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かかわり方のまなび方 の商品レビュー

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41件のお客様レビュー

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2011/06/15

今のファシリテーションやワークショップのに疑問を持つ人はもちろん、 人とのかかわり方について、ひっかかることがある、 もやもやしてる人が読むとすっきりかもしれないです。 方法論とか技術論では語れない、あり方のお話。

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2011/05/24

これから私が目指したいことについて書かれています。うまく言葉にできない分野をこれだけきちんと書かれていることが本当に素晴らしいと思います。この本は合う、合わないがかっちりわかれると思いますが、合う人には本当に合うと感じました。

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2011/05/22

workshopやfacilitationについて著者が様々な方々との対話、会合を経て得た、人が人と関わる暗黙知的なものを纏めたもの。僕らが享受している働きの全体には、1層目:あり方・存在(to be)、2層目:考え方・知識、3層目:知識・技術(how to)があり、1層目が一番...

workshopやfacilitationについて著者が様々な方々との対話、会合を経て得た、人が人と関わる暗黙知的なものを纏めたもの。僕らが享受している働きの全体には、1層目:あり方・存在(to be)、2層目:考え方・知識、3層目:知識・技術(how to)があり、1層目が一番大事。働き方の質は1層目のあり方・存在の感受性にあるから、主というわきまえがあることで、主体的に関わる、相手に響き、みんなの仕事になっていく、というもの。知っていることは大事。でも関心を持って関わる続ける事、溢れ出す部分を見出すことの方がもっと、大事。

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2011/05/08

いろいろなファシリテーターの言葉・インタビューが出ていて、 その一つ一つが心を打つ本。 学びが大きい。 ファシリテーターの在り方 ワークショップなど 参考になることが多い。

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2011/07/18

2年前くらいの揺さぶりが蘇った。 授業とワークショップは対象や状況など条件が異なるので、必ずしも当てはまらないところはあるが、自分が心地よい「考える場」を思い返すことができた。

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2011/04/19

出た頃に図書館にリクエストしてたら、2ヶ月ほどして届く。次に予約待ちの人もいる本は、さくさく読んで返すことも多い。この本もさらさら読めそうな気がしたが、途中でちょっと止まって積んでいたあと、結局返却期限ぎりぎりまで借りていた。 「体験型」とか「参加型」とか「ワークショップ」、そ...

出た頃に図書館にリクエストしてたら、2ヶ月ほどして届く。次に予約待ちの人もいる本は、さくさく読んで返すことも多い。この本もさらさら読めそうな気がしたが、途中でちょっと止まって積んでいたあと、結局返却期限ぎりぎりまで借りていた。 「体験型」とか「参加型」とか「ワークショップ」、そういう場の進行役もしくは促進役と言われたりする「ファシリテーター」ってのは、ただの"座学"よりエエもんのように言われたりする。ただの「授業」より「体験型の授業」、ただの「研修」より「参加型の研修」、そっちのほうが、座って話を聞いてて寝そうになるよりは、もしかしたらエエこともあるのかもしれない。 でも「型」というところが、ちょっと怪しい。「"自主的な"避難を"促す"」みたいに怪しい。「"ボランティア"で"手伝ってください"」みたいに怪しい。そういう場で最初のうちは目新しく思えた「アイスブレイク」のいろいろも、ちょっとうさんくさく感じたり、"どこか"へ連れていこうとするファシリテーターに、結局行き先は決まってんのか?と思ったり。 そんなことをこの本を読みながらいろいろ思った。「ファシリテーター」という人たちは、何をやってるのか。どんなことを意識し、どんな関わりをもとうと思っているのか。そもそも「ワークショップ」って何? ファクトリー(工場)ではなく、工房が原義だという「ワークショップ」、その違いは何? ▼人が人とかかわり合う、ということ。  互いに力を与え合う有機的なかかわり合いを通じて、"自分の仕事"は"わたしたちの仕事"になるのだなあと思う。(p.275) いろんな人が出てきた。著者の逡巡も率直に書いてあって、その迷いや問いを、人の話を聞き、人の振るまいやたたずまいを見ながら、人と人との「間」でこの人は考えてきたんかなと思った。 この人の『自分の仕事をつくる』はだいぶ前に読んだけど、また読んでみようかなと思った。

Posted byブクログ

2011/04/16

各ファシリテーターのインタビュー本。 ・アドベンチャープログラム 人とひとが全力でかかわり合う中でようやく可能になるような課題が次々と提示され、グループでそれに取り組んで行く。 参加者はそれぞれの能力や個性に触れ、自分の欠点を認識し、他者への信頼、自分を肯定し需要する感覚を育め...

各ファシリテーターのインタビュー本。 ・アドベンチャープログラム 人とひとが全力でかかわり合う中でようやく可能になるような課題が次々と提示され、グループでそれに取り組んで行く。 参加者はそれぞれの能力や個性に触れ、自分の欠点を認識し、他者への信頼、自分を肯定し需要する感覚を育めるようなプログラム。 ・会議や出会った人に対しては、子育てと同じで、大切なのは、「何があってもこの子は育つし、自分は育てるんだ」という立場の取り方、引き受け方。 ・人称性が大切。「I」と「YOU」の関係があれば学習は成立するが、「THEY」になった途端、流れについてこられない人が出てくる。人を名前で呼ぶのが大切。 ・ファシリテーションの基本hあ、「グループサイズ」と「問い」。 ・IDEOUのパスタを利用したワークショップの目的は、「早い段階で無数の小さな失敗を重ねることの価値」を知ること。

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2011/03/29

How to do ~ ではなく、How to be ~ な感じ。 様々なファシリテーターと呼ばれる人たちの「やり方」よりも「在り方」が伝わってくる。 読みながらドキドキする本。 先駆者たちの「思い」に触れることができる。 ただ、自身が「経験」を持つ以前に、この「思い」を読...

How to do ~ ではなく、How to be ~ な感じ。 様々なファシリテーターと呼ばれる人たちの「やり方」よりも「在り方」が伝わってくる。 読みながらドキドキする本。 先駆者たちの「思い」に触れることができる。 ただ、自身が「経験」を持つ以前に、この「思い」を読んでしまうのは、事前にある種の答えを知ってしまうような「もったいなさ」もあるかもしれない。 「経験」をある程度持った人が読むと、見えないモノが言語化されてスッキリ目からウロコな一冊。 何度も読み返したい!!

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2011/04/02

以前に聞いた色んな方の講義を、文章化してもらった気がしています。ごくん、と飲み込んだだけで、噛み砕けていない内容や、しっかり咀嚼したつもりになっていた事柄を、牛のように反芻している気分で読み進めています。

Posted byブクログ

2011/03/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

再読してようやくレビュー書ける…。 1回目はもうなんか頭がいっぱいいっぱいだったから、細かいところまで意識がいかずに読んでて、2回目を読みながらようやく本から派生するところまで思考が働いてくれた。 ファシリーテーターについて、ワークショップについて、様々な方々の話を通じていったいそれらが何であるのか、西村さんの感じていることを織り交ぜながら「かかわること」について綴られている。 本の内容にはあまり触れずに、オイラが掴んだ感触の中で気になったことを一つ。 「なんか、省略されているのかな」 って書いたら誤解を招きそうだな。 えーと、この本の中で何かが省略されているわけではなく、今、自分の身の回りにあるものやこれまで自分が学んできたことに対して、なんか「省かれている」のかなーって。 「試行錯誤した」とか「手間をかけた」とか、そういった大事なことが抜け落ちているんじゃないかなーって。 そう言えば最近、あるblogで現代のことをこう表現している人がいた。 instant society これはね、オイラとてもしっくりきたよ。 日本語で「瞬縁社会」って訳していたけどそっちよりも英語のままのほうがほんとぴったりじゃないのかな。 つながりとか、ソーシャルとか、言葉だけが先走っていて、良いイメージで、普段のオイラ達がどうやったらそこたどり着くんだろうってものを提示してきて、響きが良いから蟻のように群がって、いったい何なのだろうか、オイラそういった類のものを否定したいわけじゃなくて、何と言うか、それすらもオイラ達は使い捨ててしまうような消費物として扱っているような気がして、何でそうなったのかって、自分で気付いたり疑問に思ったりするようなことを他人から与えてもらうことで省略しているからなのかなーって、それはハウツー本の何とかマップとか何とか術とかも一緒で、答えありきみたいな変な感じで、流行や刺激を欲しがっているだけのような、本来なら代替がきかないものまで貪っているとか思うと、instant societyって表現がしっくりくる。 (ただ、確かそのblogではオイラと違ってポジティブに書かれていたような気が…) この本はその対極にあるような感じだなー。

Posted byブクログ