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武士道セブンティーン の商品レビュー

4.3

268件のお客様レビュー

  1. 5つ

    112

  2. 4つ

    102

  3. 3つ

    37

  4. 2つ

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2024/12/28

2年生になっても勢いそのまま、今作も最高に面白い青春スポ根小説でした。転校により離れ離れになった2人の関係はどうなるかと思いましたが、2人の信じる「武士道」を通して、より一層絆が深まっていく流れは本当に素晴らしいですね。2人の関係性、本当に好きです。 結局、早苗は東松に戻ること...

2年生になっても勢いそのまま、今作も最高に面白い青春スポ根小説でした。転校により離れ離れになった2人の関係はどうなるかと思いましたが、2人の信じる「武士道」を通して、より一層絆が深まっていく流れは本当に素晴らしいですね。2人の関係性、本当に好きです。 結局、早苗は東松に戻ることはなかったですが、戻っていたら福岡南の人たちって結局何だったのとなりそうなので、結果的に良かった気がします。2人の公式戦での一騎打ちも見てみたいですしね。まだまだレナや吉野先生のキャラが深掘れていないと思うので、その辺りにも触れるであろう3年生編に期待大です。

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2024/11/19

剣道の永遠に議論されるであろうことを、若さゆえの葛藤としてオブラートに包みながらも表現している。これは、歳を重ねてもずっと悩み続ける剣士もいると思う。少しのきっかけで気づいた者、気づきたくない者、伝統か革新か。

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2024/11/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前作、『武士道シックスティーン』を読んだのがかなり以前だったので、前作も横に置きながら、登場人物やあらすじを思い出し、確認しながら、読み進めました。 新たなライバル、レナの登場。「本当に正しい理論は、簡単に説明できると」との、ランチでのお姉ちゃんからのシンプルだけれど、深い言葉。武士と武者のちがい、武士道とは、など。なるほど、と頷く、学ぶべき内容も多かったです。 一方で、天満宮での決闘、不良を木刀で退治する場面など、情景をイメージしながら、ワクワクしながら読み進むことのできるシーンも満載。ユーモラスな心の声。主人公2人の視点が交互に入れ替わる構成など、読みやすさも抜群でした。 そして殺意を抱くほど嫌っていた吉野先生が、伝説の人だったという展開。次作、『武士道エイティーン』では、吉野先生の過去も掘り下げているようなので、また時間を見つけて読みたいと思います!

Posted byブクログ

2024/10/08

香苗と早苗、離ればなれになっても、切っても切れない絆があるんだなとこの作品を読むたびに考えさせられましたし、後輩やライバルのレナとの関係性も良かったです。

Posted byブクログ

2024/09/29

4時間くらいで読み終えた。 早苗と香織が別れてからの1年間。お互いが、自分の場所で頑張っている。ライバルのレナと2人の関係性も面白い。

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2024/08/29

福岡の強豪校に転校した早苗。 離れ離れとなった香織と早苗だがより絆は深まった気がする。 剣道の本質に迫った熱い物語だった。

Posted byブクログ

2024/08/29

香織目線と早苗目線のジグザグで時間軸が進んでいく。小気味よく進むので読むでも止まらないんです! 戦いをおさめるのが武士道。 武者と武士、 何がちがう? 意味を問い悩む10代のみんな、青春なり。

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2024/07/26

正しいことは単純でシンプル、でもその答えに辿り着くまでが難しい。場所は離れてしまっても香織と早苗には同じ武士道の心があり、自分の武士道を信じて進む姿が素敵だなと感じた。

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2024/07/05

軽めのスポーツ小説で面白いのだと思うが、武士道シックスティーンを読んだのがだいぶ前で、内容を忘れてしまっていたのであまり入り込めなかったのと、2人の主人公どちらにもあまり感情移入ができなかったので星3つ。 今すぐにはエイティーンを読めないので(現在海外在住)、エイティーンを読む...

軽めのスポーツ小説で面白いのだと思うが、武士道シックスティーンを読んだのがだいぶ前で、内容を忘れてしまっていたのであまり入り込めなかったのと、2人の主人公どちらにもあまり感情移入ができなかったので星3つ。 今すぐにはエイティーンを読めないので(現在海外在住)、エイティーンを読む頃にはセブンティーンの内容も忘れてしまいそう。

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2024/05/30

高校1年は磯山香織と共に東松高校で活躍した西荻早苗は、親の再婚で福岡に転校することとなった。ライバルから離れ、剣道強豪校の福岡南へ転入するが、強豪校ゆえの不安とはまた異なった違和感を感じ始める。強い教師に強い同級生だが、ライバルで戦友の香織との剣道が懐かしく感じられていく。 前...

高校1年は磯山香織と共に東松高校で活躍した西荻早苗は、親の再婚で福岡に転校することとなった。ライバルから離れ、剣道強豪校の福岡南へ転入するが、強豪校ゆえの不安とはまた異なった違和感を感じ始める。強い教師に強い同級生だが、ライバルで戦友の香織との剣道が懐かしく感じられていく。 前作を読んだのはいつだったか。名前も何も忘れていたが、ライトノベルのように一人称視点で自分語りにも関わらず、きちんと過去のエピソードがフォローされるため、まったく問題なく読める。むしろ、口語文と会話が全く違和感なく進むため、かなりのスピード感で読み進められるだろう。 早苗の苦悩と香織のモヤモヤと、小気味良い話というよりはやや停滞気味のテーマだが、鬱屈した雰囲気ではない。ただ、全体的にこれからの盛り上がりの前段階という感じはする。 早苗の今後の決意と香織の家のピンチが今後どうしていくのか、高校3年に続いていくのだろう。子供からおとなまで楽しめる安定のシリーズである。 表紙は迫力ある毛筆のものも売られているようだが、池田進吾さんのちょっとヘナっとした文字にひょろっとしたイラストバージョンで揃えたいよね。

Posted byブクログ