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ウェブ×ソーシャル×アメリカ の商品レビュー

3.6

55件のお客様レビュー

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2011/11/14

2011 11/14パワー・ブラウジング。筑波大学図書館情報学図書館で借りた。 第59回日本図書館情報学会のある研究発表の中で、実験用図書として使われていた本。たまたま新着棚にあったので借りてみた。 現在のコンピュータ文化の背景にあるアメリカ文化について、Wiredと西海岸文化、...

2011 11/14パワー・ブラウジング。筑波大学図書館情報学図書館で借りた。 第59回日本図書館情報学会のある研究発表の中で、実験用図書として使われていた本。たまたま新着棚にあったので借りてみた。 現在のコンピュータ文化の背景にあるアメリカ文化について、Wiredと西海岸文化、カウンターカルチャー、東海岸(リバタリアン)、Facebookとアエネーイス=西洋文明、「アメリカのプログラム」などいろいろ扱った本・・・だがざっとしか読んでないので評価については判断保留。 本質とは関係ないが、仕方ないとは横文字の単語が多数出現し、その本文中での処理がとても読みづらい。横書きの本で出してくれればだいぶ読み易かったと思うのだが・・・。

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2011/11/14

もうちょっと社会学と民俗学的な考察がなされた評論かと思いきや、いわゆるカウンターカルチャーからの流れを延々と紐解いていく、どっかで読んだような本。文献的価値は多少あるのかな?

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2011/11/02

実際的な内容ではなく、非常に思想的な内容。 どのようにしてウェブが成立して、GoogleやApple、Facebookが生まれたのかということをアメリカの文化、精神性によって説明しようとするもの。 Whole Earth Catalogのスチュワート・ブランド、カウンターカル...

実際的な内容ではなく、非常に思想的な内容。 どのようにしてウェブが成立して、GoogleやApple、Facebookが生まれたのかということをアメリカの文化、精神性によって説明しようとするもの。 Whole Earth Catalogのスチュワート・ブランド、カウンターカルチャー、トランセンデンタリズム、プラグマティズム、トグヴィル、ヴィーゴなど幅広い視点から語られている。 しかし、全体の構造がわかりにくいため、非常に読みにくい。もう少し構造的にロジカルに記述して欲しかった。

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2011/10/25

 アメリカの文化的背景とインターネットの隆盛、Whole Earth Catalogueに代表されるヒッピー文化の投影、インターネットとウェブのもたらすもの等、実に広範で詳細な考察がなされている。良書。  ただし、論理的にやや断定的な部分があること、それに何より文章が難解で筆者の...

 アメリカの文化的背景とインターネットの隆盛、Whole Earth Catalogueに代表されるヒッピー文化の投影、インターネットとウェブのもたらすもの等、実に広範で詳細な考察がなされている。良書。  ただし、論理的にやや断定的な部分があること、それに何より文章が難解で筆者の考察を一定のスピードで追って行くのが相当難しい。良書なだけに残念な部分も。

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2011/10/25

FacebookやGoogle、Appleが生まれた背景として、アメリカの文化や社会を掘り下げ分析。ただし、これからの話しは少ない。話があちこちに飛んで、言いたいことがわかりにくかった

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2011/09/20

Apple,Google,Facebookを三極とした現在のWEBの成立を歴史的にひもといていて、勉強になる本。 ベルクソンやバックミンスターフラー、レヴィ=ストロースまでカバーしてて、守備範囲が広すぎて、もうちょっと説明して!、という箇所もありますが。。。 <全球時代>とい...

Apple,Google,Facebookを三極とした現在のWEBの成立を歴史的にひもといていて、勉強になる本。 ベルクソンやバックミンスターフラー、レヴィ=ストロースまでカバーしてて、守備範囲が広すぎて、もうちょっと説明して!、という箇所もありますが。。。 <全球時代>というのは、今後ナショナリズムの解釈の文脈でも大事なキーワードになってくると思います。

Posted byブクログ

2011/08/30

800円の本にしてはものすごく読み応えがあった。思っていた以上に内容は立体的な構成になっている。読むなら一息に読み通してしまいたい。 自分では思いもしなかった展開で着想がユニーク。アメリカという国に対する理解が深まると新たに見えてくる世界があるのだと実感。

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2011/08/28

前半を読み終えて現代アメリカのインターネットで起こっていることの羅列だけなのかと思われたが、著者がウェブのライトヘビーユーザーであり、ウェブのようにノンリニアに表現した結果というのがわかった。トクヴィルが見たデモクラシーを実現する社会がfacebook、googleを得て新たな局...

前半を読み終えて現代アメリカのインターネットで起こっていることの羅列だけなのかと思われたが、著者がウェブのライトヘビーユーザーであり、ウェブのようにノンリニアに表現した結果というのがわかった。トクヴィルが見たデモクラシーを実現する社会がfacebook、googleを得て新たな局面に入っている。民主主義ってことを実験し、フィードバックをかけ、間違ってたらすぐに訂正し発展させていく国としてアメリカを捉えている。 アメリカ自身金融危機の問題等はらんでいるが、元々のトグヴィルが見たシステムが機能し解決に至るようにしてほしい。 もし、このような本を日本のこととして書くとどうなるだろうか? 日本の理念て何なのだろうか?と疑問に思った。

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2011/08/19

60年代のカウンターカルチャーがいまなおウェブに落としている影を読み解く。WEC(Whole Earth Catalogue)の夢がまさに実現しようとしている現在において、あらたなビジョンはどこから出てくるのか。おもしろい部分もあるのだが、いくぶん冗長にも感じる。第5章Faceb...

60年代のカウンターカルチャーがいまなおウェブに落としている影を読み解く。WEC(Whole Earth Catalogue)の夢がまさに実現しようとしている現在において、あらたなビジョンはどこから出てくるのか。おもしろい部分もあるのだが、いくぶん冗長にも感じる。第5章Facebookのあたりはこじつけ感もあるし、それからさきはさらに散漫に。あっちとこっちを「結びつけて語る」だけでは、やはり話の行方が見えづらい。前半だけなら★★★★。

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2011/08/02

アメリカの歴史と思想をからめて、現在のWeb系企業の成り立ちについて書かれた本。アメリカの歴史や経済学についての見識が浅い私には、あまり印象に残らなかった。文章としても、簡単な内容を専門用語を使って、小難しく書いてある印象を受けたので、二度読みたいとは思えないかった。

Posted byブクログ