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きみはポラリス の商品レビュー

3.4

1053件のお客様レビュー

  1. 5つ

    142

  2. 4つ

    297

  3. 3つ

    371

  4. 2つ

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  5. 1つ

    26

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2025/02/04

パケ買い! すごく好き。こんなにも愛の形があるのかと。 中でも惹かれた作品は「冬の一等星」。またタイトルも好き。

Posted byブクログ

2025/01/25

読みやすい 最初と最後の物語が繋がってるのかな? 裏書にも >三角関係、同性愛、片想い、禁断の恋…… ってあるけど 「おっと、これは???」 「あれ?」  みたいな物語があって、基本的には淡々としているのに、時々どろっとしたなにかがむわっとする瞬間がある。一瞬だけ目が光るとい...

読みやすい 最初と最後の物語が繋がってるのかな? 裏書にも >三角関係、同性愛、片想い、禁断の恋…… ってあるけど 「おっと、これは???」 「あれ?」  みたいな物語があって、基本的には淡々としているのに、時々どろっとしたなにかがむわっとする瞬間がある。一瞬だけ目が光るというか、文章がずっしりするターンがあって、その後突然からからに乾燥するような、不思議な文章の流れがある気がする。

Posted byブクログ

2025/01/24

様々な形の11の恋愛短編。なんとなく思い描いていたものとは違った。多様で、それが恋愛かと、謎を抱えながら、又、予測できない展開にどきどきしたり。 ひとつひとつ、雰囲気が違い、個性の強さに、短い頁ながらだんだん引き込まれていきました。それを恋とは、当人は知ってか知らずか、自らはまり...

様々な形の11の恋愛短編。なんとなく思い描いていたものとは違った。多様で、それが恋愛かと、謎を抱えながら、又、予測できない展開にどきどきしたり。 ひとつひとつ、雰囲気が違い、個性の強さに、短い頁ながらだんだん引き込まれていきました。それを恋とは、当人は知ってか知らずか、自らはまり込んでいる姿、心情は、特別なことではなく、私たちも突き詰めれば、日常でそれはありえるのかも。 ずっしりくるもの、ときにほろりと涙をはこぶもの。 私たちがしたこと、骨片、ペーパークラフト、春太の毎日が印象的でした。恋愛でもあるけれど、人と人との人間模様が深く描かれていると思いました。相手と同じものを抱え、時に悩み、そんな感情を共有して築き上げていければ良いのだろうけど。 すべてを飲みこんで生きていく

Posted byブクログ

2025/01/21

色んな愛や恋の形の物語がまとまった一冊でした。 見た目や相手のスペックなどで恋をしがちな世の中ですが、もっと感情のままに恋愛しても良いんだよと言ってくれているような気がします。

Posted byブクログ

2025/01/18

こんなにもいろんな愛の形があるんだと、よくある恋愛小説のような甘さはなく、人間愛的な大きな愛がこの本にはちりばめられていた。 題名のポラリスは北極星のことらしい。 この季節の空は澄んで、都会の空でも北極星が綺麗に見える。 またたいて見えるから、希望にも見える。 地球上から見たら、...

こんなにもいろんな愛の形があるんだと、よくある恋愛小説のような甘さはなく、人間愛的な大きな愛がこの本にはちりばめられていた。 題名のポラリスは北極星のことらしい。 この季節の空は澄んで、都会の空でも北極星が綺麗に見える。 またたいて見えるから、希望にも見える。 地球上から見たら、ほとんど動かないその星は、はるか昔の旅人たちの道しるべとなってきたんだろうな。 自分の道しるべとなるような関係性。 そんなん、最高だわ、って大きな愛を感じて、ちょっと吐き出した空気の温度あがったみたい。

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2025/01/16

特に好きなお話は、 永遠に完成しない二通の手紙 骨片 優雅な生活 永遠に続く手紙の最初の一文 です。

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2025/01/10

よく目にするタイトルだったのと、 どこかファンタジー感のある可愛らしい装丁から、 読み易い恋愛青春群像劇かなと思っていたけれど、 どれもこれも一癖二癖ある、恋愛?短編集だった。 ◆永遠に完成しない二通の手紙 岡田の元へ寺島がラブレターを書く手伝いを頼みに来る話。 短編小説ではど...

よく目にするタイトルだったのと、 どこかファンタジー感のある可愛らしい装丁から、 読み易い恋愛青春群像劇かなと思っていたけれど、 どれもこれも一癖二癖ある、恋愛?短編集だった。 ◆永遠に完成しない二通の手紙 岡田の元へ寺島がラブレターを書く手伝いを頼みに来る話。 短編小説ではどうしてもそこまで私は入り込めない設定。 ◆裏切らないこと 妻が息子に対してしていた行為を目撃し、戸惑う夫の話。 いやいや私も仰天したわ。世のお母様方の意見を訊きたい。 これハートウォーミングなほっこり話なの?普通なの…?怖 ◆私たちがしたこと かつて起きた、誰にも言えない暗く深い秘密の事件の話。 実際にあってはならないことだけど、悲劇と惨劇の狭間で、 悲しくて切なくてやるせなくて妙にロマンチックだと思う。 永遠の秘密事を二人が共有しているというドラマチック感。 ◆夜にあふれるもの ミッション系の高校にて、異常な信仰心を放っていた友人、 やがてその友人の夫が「妻がおかしい」と言い、訪ねてくる。 ちょっと京極(絡新婦の理)読んでるみたいで気味悪かった。 こういうのって興味深いし関心もあるけど、共感はないな。 ◆骨片 女学生時代に恋焦がれた先生の遺骨を大切に持っている私。 祖母が亡くなった際、骨壷に先生の遺骨も一緒に入れた。 これで祖母の墓参りの度に先生にも会える。 可愛くて強くて覚悟と決心と穏やかな愛のある素敵な話。 ◆ペーパークラフト 出張の多い夫の後輩という男が少しずつ近付いてくるが、 実は彼には目的があった。復讐、とは。意趣返し、とは。 いやんとても好きなお話。終わり方も好き。昼ドラみたい。 ◆森を歩く 謎の多い同棲相手のあとをついていくと驚くべき事実が。 ◆優雅な生活 健康的な生活を恋人に提案し、最初の内は口論になるが、 承諾をしてくれた彼があまりにものめり込んでいくお話。 連続して同じような系統の物語。どっちもとっても好き。 二宮知子といくえみ綾を足して割ったみたいな物語。笑 あまりにもくだらなくて馬鹿らしくてエキセントリック、 でもそんなふたりでも、そんなふたりだからこそ、幸せ。 ◆春太の毎日 これもいくえみ綾感…それか、まんま「まっすぐにいこう」 読んで速攻気付いたので飽きちゃって飛ばし飛ばし読んだ。 ◆冬の一等星 うっかりで始まった、誘拐犯と人質のたった一晩の物語。 私の大好きなあの漫画の雰囲気があって、とっても好き。 似たような話はたくさんあるだろうけれど、でも、好き。 ◆永遠に続く手紙の最後の一文 最初の二人の話再び。うーんやっぱり私には合わないかも。 好き嫌い分かれそう。

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2025/01/03

難しい言葉も複雑な表現も無く、情景が思い浮かぶ文章。 よくある恋愛小説では無く、これもそれもひとつの愛の形なのかと。 日常の中の非日常でも無く、たぶんこんな日常を送ってる人たちがいるんだろうなと。 どれも読み応えある短編小説集。 春太かわいい。

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2024/12/28

三浦しをん初めて読んだけど大好きになってしまった。骨片、森を歩く、冬の一等星、あと最初と最後の岡田と寺島のお話が特によかった。なんか全体的にこの人の文章好きだ… ちょっとモヤモヤする話もあったんだけどそういう話も部分的に文学表現が素敵だな〜とか思いながら読んでた。 一番好きなの...

三浦しをん初めて読んだけど大好きになってしまった。骨片、森を歩く、冬の一等星、あと最初と最後の岡田と寺島のお話が特によかった。なんか全体的にこの人の文章好きだ… ちょっとモヤモヤする話もあったんだけどそういう話も部分的に文学表現が素敵だな〜とか思いながら読んでた。 一番好きなの、森を歩くか冬の一等星かで迷うけど冬の一等星かな… 二度と会うことのできない文蔵と過ごしたたった数時間に人生の希望を見出して生きていく映子がまさにきみはポラリスって感じでよかった。人と人とが心から分かり合える貴重な瞬間、尊い。 本当によくてもっと色々感想書きたいんだけど適切な言葉が見つからない。三浦しをんの他の本も読みます。

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2024/12/19

新潮文庫の100冊 2024を読もうと入手した。 (2024.12.18) ※2024.12.8古本をネットオフに注文、12.13到着  新潮文庫の100冊 2024:10冊目

Posted byブクログ