プラントハンター の商品レビュー
タイトルには惹かれたのですが、彼のせっかくの勝負強さや努力も、実家「花宇」の余裕っぷりに隠れてしまうような。。 そして初代「プラントハンター」のお父様がすごいのだなと感じました。それにしても本当に、仕事っていろんなものがあるんだなぁ。興味深かったです。
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色々な仕事があるものだなと、気づかせてくれたと同時に、色々なニーズがあるものなのだな、と改めて世界の広さを知った。 植物を狩るという事を、金持ちの道楽みたいに感じるひとがいることも事実なのだろう。その点については、より植物のことを知ることができることのほうが価値があるのだから...
色々な仕事があるものだなと、気づかせてくれたと同時に、色々なニーズがあるものなのだな、と改めて世界の広さを知った。 植物を狩るという事を、金持ちの道楽みたいに感じるひとがいることも事実なのだろう。その点については、より植物のことを知ることができることのほうが価値があるのだからと、著者はカバーしている。やはり、そのあたりは、プラントハンター達だけが抱える問題ではない、難しい問題なのだろう。 家族の仕事を引き継ぐことの難しさを、体験を通して伝わってくるのは勉強になる。
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プラントハンターという職からして私にとってもは大変珍しかったので、表紙買いしたこの本。 内容は、著者の仕事の中でも印象に残ったエピソードをのせているのですが、植物の可能性や、世の中にこういう職種もあるのかと興味を持って読むことができます。 世界中を飛び回れて楽しそうだなって印象...
プラントハンターという職からして私にとってもは大変珍しかったので、表紙買いしたこの本。 内容は、著者の仕事の中でも印象に残ったエピソードをのせているのですが、植物の可能性や、世の中にこういう職種もあるのかと興味を持って読むことができます。 世界中を飛び回れて楽しそうだなって印象ですが、 365日絶え間ない努力と、大変な思いをして今が成り立っていることがよくわかる自伝のようなものです。 やはりどの職業でも共通していえるのは、 一流のプロと言われているかたは、その仕事が好きであり、その仕事の意義をしっかりと分かっていて、徹底的にこだわっているということ。 とても刺激をもらえた本です。
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プラントハンターというタイトルに、ハンターハンターのワクワク感を感じ読んでしまった。読んだ感想は、著者でありプラントハンターでもある西畠さんとその父のキャラがまた、ハンターハンターっぽい!男のロマンが詰まった一冊。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「プラントハンター」という仕事そのものが面白かったし、著者の成長物語としてもとても面白かった。 職業につくきっかけ、職人さんやお父さんとの確執、技術そのものの習得過程、海外取引のトラブルなどを経て、腕や目が確かなものとなり、新しい斬新な企画ができるようになり、多くの人の気持ちを動かすようになってきた、という。 様々な植物の話も面白く、珍しい植物を集めるという欲望にいきついた大富豪の話(ヨーロッパ貴族も同じだ)、桜の開花調整、ご神木、突然変異、新種の名前付けのことなど……。 この本に出会えてよかったな、と思えた、おそらく今年のベストワンかも。
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