うさぎパン の商品レビュー
ほっこり幸せな読了感を得られる作品。全員が目の前にいる人を嫌味でなく押し付けでなく尊敬して大切にし合っているからだと思う。そんな偶然ないだろーとか言いたくなるのは、おいといて、ただ富田くんにもキュンキュンしたい一作。
Posted by
娘が読みたいというので借りてきて、ついでに私も読んでみた。 娘の感想は、 「さらーーーっと読めるんだけど、それだけ」。 そうね、確かに淡々と、最後まで淡々と進みました。でも、最後、うさぎのエピソードはちょっとぐっときたな。主人公も物語も淡々としてるだけに。
Posted by
表紙につられて買った本。 ご飯よりパン派な女の子の話。 「好きなものを食べると、元気が出ます。」 ふんわりした癒し系の本だった。 パンが食べたくなる作りたくなる。 私もパン派。
Posted by
私が高校時代に読んできた中でも屈指の日常系本。 だから!何なの!!!!!!!!!!と叫びたくなるような本だった。 不快感はないが快感は得られない。 良くも悪くもずっと日常の地続き。起承転結がない。ずっと承で気づいたら結んでありました。みたいな。そ、そりゃあね、日常に終わりはないけ...
私が高校時代に読んできた中でも屈指の日常系本。 だから!何なの!!!!!!!!!!と叫びたくなるような本だった。 不快感はないが快感は得られない。 良くも悪くもずっと日常の地続き。起承転結がない。ずっと承で気づいたら結んでありました。みたいな。そ、そりゃあね、日常に終わりはないけれど、物語は終わってもいいのよ……。 私はもっと、私はもっとエキサイトしたかった!!
Posted by
読後、ごはん派の私も、むしょうにパンが食べたくなります。自分が大好きなものを、好きな人も好きだって、本当に幸せなことだと思う。 たとえ具体的な記憶に残らなくても、愛された記憶・経験って、本当に大切なんだろうとしみじみと思う。わずか3歳の子が、何よりも大切にしていたものを捧げるん...
読後、ごはん派の私も、むしょうにパンが食べたくなります。自分が大好きなものを、好きな人も好きだって、本当に幸せなことだと思う。 たとえ具体的な記憶に残らなくても、愛された記憶・経験って、本当に大切なんだろうとしみじみと思う。わずか3歳の子が、何よりも大切にしていたものを捧げるんだもん。同時に、小さい子って、愛情や好意を、いとも簡単にストレートにぶつけてもくれるんだよね(矛盾しているようですが)。うん、小さいころに愛されるって本当に大切だ。 やさしいお話です。ただ、お父さんがどんな気持ちでいる・いたのかが気になります。せっかくのあったかいお話だから、娘には伝わっていなくても、やさしい気持ちであってほしいと願います(そしたらちょっとできすぎだとは思うけれど)。
Posted by
謳い文句にあるように、ほっこりはしたのですが、期待しすぎたのでしょうか。 全体的に小川糸さんの作品をパワーダウンした感じ。ほっこり具合なら喋々喃々とかのほうが上だなと思います。
Posted by
読んだ後幸せになれるような本が読みたいなぁと思って読んだ本です。 全体的にほっこり、ふわふわ、やわらかい。そんな感じの本でした。 内容もほっこりしていてかわいらしかったです。 ただ、読みやすいのは良いんですが、あまりにもさらっとしてて感動・感激がないというか、あまり印象に残らない...
読んだ後幸せになれるような本が読みたいなぁと思って読んだ本です。 全体的にほっこり、ふわふわ、やわらかい。そんな感じの本でした。 内容もほっこりしていてかわいらしかったです。 ただ、読みやすいのは良いんですが、あまりにもさらっとしてて感動・感激がないというか、あまり印象に残らないというのが残念でした。 なんとなく、国語とか道徳の教科書やセンター試験の問題とかにありそうな内容だなって思いました。 この本を読んだ後、無性にパンが食べたくなってしまいました。 私はパンは大体コンビニとかスーパーで売ってる菓子パンか、スーパーの中に入ってるパン屋さんで買うんですが、そういうパンじゃなくて、街のちょっとひっそりとしたところにある個人経営っぽい感じのパン屋さんのパンが食べたくなってしまいました(笑) なので今日はそういうお店でパンを買って食べたんですが、すっごくおいしかったです。 お店もかわいかったんでリピートしたいですね。 パン屋探し、パン屋巡りなんてのもそのうちしたいですね~。
Posted by
「うさぎパン」「はちみつ」の二篇。 同級生の富田くんとパン屋巡りをする優子、優子の家庭教師美和ちゃん、そして思いがけず優子の前に現れた母・聡子。 色々な思いを抱えた優子の話。 と、美和ちゃんの友人・桐子の、失恋してから先の話。 うさぎパンも初々しくてすきだけど、どちらかというと...
「うさぎパン」「はちみつ」の二篇。 同級生の富田くんとパン屋巡りをする優子、優子の家庭教師美和ちゃん、そして思いがけず優子の前に現れた母・聡子。 色々な思いを抱えた優子の話。 と、美和ちゃんの友人・桐子の、失恋してから先の話。 うさぎパンも初々しくてすきだけど、どちらかというとはちみつのほうが好み。 なにより、食べ物の描写がたまらない!もうおいしそうでおいしそうで!!
Posted by
パンが好きな中学生の女の子と、同じくパンの好きな同級生の男の子のお話。 思ったより恋愛色が濃厚でもなく、のんびりとした優しい雰囲気の癒され系の一冊でした。 冨田君と優子ちゃんの関係性がすごく好きです。 同時収録の「はちみつ」の桐子さんと先生との関係もそうですが、甘くなり過ぎない...
パンが好きな中学生の女の子と、同じくパンの好きな同級生の男の子のお話。 思ったより恋愛色が濃厚でもなく、のんびりとした優しい雰囲気の癒され系の一冊でした。 冨田君と優子ちゃんの関係性がすごく好きです。 同時収録の「はちみつ」の桐子さんと先生との関係もそうですが、甘くなり過ぎない微妙な二人を描くのが上手い作家さんだなあと思ったのでした。
Posted by
好きだなー、こういう小説。 平凡な日常をそのまま切り取ったみたいな話。 思春期に、絶対的に信頼を寄せられる大人、友達、恋人がいると、こんなにも素直に育っちゃうもんなんだな。
Posted by