか 読んでてカラダに感じるようだった 「ハチ公」の後日談だったんだね また改めて読みたくなっちゃった。 最近、いろんなところでハワイと縁がある やっぱ、呼ばれてるのかなーー(笑)

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2013/03/17

繋がってる運命の男女の話。 なぜか出会う。 何か感じる。 またしてもハワイは綺麗な色合い。 行ったことないからわかんないけど。

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