TPP亡国論 の商品レビュー
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自国通貨を安価に誘導して輸出を拡大し、他国の需要を奪い取る政策は「近隣窮乏化政策」と呼ばれています。各国とも不況の中で、他国を犠牲にしてでも自国民の雇用を守ろうとするのです。p76 【反対理由】 ・デフレ不況や食料の海外依存という「内の情実」 ・グローバル化 ・グローバル・インバランス ・アメリカの輸出倍増戦略 ・気候変動といった「外の大勢」p220
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「TPP参加なんて論外」とバッサリ切り捨てる著者。現行の政府がどれだけクレイジーであるか、経済学的・歴史的な根拠を挙げてわかりやすく説明されてます。そもそもTPPってなに?というひとは必読です。
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時流にのって、なのか? 今後50年の行く末を決めかねない重大な決断であることに気付かず、貿易のトレンドとしか認識していないのではないか。 冷静な警鐘を鳴らす一冊。
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いまさらながら読みました。 本書ではじめて、TPPをめぐる官僚やメディアの言論をながめたけれど、まあいい加減なものだ。論理的な飛躍もすさまじく、これが日本の一流大学出の書いた論文かと思うと、日本って・・・orz というより、国民を小ばかにしてるんだろうな~。 TPP論はさながら、最終章の江戸時代の鎖国・開国論がおもしろかった。戦略の欠けた日本丸はいったいどこへ流されていくのだろうか・・・。
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一時期盛りあがってた、TPPを中心に経済について。 TPPのしくみ、関税と為替、構造改革とデフレ等から、TPPに入ることはデメリットだらけであること、まず日本がすべきことが書かれたわかりやすい本。
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TPPで注目を集める中野剛志氏のTPP反対の書。 TPPの本質はアメリカとのFTAであり、日本が目指すほど輸出は伸びずむしろアメリカの農産物が大挙して押し寄せると。デフレで苦しむ日本国はさらにデフレを加速させ、困窮を極めるだろうとのこと。 デフレ脱却のために需要を獲得するためには、TPPではなく中国やインドのような国を取り込まないといけない。のかなぁ。 新聞やテレビよりもTPPの本質が深く分かる本。結局のところ、外交交渉の本質的な中身や議論の実態が分からないので、自分なりの結論は出せず終い。賛成も反対も業界団体が過剰に反応していて分からん。
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TPP(trans pacific partnership)が日本にどのような影響を及ぼすか。反対の立場から。 一章:参加しなければ世界から孤立する←TPPに参加している国は外需に依存している国が非常に多い。日本が輸出できるのはアメリカだけである。 実質日米FTAであり、アメリカ...
TPP(trans pacific partnership)が日本にどのような影響を及ぼすか。反対の立場から。 一章:参加しなければ世界から孤立する←TPPに参加している国は外需に依存している国が非常に多い。日本が輸出できるのはアメリカだけである。 実質日米FTAであり、アメリカは輸入を増やす気はない。さらに、韓国や中国なども加盟する予定はなくTPPによって日本の交渉力が制限されてしまう。
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非常に痛快。TPP反対への気持ちが強くなった。もちろんきちんと賛成派の本も読んで比較しなければならないはずだけど。
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とても分かりやすかったし、明晰な分析だと思った。もちろん、著者の洞察が全て正しいかどうかは分からないが、日本がTPPに加盟するメリットなんて全くないと言う理由がよく説明できていたと思う。
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今更ながら初めて読んだTPP本です。この本の前と後では大分TPPに関する国民意識も変わってきていると思いますが、御他聞に漏れず私もすっかりTPP反対になりました(笑) 本書の主張はタイトル通りですが、その論拠を分かりやすくマクロ経済、国際情勢の観点から解説し全てが納得いきました。...
今更ながら初めて読んだTPP本です。この本の前と後では大分TPPに関する国民意識も変わってきていると思いますが、御他聞に漏れず私もすっかりTPP反対になりました(笑) 本書の主張はタイトル通りですが、その論拠を分かりやすくマクロ経済、国際情勢の観点から解説し全てが納得いきました。まず何よりもデフレ脱却が重要でその為にはTPP参加による「偽りの開国」ではなく、内需拡大=公共投資が必要である、という主張はこれまでの政治の流れからは逆行している様に思われますが非常に得心できました。 また本書が現在京都大学で研究している経産省からの出向者の手によるものと言う事も興味深いです。 今後はTPP賛成派の本(探したけど無いんですよね~。論文はいくつか見つけましたが)にも目を通したいと思っています。
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