前進する日もしない日も の商品レビュー
「すーちゃん」シリーズでおなじみの益田ミリさんによるエッセイ。ほのぼの画が印象的なミリさんだが、けっこうチクリとしたことを言ったりする。むしろそこに共感することが多く、加えて笑いやホロリに繋がったりするのがまたおもしろい。エッセイスト、特に女性が特にそうだと思うのだが、共感を誘...
「すーちゃん」シリーズでおなじみの益田ミリさんによるエッセイ。ほのぼの画が印象的なミリさんだが、けっこうチクリとしたことを言ったりする。むしろそこに共感することが多く、加えて笑いやホロリに繋がったりするのがまたおもしろい。エッセイスト、特に女性が特にそうだと思うのだが、共感を誘う日常を綴りながらそこに強い思想性が前面に出てくることがよくある。それを難しい話には持っていかずに、再び日常で締めくくるような創り方は長く文章を書き続けている人のワザではないかと思う。それよりもなによりもミリさんの絵はとてもいい。
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すごくわかる箇所もあったし、ふーんと思うこともあったし。 でも、同年代なら多かれ少なかれ同じように感じる部分があるのではないかと思いました。 マンガの方が評価が高いみたいですね。 ミリさんのマンガを実はまだ読んだことがないので(エッセイは何作か読んだ)、読んでみたいです。
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益田ミリによるエッセイ集。 エッセイよりはマンガのほうが味わいがあるかなぁ、 という感じ。 ごくごく普通の温度感で書かれている日常や視点が、 よいです。 ナチュラルライフって、 本来、過度に自然を意識しないもので、 ほんとうにただの日常だったりするのかもしれないな、 と思い...
益田ミリによるエッセイ集。 エッセイよりはマンガのほうが味わいがあるかなぁ、 という感じ。 ごくごく普通の温度感で書かれている日常や視点が、 よいです。 ナチュラルライフって、 本来、過度に自然を意識しないもので、 ほんとうにただの日常だったりするのかもしれないな、 と思いました。
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絵は見たことがありますが、漫画未読、本は図書館にてです。 納得はします。 共感もします。 が、「一人女」を粗筋(表紙裏)に書くなら男の影はチラつかせるな、と。 独り身の40代エッセイ、という触れ込みなのにかなり最初の方で彼氏いるのにぐだぐだ感が出されていてあとは惰性で読みました。...
絵は見たことがありますが、漫画未読、本は図書館にてです。 納得はします。 共感もします。 が、「一人女」を粗筋(表紙裏)に書くなら男の影はチラつかせるな、と。 独り身の40代エッセイ、という触れ込みなのにかなり最初の方で彼氏いるのにぐだぐだ感が出されていてあとは惰性で読みました。 ご本人はおそらくいい人で、でも「言ってしまう」方なのでしょう。 色々見えやすいほどに仕事を持っている庶民、風味です。 が、あまりにも等身すぎでいらっとするのはただの読者故の苛立ち、或いはワガママです。 納得します。 同意もします。 が、いらっとしたので申し訳ないですが、★低めです。
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漫画が大好きな益田ミリさんのエッセイ集。電車に乗るちょっとの時間で読もうと購入したけど、ちょっと気難しさを感じてしまった。
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すーっと入っていく感じ。 もともと、この作者が書く本が好きだったので読んでみた。 共感できることもあり、私は10年後どうなってるのかなーて思った。
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好きで独りでいる人に共通の匂いみたいなものを感じる。ものすごく羽振りがいい訳ではないけど、そこそこ自由に出来る経済力があり、好きなことや好きな人にしか労力もお金もかけずに自然体でいられる幸せに落ち着いた人特有というのか。年を重ねれば丸くなれるのだと昔は思っていたけど、頑固さはより...
好きで独りでいる人に共通の匂いみたいなものを感じる。ものすごく羽振りがいい訳ではないけど、そこそこ自由に出来る経済力があり、好きなことや好きな人にしか労力もお金もかけずに自然体でいられる幸せに落ち着いた人特有というのか。年を重ねれば丸くなれるのだと昔は思っていたけど、頑固さはより顕著になるのかも…
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“すーさん”からハマってます。“週末、森で”もいい~その中でボートをこぎながらのセリフ「手元ばっかり見てないで 自分が行きたい場所を見ながら漕ぐと近づけるよ~」これぞ人生の教訓ですな。力が入りすぎるときに思い出したいセリフ。
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すぐそばにいて、静かな目でいろんなことを見つめている人という印象。 なんとなく、ああ、この自分でいいんだなと力が抜ける。 向上することはいいことかもしれないけど、このままここに居ることを楽しむことも それはそれで大切なこと。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
自意識過剰かと思えば、子どものこれからを思って(妄想して?)泣くという、このまちまちさがミリさんらしいのかなぁ。 それにしても多趣味というか、色んなことにのんびりかつ地味にチャレンジしていてすごいなぁと思う。
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