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ブランケット・キャッツ の商品レビュー

3.6

125件のお客様レビュー

  1. 5つ

    12

  2. 4つ

    51

  3. 3つ

    36

  4. 2つ

    10

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2011/11/27

初重松。様々な問題を抱えながらレンタル猫と出逢った人々を描いた短編集。短編のラストは全てブツ切りっぽいが上手く切ってある。男性にしてはウェットな文章だと感じた。

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2011/10/01

2泊3日のレンタル猫ってコンセプトに惹かれて衝動買いした一冊。 猫をレンタルしていった人たちが直面している問題や苦悩などが かかれていていた短篇集でした。 ちなみにお気に入りは・・・ 『身代わりのブランケット・キャット』 『嫌われ者のブランケット・キャット』 『旅に出たブ...

2泊3日のレンタル猫ってコンセプトに惹かれて衝動買いした一冊。 猫をレンタルしていった人たちが直面している問題や苦悩などが かかれていていた短篇集でした。 ちなみにお気に入りは・・・ 『身代わりのブランケット・キャット』 『嫌われ者のブランケット・キャット』 『旅に出たブランケット・キャット』

Posted byブクログ

2011/10/01

猫のレンタル 実際あるのかわからないけど、生き物のレンタルだからこそ 各々のドラマが引き立っているのだと思う。

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2011/09/13

いろんな人々がさまざまな状況で、猫をレンタルしていくんだけど、自分と向き合ったり、家族と絆を深めたりで、良いお話でした。もうちょっと猫のインパクトが強いと、もっといいなー(^.^)

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2011/08/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

重松さんらしい、普通の家族が困難に光を見出す感じのストーリーでした。 でも短編だったことと、個人的に期待していたより猫の登場が少なかったことから、ちょっと浅い印象になりました。

Posted byブクログ

2011/08/16

2泊3日でレンタルされる猫を狂言回しにした7つの短編。例によって、「うまいなあ」と思う。 イジメだったり、リストラだったり、老人介助だったり、フリーターの話だったり、レンタルする人の抱えている様々な問題が切実で読んでいて苦しくなる。いいなあと思うのは、作者が安易な解決を提示しな...

2泊3日でレンタルされる猫を狂言回しにした7つの短編。例によって、「うまいなあ」と思う。 イジメだったり、リストラだったり、老人介助だったり、フリーターの話だったり、レンタルする人の抱えている様々な問題が切実で読んでいて苦しくなる。いいなあと思うのは、作者が安易な解決を提示しないことだ。安易に考えると、猫が飛び込んでくることでこんがらがった問題が解決して、感動的なハッピーエンドになったりしそうなものだけど、もちろん現実はそんなに簡単にはいかない。この物語においては、解決するというよりもむしろ今まで目をそらしていたものを直視せざるを得なくなるような展開もある。しかし、本当に微妙なことではあっても、何らかの救いがふんわりとラストに現れてくるあたり、読んでいてほっとして胸が熱くなる。 しかしこれ、やっぱり猫じゃないとだめなんだろうな。犬でもイグアナでもハムスターでも無理。人間にとって、猫というのはやっぱり特別な存在なのだろう。そういう点で、たったひとつだけ他の作品とは異なる視点で書かれた「旅に出た~」は興味深く、短編集全体に異なった光を当てているような気がして、これは賛否両論あるかもしれない。

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2011/07/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

******引用****** 「でも、猫って、恩知らずだって言うじゃない」 「犬ほど愛想がよくないだけですよ」 ―― 『ブランケット・キャッツ』 p.62

Posted byブクログ

2011/07/14

ホントにあるのかは知らないけど、2泊3日のレンタル猫といったちょっと風変わりな題材を軸にした短編集。各々はどれもベタではあるんだけど、短いストーリーの中にもしっかりとした人間模様が凝縮され、ほんのりとした温かみをエッセンスに、物語のその後を想像・期待させてしまうような展開はやっぱ...

ホントにあるのかは知らないけど、2泊3日のレンタル猫といったちょっと風変わりな題材を軸にした短編集。各々はどれもベタではあるんだけど、短いストーリーの中にもしっかりとした人間模様が凝縮され、ほんのりとした温かみをエッセンスに、物語のその後を想像・期待させてしまうような展開はやっぱり巧い!とにかくこの手の作品での安定感は抜群!! レンタル期間という限られた短い時間だけを家族と共有する猫。その猫をレンタルするまでの経緯だったり、短いレンタル期間中だったりにドラマが生まれ、家族・夫婦・親子・人生などの中に生じているリアルな歪みやすき間が表面化していくものの、ちゃんとその傷を癒して次のステップへ進むように構成されている。 しかも、身近にありそうな家庭や人物のごくごく普通の日常が舞台なだけに、どの作品もすぐに感情移入したり、共感してしまったり、読んでるコッチの感情までもがコントロールされてるような感覚についつい陥ってしまった。。。 そんな中でも個人的には、この短編集の中で唯一猫の視点から描かれた「旅に出たブランケット・キャット」が一番お気に入りかと。。 レンタル中に飛び出してしまったタビーと、途中で出会った子供たちとの冒険談なんだが、猫と子供たちとの繋がりだったり、猫が本来(?)の存在意義を見出したりと、猫ならではの苦労が面白く描かれているのと共に心温まるファンタジーとして仕上がっている。そして、このタビーの次の冒険を色々と想像してしまうような終わり方もいい感じだった!

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2011/07/13

猫大好き、重松さん大好きな私にはぴったりの一冊! やっぱり猫はいいなぁ・・・ けれども、猫が重要なポジションにいる分、 重松さんの得意な人間模様が少し物足りなく感じた。 逆に、人間ではなく猫ちゃんが主役の「旅に出たブランケット・キャット」が面白い。

Posted byブクログ

2011/07/07

立ち読みで気になったので購入。 虐められる側ではなく、いじめる側の少年の話が切ない。 旅に出たブランケット・キャッツは、反対にさわやか。 最期、店長とブランケット・キャッツの話が欲しかった。

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