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やわらかなレタス の商品レビュー

4

127件のお客様レビュー

  1. 5つ

    30

  2. 4つ

    49

  3. 3つ

    27

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2024/02/29

いわゆる「エッセイ」というものを久々に読みました。 可愛いタイトルと可愛い表紙の通り、読んでいてほのぼのする文章でした。

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2023/06/04

食べ物をテーマにした短編集です。 江國香織さんのエッセイは日常に疲れた時に読みたくなりますね。暴力描写も生々しい人間関係もなくひたすら癒されます。 ペットボトルのパッケージの文章で深く考え込んでしまうところに親近感を感じました(笑)

Posted byブクログ

2023/02/03

もう、江國さんのユニークな表現に思わずクスッと笑わされてしまう。 どの節の食べ物の話もおいしそう。お酒飲みたくなる。 かろやかに読めてしまう。 そして、江國さんの本を読むと自然にひらがなを多用したくなる。 ひらがなってやわらかい。 やわらかなひらがな。

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2022/07/10

いいなあ。文章そのものが好き。滋味がある。 果物をめちゃくちゃ食べるらしい。 ピーターラビット、そういえば読んだことないから読んでみたい。

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2022/06/19

確かにそこにあるはずの愉しみ。 江國香織のエッセイはとても身近に感じる。妹がいるところ、食べ物へのこだわり、小さい頃に読んだ本の話など、自分と重なるところがいくつかあるから。このエッセイも楽しく読んだ。 「バターミルクの謎」私も子どもの頃に読んだ外国の物語に出てくる食べ物に夢...

確かにそこにあるはずの愉しみ。 江國香織のエッセイはとても身近に感じる。妹がいるところ、食べ物へのこだわり、小さい頃に読んだ本の話など、自分と重なるところがいくつかあるから。このエッセイも楽しく読んだ。 「バターミルクの謎」私も子どもの頃に読んだ外国の物語に出てくる食べ物に夢を持っていた。このエッセイで取り上げられていたのは「バターミルク」だが、私の場合は「レモン水」と「キイチゴのジュース」である。大人になった今、「レモン水」がレモネードだと知っているし、好き好んでよく飲んでいるけれど、あの物語の中に出てきたような美味しさにはたどり着いていない気がする。 「昭和のお砂糖」お菓子を作るうちにこんなに砂糖を入れるものかとショックを受け、どこまで砂糖が減らせるのか試したことがある。なんとか成功するギリギリラインを見極めるのはできるけど、でもやはり砂糖がレシピ通りたっぷり入っている方が美味しいと思う。砂糖が入っているホテルの牛乳にショックを受けたことを思い出した。牛肉と砂糖といえばすき焼きで、それは最上級のご馳走である。今でも。

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2022/03/26

江國さんの食べものをめぐるエッセイ。江國さんって妖精ですか?江國さんには世界はこんなふうに見えてこんなふうに感じているんだな。おもしろい世界。なんだかとっても眩しくてふわっとしている。私も私の感性でおもしろがって日々を生きてみたくなった

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2022/02/05

あたたかいジュース…。 高級なレストランで、お皿に少しずつしか載っていない料理がつぎつぎと運ばれてくるかのよう。 p133 「世のなかも人生もちっとも安心じゃないものなのだから、旅や外食という小さなたのしみくらいは、安心して行いたいので予約してでかける。」

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2022/10/11

本当にこの方の書かれる文章がすきだ。改めて何度も思う。 初めてふれたときから、さかのぼればもう10年以上はファンを続けていると思う。 あの頃に比べると、少しだけこの人の見ている世界を共感できている気がする。 共感というか、 ああ、なるほど、そういうのってなんか分かる そんな感じに...

本当にこの方の書かれる文章がすきだ。改めて何度も思う。 初めてふれたときから、さかのぼればもう10年以上はファンを続けていると思う。 あの頃に比べると、少しだけこの人の見ている世界を共感できている気がする。 共感というか、 ああ、なるほど、そういうのってなんか分かる そんな感じに、視界とか思考とか、ヘンなところとか、そういうものが理解できる大人に少しなったのかしら。 そんな気持ちが深まる、1冊。

Posted byブクログ

2019/06/25

食にまつわるエッセイ。 江國さんは食べ物に付随するイメージをも食して ご自身のものにされているから、 エネルギーに満ち満ちて、 フェミニンでありながら勇敢な物語を書くことができるのだと知る。

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2018/05/15

心地よいエッセイ。静かにじんわり染みてきて、読み終わる頃には自分も生活のひとつひとつをもっと味わわねば!と思えてくる。ムーミンママの作るあたたかいジュース、ハイジの白パン、童話に出てくるたべものは総じて魅力的。今後、釜あげしらすを見るたびに江國さんを思い出しそう。

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