ビブリア古書堂の事件手帖 の商品レビュー
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感想 古書店と美人というギャップがいい。シリーズ化されているが、五浦と栞子は付かず離れず、ヤキモキした関係が続くのだろうな。 続きは気になるなぁ。 あらすじ 鎌倉にある古書店ビブリア古書堂。五浦大輔は古書店で働く美しい女性のことが気になっていた。時は6年流れ、大輔は無職だった。祖母の遺品整理の際に出てきた漱石全集の鑑定をビブリア古書堂にお願いしにいく。 店主の栞子は内気な性格だが、本の話題になると止まらなくなる。祖父を引き継いで古書店を営んでいる。漱石全集を手にした彼女は、思いもよらぬ祖母の秘密を明かしていく。入院していた彼女は大輔に古書店で働かないかと誘う。 栞子は伝聞だけで次々と身の回りに起こる事件を解決していく。せどり屋の盗まれた本を探す話、大事にしていた本を急に売りたいと言われた話。 最後は、栞子が持っていた太宰治の初版の晩年の話。栞子が入院している理由が、晩年をしつこく狙う相手から突き落とされた。その相手を突き止めるために五浦と協力して相手を突き止める。
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7、8年ぶりに読んだので内容は全く覚えておらず、初めて読んだときのように楽しめた。 いつも新しい本ばかり買うけれど、たまには古本屋で買ってみるのもいいかもしれないなぁ、、、
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古書にまつわる謎が解かれるとき、古書と人の関係が浮き上がり、温かい気持ちになる。 あと、栞子さん可愛い、
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本にまつわるミステリーということで、本の持ち主の秘密や、本を盗んだりする事件が起きるミステリー。 文学の知識もちりばめてあるけど、読みやすいし分かりやすい。 雰囲気的には奇麗でふわふわした感じのある作品。 作中で感想が書かれている、小山清の落穂拾いは読んでみたいと思った。 「理想だけど、理想と分かって書いているからいい。」というのが、どんな作品なのか気になった。
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個人的には第2話のストーリーが好きです。 小山清の作品も気になります。 キャラ設定の好みは分かれるかなと思いますが、 サクッと読める手頃なミステリーでした。 なかなか読んだ本のことを言い合えるような人が身近にいないので、栞子さんみたいな方とお話ししてみたいです。、
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サクッと読めるのがヨイです。 それぞれにキャラクターが立っているので読んでいて楽しいです。 深い読みを披露されて、掌の上にいる感がなんとも言えません。
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北村薫の空飛ぶ馬を読み終わり、「日常の中に転がるちょっとした謎」と「実在する文学作品が物語に登場すること」が共通する作品として、以前読んだことのあるこのビブリア古書堂の事件手帖シリーズを思い出し読み直した。ライトノベルっぽさがあり読みやすい。短編のようでいて1冊まるっと上手くまと...
北村薫の空飛ぶ馬を読み終わり、「日常の中に転がるちょっとした謎」と「実在する文学作品が物語に登場すること」が共通する作品として、以前読んだことのあるこのビブリア古書堂の事件手帖シリーズを思い出し読み直した。ライトノベルっぽさがあり読みやすい。短編のようでいて1冊まるっと上手くまとまっているストーリー。面白かった。作中に出てくる文学作品を知らないのが悔やまれるところ。
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ゆっくり丁寧に時間が流れる本でした。 事件自体はさほど驚くほどのものではないけど、古書が事件の起承転結に関わるという発想が斬新。 第一話;俺「五浦大輔」の出自の秘密 第二話;本を盗んだ女子高生 第三話;秘密を抱える夫と、何があっても夫を愛する妻の夫婦の絆 第四話;ビブリア古書堂...
ゆっくり丁寧に時間が流れる本でした。 事件自体はさほど驚くほどのものではないけど、古書が事件の起承転結に関わるという発想が斬新。 第一話;俺「五浦大輔」の出自の秘密 第二話;本を盗んだ女子高生 第三話;秘密を抱える夫と、何があっても夫を愛する妻の夫婦の絆 第四話;ビブリア古書堂店長「篠川栞子」の絶対に手放せない一冊
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東京バンドワゴンシリーズから同じ古書店もののこちらも読みたくなり再読。栞子にときめくシーンはラノベ臭(偏見?)がするが、毎回取り上げられる本に興味を持たせるように書かれているのが魅力。栞子さんは内向的な性格と清楚な容姿を隠れ蓑にしているが、今回の再読で、かの人物譲りのダークな部...
東京バンドワゴンシリーズから同じ古書店もののこちらも読みたくなり再読。栞子にときめくシーンはラノベ臭(偏見?)がするが、毎回取り上げられる本に興味を持たせるように書かれているのが魅力。栞子さんは内向的な性格と清楚な容姿を隠れ蓑にしているが、今回の再読で、かの人物譲りのダークな部分を強く感じて大輔に同情した。自分のことを本気で心配してくれている店員を良いように使いすぎ。主役2人よりしのぶさんと文香が好きだなぁ。
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本、古書にまつわるミステリ。 日常ミステリ系を読むと「ふーん」で終わることが多いのですが、 本書は事件の重さや、ミステリの核部分が良い塩梅。
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