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プラントハンター の商品レビュー

3.6

35件のお客様レビュー

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2023/12/15

職人ってかっこいいなと思って読んだけど、やっぱ植物に対する熱量ハンパないと思った。 植物を愛して愛されて自分の命も相手の命も真正面に向かっていて職人の鏡だと思った。

Posted byブクログ

2023/05/05

なんか聞いた覚えがあるなと思いながら手に取った本。 世界中の植物を人に届けるプラントハンターという仕事。

Posted byブクログ

2019/06/13

(01) 30歳を過ぎた著者が20歳を過ぎてからの約10年を振り返り,「花」を生きたまま採集した数々のエピソードを披露している.「花」というのは,著者の言葉では植物全般を指している.花宇という会社の後継ぎとして育てられた著者が,反抗期もみせながら,稼業ないし家業と一体化していく様...

(01) 30歳を過ぎた著者が20歳を過ぎてからの約10年を振り返り,「花」を生きたまま採集した数々のエピソードを披露している.「花」というのは,著者の言葉では植物全般を指している.花宇という会社の後継ぎとして育てられた著者が,反抗期もみせながら,稼業ないし家業と一体化していく様子を本書に読むことができる. 興味深いのは,植物を採集することの罪悪感のありどころである.第三章では「植物は枯らしてもいい」と持論を展開し,植物を消費するものとして位置づけている.そこに資源を保全する感覚がまったく抜け落ちているかというとそうでもなく,栽培や繁殖,在庫や流通のバランスも後半には少し出てくる.また,法律に抵触する採集を行っていたことを包み隠さず暴露している点は,露悪的というよりも,「ハク」をつけ自身をブランド化しているようにも読める. 危険を冒すこと,命を懸けることとともに,脱法すれすれであることが語られ,こうしたリスクを植物の価値の上乗せに換価しているという商売として本書を読むことができるかもしれない. 様々な観点によっても,このプラントハンターの行く末は楽しみでもある.

Posted byブクログ

2017/12/16

図書館の本棚からなんとなく気になって選び出した一冊。 読んでいると…。 「これ!神戸の『世界一のクリスマスツリー』で今賛否両論になってる人だ!」と気付く。 植物卸問屋『花宇』の跡取りとして不自由なく過ごした青年期。 そして厳しい職人の世界に飛び込んでからの彼のハングリー精神やチャ...

図書館の本棚からなんとなく気になって選び出した一冊。 読んでいると…。 「これ!神戸の『世界一のクリスマスツリー』で今賛否両論になってる人だ!」と気付く。 植物卸問屋『花宇』の跡取りとして不自由なく過ごした青年期。 そして厳しい職人の世界に飛び込んでからの彼のハングリー精神やチャレンジ精神。 そして植物への愛と自分を囲む人たちへの愛。 植物を愛してるからこその「植物は枯らしてもいい」という短い章になんだかとてもたくさんの想いを感じた。 そして植物園に行きたくなった(^^)

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2016/11/02

知らないことだらけで面白い。 ただ少し釈然としないのは勝手に持ってきてる感が強かったり、自然に悪い影響を与えそうだと感じてしまうからか。

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2016/04/08

たまたまテレビで知った「プラントハンター」と言う職業(せかい)。 早速、本を探し読んでみた。 読んでいて最後までわくわくが止まらなかった。 【忘れたくない言葉たち】 莫大な富を武器に欲しいものを全て手に入れた人間が、最後に欲しくなったものが植物だった。自分が美しいと思える植物...

たまたまテレビで知った「プラントハンター」と言う職業(せかい)。 早速、本を探し読んでみた。 読んでいて最後までわくわくが止まらなかった。 【忘れたくない言葉たち】 莫大な富を武器に欲しいものを全て手に入れた人間が、最後に欲しくなったものが植物だった。自分が美しいと思える植物、誰も持っていない植物に囲まれて暮らしたい。物質的にどれだけ満たされても豊かな生活を送っていても、どうしても埋められないものがある。それを埋めるものが、植物だった。 プラントハンターの使命とは、植物の力を借りて人の心を豊かにすること。 植物には人の心を豊かにする力がある。 玄関に小さなサボテンを飾ってみる。家に帰ってきたあなたを心地よく癒してくれるはず。テーブルにバラの切り花を飾ってみる。その美しい花びらで食卓が華やぐはず。部屋にパキラの鉢を飾ってみる。ぐんぐん成長するその姿にどんどん愛しさがわいてくるはず。 日々育まれた小さな幸せが、私たちの心を豊かにする。すると、こんなことをふと思うようになるかもしれない。 「植物ってすごいかも」

Posted byブクログ

2015/05/13

未知の世界でおもしろい 巨木や珍しい木や花っていろいろある またそれを探す人達がいるっていうのを実感

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2014/11/02

研究者(ではないが)本。世界中から変わった植物を買い付けてくる植木屋さんによる、自分のの仕事の説明。いろいろな変わった植物や、その採取方法などがわかりやすく書かれている。筆者の好奇心がストレートに現れていて、とてもおもしろかった。

Posted byブクログ

2013/12/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ほかの小説の中で「プラントハンター」という職業が出てきたので読んでみた。世界各地の珍しい花(著者の定義では、いわゆる木も花と呼ぶ)を探しに行き、ときには命がけでそれを手に入れる。花に対する執着心はすごい。 本の構成を言えば、著者のエピソードを交えつつ、花ひいては植物に対して新しい価値・魅力を感じて欲しい、ということが前面に出てます。エピソードが多いせいか、各章がぶつぶつ切れた印象があってちょっと読みにくかったですが、改めて植物のすごさ、生命力や魅力を感じました。

Posted byブクログ

2013/12/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

プラントハンター、というお仕事があるのを初めて知りました。 植物を通じて、人と触れ合うお仕事。 とてもステキですが、花のように美しいだけの仕事ではなく、その裏には相当な努力やまた駆け引きもありそうです。 その花を愛し、その根を思う。 花の美しさだけに囚われず、それを支えているものに感謝して 花を楽しめるようになりたいなぁと思いました。 ---------- 花の究極のエロスは、美しさと醜さの境目にある、と著者は言う。 それは植物だけでなく人間も同じなのではないかと思った。 ひととして成長するのには、何をしているかではなくて、どれだけその言動に愛や気持ちを込めているのかってことが大切なんだと思う。

Posted byブクログ