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シンメトリー の商品レビュー

3.5

352件のお客様レビュー

  1. 5つ

    21

  2. 4つ

    135

  3. 3つ

    150

  4. 2つ

    25

  5. 1つ

    0

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2022/07/21

短編で一つずつ事件があるにも関わらず全て綺麗に纏まっているのがすごい。 「右では殴らない」が1番好きだった、社会で生きる意味を玲子が説明する科白が良い! 目次がシンメトリーになっているのを自分で気づけたことが嬉しかった。

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2022/07/19

姫川玲子シリーズ3作目 姫川玲子が過去に関わった事件に関するエピソード2編を含めて、容疑者との人間模様を描いた7編の連作短編集。 姫川玲子は、前作までに比べて人情味溢れるベテラン刑事のような風格を漂わせていて、なんか格好良い。 また、前二作で私を苦しめた痛々しい描写も、比較的、...

姫川玲子シリーズ3作目 姫川玲子が過去に関わった事件に関するエピソード2編を含めて、容疑者との人間模様を描いた7編の連作短編集。 姫川玲子は、前作までに比べて人情味溢れるベテラン刑事のような風格を漂わせていて、なんか格好良い。 また、前二作で私を苦しめた痛々しい描写も、比較的、控えめ。 直感的に事件を解決する姫川玲子の特性故か、短編でも全く物足りなさを感じることなく各作品を楽しめた。 今まで読んだシリーズ3作の中で、一番私好みの作品だった。

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2022/05/29

姫川玲子シリーズの短編集。 犯人が誰かというよりは、なんだか心温まる話しですね。これはこれで読み易く止まらなくなりました。 玲子の警察組織に対するガツガツした出世欲が、自分にない部分で好きです。

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2022/05/07

姫川シリーズの短編集。先にインデックスを読んだので2つ目。短編集は主人公の過去の歴史とか人となりが良く分かるが、やはり短いのでミステリとしては深さが足りなくなる。考える間も無く犯人に辿り着く。「過ぎた正義」では不審な二人の死に疑問を持った姫川が犯人に辿り着き、犯人もそれを認める。...

姫川シリーズの短編集。先にインデックスを読んだので2つ目。短編集は主人公の過去の歴史とか人となりが良く分かるが、やはり短いのでミステリとしては深さが足りなくなる。考える間も無く犯人に辿り着く。「過ぎた正義」では不審な二人の死に疑問を持った姫川が犯人に辿り着き、犯人もそれを認める。しかし、それは直感だけであり、証拠が無い。犯人は最後に息子を殺そうとしているが、そこで小説は終わってしまう。どうやって阻止し、逮捕に結び付けるかが気になってしまう。

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2022/04/23

右では殴らないとシンメトリーが良かった! 読んでて姫川玲子はやっぱり竹内結子さん思い出すなぁ〜、、、、

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2022/03/15

姫川シリーズ第3弾! 今回は、短編集7編! 女性は、生きにくい警察組織の中で、何とか折り合いを付けて生きていく姫川さん。 しかし、刑事という人種か、姫川さん独自の能力か、人間観察力は凄い。 会話とか態度の少しの違和感が、事件を解決の方向へ向かわせる! 刑事という職業は、ほぼ休み...

姫川シリーズ第3弾! 今回は、短編集7編! 女性は、生きにくい警察組織の中で、何とか折り合いを付けて生きていく姫川さん。 しかし、刑事という人種か、姫川さん独自の能力か、人間観察力は凄い。 会話とか態度の少しの違和感が、事件を解決の方向へ向かわせる! 刑事という職業は、ほぼ休みなし。自分が疑問に思う事は、休みの日に… これは、よほどの使命感があるのか、それ以外の何かか?… 24時間仕事脳やな。ずっと考えてなあかんし。 何も考えてない私にはムリな職業や^^; 短編集やけど、読ませてくれます!いつものグロさはないので、読み易いけど、個人的には、残念な気もする(⌒-⌒; ) 過去の姫川さんから、現在までの話で、色々詰まった短編集です! どうぞ!

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2022/03/05

今作は姫川玲子の短編集です やっぱり強い女は好きだわぁ〜 読んでいて脳内に絵が浮かぶ作品が好きです そこに誉田氏の筆力を感じます タイトルのシンメトリーなどは後半でその理由がわかります 綺麗事ばかりじゃないけどどこで折り合いをつけて生きていくかを誉田作品を読んでいて感じます ...

今作は姫川玲子の短編集です やっぱり強い女は好きだわぁ〜 読んでいて脳内に絵が浮かぶ作品が好きです そこに誉田氏の筆力を感じます タイトルのシンメトリーなどは後半でその理由がわかります 綺麗事ばかりじゃないけどどこで折り合いをつけて生きていくかを誉田作品を読んでいて感じます ところで私はずっと誉田をハカマダと読んでました

Posted byブクログ

2022/02/14
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書き出しから引き込まれる。 ふいに、辺りが暗くなったように感じた。  時計を確かめる。午後四時十七分。十一月下旬とはいえ、日が暮れるにはまだ早い。 短編。一瞬で惹きつける筆力。

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2022/02/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

警察小説はほんっとに読まないジャンルなんですが、唯一読むのが姫川玲子シリーズです。ドラマから先に入ったから、竹内結子と西島秀俊に脳内変換できるのが最高。顔がめっちゃ好きなンだわ← 東京…姫川新人時代の事件。プールのある屋上から少女が飛び降りた。現場に残る痕跡からは、他殺とも自殺とも判別し難い状況だったが、生徒達の事情聴取をした姫川はある生徒の不自然な態度に着目する。 過ぎた正義…ある人物に出会う為、姫川は仕事の合間を縫ってある町を何度も訪れていた。人を殺めながらも法で裁かれない者達を、彼は自ら裁いたのか? 右では殴らない…姫川 VS JK。甘っちょろくぬるま湯で過ごすJKに、アラサーおばさんの拳が唸る?! シンメトリー…多くの人命を奪った電車の横転事故。電車に接触した車を飲酒運転していた男は、しかしたった5年で刑務所から出てきた。事故で隻腕となったかつての駅員は、男に相応しい死に様を用意し、実行に移すが、姫川は男のたった一言から彼を犯人と断定する。 左だけ見た場合…手品師が殺害された。彼の携帯電話のアドレスに登録された人物を当たっていくと、やがて呆気なく犯人は見付かるが、最後に携帯画面に入力されていた数字は、驚愕の事実を示していた。 悪しき実…右半身だけ死後硬直が遅れた死体の謎。同棲相手の不審死を通報した女は、何故その場から姿を消したのか? 手紙…かつて自分が手がけた事件の犯人から姫川に手紙が届いた。功を焦る若き姫川の奮闘。

Posted byブクログ

2021/07/18

短編集。推理はなく、シチュエーションありき、エンタメ性は高いが、主人公の姫川の野心の強さが鼻につくようになたった。身内を出し抜こうとばかりしているようにみえる

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