やわらかなレタス の商品レビュー
江國香織さんのエッセイに食べ物が出てくると、きまってわくわくした。 『泣く大人』『とるにたらないものもの』は繰り返し読んでいる。 その中で、なにかしら食べ物、食事、料理がもりこまれたエッセイ集だった。 気取って見える料理名も、なんだかすぐ手を伸ばせばつかめる気がする。食べているよ...
江國香織さんのエッセイに食べ物が出てくると、きまってわくわくした。 『泣く大人』『とるにたらないものもの』は繰り返し読んでいる。 その中で、なにかしら食べ物、食事、料理がもりこまれたエッセイ集だった。 気取って見える料理名も、なんだかすぐ手を伸ばせばつかめる気がする。食べているような気分になる。 ゆっくりとそれこそ味わうように、愉しく読めたものばかりだった。
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江國香織さんのキラキラ輝く言葉たち☆ さすらいのウェイターと至福の一杯が好き♪ そしてそして、大好きな眺めたくなるような素敵な装丁☆
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江國香織のエッセイ。 彼女の真っ直ぐさも適当なところも可愛いと思う。 それに、十全に、などの言葉遣いも好き。
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ひさしぶりに江國さんのエッセイを読んだ。食べ物に関しての言葉の豊さに心が洗われた。ムーミンなど童話にまつわる話がほっこりしてよかった。「エイヤッ」もよかった。やらなきゃ、やらなきゃと思っているとエイヤッはなかなかやって来ない。でも、いざべつなことをしようとするとエイヤッはちゃっか...
ひさしぶりに江國さんのエッセイを読んだ。食べ物に関しての言葉の豊さに心が洗われた。ムーミンなど童話にまつわる話がほっこりしてよかった。「エイヤッ」もよかった。やらなきゃ、やらなきゃと思っているとエイヤッはなかなかやって来ない。でも、いざべつなことをしようとするとエイヤッはちゃっかりやって来るのだ。牛すじのかたまりを煮込むすきまに校正刷りを読む。時間がこま切れになっている方がはかどるというのが、うんうんとわかる気がするとうなずいてしまった。
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たべものにまつわる日常がぽつぽつと集められている本。生活とたべものは切り離せないものだから。匂いとかおいしかった味とか、だれかと食べた食事が、いつも思い出を彩っていると思う。細かい出来事より、その時食べたものを覚えておこう。
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パンと不文律 フランスパンは買ってきたその日のうちに食べ切らねばならない。 夜に台所で、家族四人が 立ったままフランスパンを食べる様子は、厳かな儀式ように美しい。
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リラックスして、穏やかな日差しの中、窓辺で読みたい本。 美味しいものがいっぱいつまっている。 江國さんの食べ物に対する愛情が伝わってきて、えも言われぬ心地になる。 題名の「やわらかなレタス」というところから、何とも言えない心持ちになる。 年末の慌ただしい時期にふっと自分に立ち帰れ...
リラックスして、穏やかな日差しの中、窓辺で読みたい本。 美味しいものがいっぱいつまっている。 江國さんの食べ物に対する愛情が伝わってきて、えも言われぬ心地になる。 題名の「やわらかなレタス」というところから、何とも言えない心持ちになる。 年末の慌ただしい時期にふっと自分に立ち帰れる1冊だった。
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久しぶりの江國さんのエッセイ。食べ物についてのエッセイではないのだけれど、(多分)、出てくる食べ物がどれも本当に美味しそうで、食事を大切にしている人なんだなと感じる。
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かなり前、発売日に見つけたけど、タイトルが余りにも江國香織してて買うのを躊躇ってて今に至った。今更になって読む。 他の方も書いてるけど、相変わらず現実感がない!本当に生きてるのか?エッセイなのにも関わらず、ひとつの小説のような作品でした。 ちなみにご飯がテーマ?のエッセイです。し...
かなり前、発売日に見つけたけど、タイトルが余りにも江國香織してて買うのを躊躇ってて今に至った。今更になって読む。 他の方も書いてるけど、相変わらず現実感がない!本当に生きてるのか?エッセイなのにも関わらず、ひとつの小説のような作品でした。 ちなみにご飯がテーマ?のエッセイです。しらす食べたい。
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江國さんのエッセイなので、 ご自身の生活とか行動について 書かれているのですが、 どうしても現実感がなくて…。 江國さんが本当に このような人なら、 日々を暮らしていくのは なかなかに大変だろうなと 思ってしまいます。
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