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Story Seller(3) の商品レビュー

3.5

192件のお客様レビュー

  1. 5つ

    16

  2. 4つ

    70

  3. 3つ

    78

  4. 2つ

    10

  5. 1つ

    0

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2011/11/29

有川浩さんにはツボをつかれまくって、もーどうしよーってくらい(笑) 佐藤友哉さんと近藤史恵さんは「Story Seller」から繋がる話でよかった。特に佐藤さんのはまだ続きが気になっちゃう。土江田の過去が知りたい、赤井の正体が知りたい… ◆男派と女派 ポーカー・フェイス/沢木...

有川浩さんにはツボをつかれまくって、もーどうしよーってくらい(笑) 佐藤友哉さんと近藤史恵さんは「Story Seller」から繋がる話でよかった。特に佐藤さんのはまだ続きが気になっちゃう。土江田の過去が知りたい、赤井の正体が知りたい… ◆男派と女派 ポーカー・フェイス/沢木耕太郎 初めての経験(初体験)に関するエッセイ、人生で大事なことというのは男と女のどちらに教えてもらったか ◆ゴールよりももっと遠く/近藤史恵 スカウト、八百長、スポンサーの圧力 ◆楽園/湊かなえ 双子の雪絵と毬絵、火傷の痕、トンガ、シングルマザーと小さな女の子 ◆作家的一週間/有川浩 陰部と泌尿器、S理論 ◆満願/米澤穂信 下宿、殺人、弁護士、血痕、達磨、掛軸 ◆555のコッペン/佐藤友哉 東京駅、骨、子どもの日、カフェで同席した女、教育 ◆片恋/さだまさし 悪意の不在、見知らぬ男の死、秋葉原、写真、手紙

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2011/11/23

本作でStory Sellerシリーズは終了だが、シリーズを通して収録された作品一つ一つが珠玉の作品で、まるで宝箱のような本だった。3で終わりとは本当にもったいないと思う。 沢木耕太郎「男派と女派」 Story Sellerで艶消しの存在。Story Sellerを手に取る人は...

本作でStory Sellerシリーズは終了だが、シリーズを通して収録された作品一つ一つが珠玉の作品で、まるで宝箱のような本だった。3で終わりとは本当にもったいないと思う。 沢木耕太郎「男派と女派」 Story Sellerで艶消しの存在。Story Sellerを手に取る人は普通以上に面白いお話を求めている。この程度のコラムや旅行記ならいらない。Story Sellerが3で終わる原因はこの作家と、この作家を2作連続でトップに起用した編集部の責任。 近藤史恵「ゴールよりももっと遠く」 自転車ロードレースでは第一人者の作家さんだがら、面白くないわけがない。Story Seller1からずっと内容的に続いている連作。主人公コンビには、、また別の作品でまとめて会いたい。 湊かなえ「楽園」 初めて読んだ作家。とても面白く読めた。トリックや幕引きも秀逸。 このエピソードの後、どんな大変なことになったんだろうと想像すると面白い。 有川浩「作家的一週間」 腹を抱えて大爆笑しながら読ませて頂きました。検閲と戦う有川さんの日常をユーモラスに描いています。図書館戦争の感動的なストーリーも、裏ではこんなやり取りから生まれたのかもしれないと思うと、さらにおかしく思えます(笑) Story Sellerシリーズは、有川さんのストーリーセラーに編集部が惚れ込んで、この作品を世に出したくて始まった企画だと推測しますが、その期待に応えきったと思います。 米澤穂信「満願」 Story Sellerシリーズで開拓した作家さん。次に読むのはこの方の作品をコンプリートしようと思っています。それほど楽しませて頂きました。 佐藤友哉「555のコッペン」 Story Seller1から続く短編。訳ありの主人公に肩入れするのは間違っているかもしれないけれど、主人公とヒロインに幸多かれと祈ってしまいます。 この主人公とヒロインには、短編ではなく、大きな舞台で活躍してほしいなと思います。 さだまさし「片恋」 Story Seller3での最大の拾い物でした。 恋愛小説を読んで、真剣に涙するなんて何年ぶりでしょう! さだまさしさんは神童と呼ばれていたそうですが、本当に何でもできるのですね。

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2013/12/02
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湊かなえ「楽園」は良かった。まさかの展開。 っていうか湊かなえはこういう文章も書くのか!とびっくり。 珍しくさわやかになった・・・ 有川浩とさだまさしも期待したけど、相当キツかった。 全部読み終えられたわけじゃないので評価無し。

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2011/11/16
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1,2と比べてしまうとがっかりでした。 有川さんのは初めて外れ作品にあたった気もしますし、沢木さんの作品は一体なんなのか。 とはいえ、期待値が大きかっただけでやはり面白い話も多かった気もします、終わってしまうのは残念。

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2011/11/09

この1と2を読んで有川浩を好きになったんだけど、今回の話はいまいち…。あれはエッセイに近いのかな?米澤穂信は氷菓はほんとつまんなかったんだけど、ストーリーセラーの話はいつも面白い。さだまさしの話は最初面白くなかったんだけど、途中から一気に引き込まれた。ストーリーセラーは総じて外れ...

この1と2を読んで有川浩を好きになったんだけど、今回の話はいまいち…。あれはエッセイに近いのかな?米澤穂信は氷菓はほんとつまんなかったんだけど、ストーリーセラーの話はいつも面白い。さだまさしの話は最初面白くなかったんだけど、途中から一気に引き込まれた。ストーリーセラーは総じて外れってことがないから良い!

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2011/11/07
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個人的には近藤先生のためだけに買った本。 石尾さんにどっぷりハマり、新しいジャンルに手が出せたのはこの本のおかげ。 4とかでないかなーとひっそり待ちわびてます

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2011/11/07
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1、2に続き3です。 1は伊坂幸太郎を目当てに買いましたが、3にはいません・ー・ 近藤史恵、佐藤友哉はブレずに最後まで面白く、すごく作家を好きになりました。 「告白」で有名な渚かなえ。初めて読みました。歪んでしまった親の愛情が主人公の人生を変えてしまいます。親とはどういう存在であるべきか考えてさせられる話だと思います。 さだまさしの小説も初めて読みましたが、かなり面白い!! 7人の短編小説集でしたが、はずれがなくて満足です。

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2011/11/03

伊坂さんがいない・・・ 喪失感たっぷりです。 寂しい。 でも、湊かなえさんが面白かった。 ただもうちょっと書き込んだほうがおもしろそう。 オチは途中でわかるので、 「あ、やっぱり」と結果だけ納得して終了。 なんでそういうことになったのかという部分を もっともっと知りたいところで...

伊坂さんがいない・・・ 喪失感たっぷりです。 寂しい。 でも、湊かなえさんが面白かった。 ただもうちょっと書き込んだほうがおもしろそう。 オチは途中でわかるので、 「あ、やっぱり」と結果だけ納得して終了。 なんでそういうことになったのかという部分を もっともっと知りたいところです。 短編だと勿体ない気がしました。

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2011/10/13

有川浩さんの作品「作家的一週間」が読みたくて、手にとったのですが、湊かなえさんの「楽園」と佐藤友哉さんの「555のコッペン」も面白かった。

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2011/10/12
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目当てだった伊坂、本多がいなくなったので物足りなさを感じでしまった。今回の当たりは米澤、近藤かな。 沢木→さっくり読めるエッセイ。無頼派3人のくだりには納得。 近藤→赤城視点の話を読むたびに石尾が好きになる。石尾のツール・ド・フランスへの強い想いがなければ、あの時彼はブレーキをかけなかったのかもしれない。 湊→告白しか読んだことがなかったので、救済のある話を読めて良かった。 有川→有川作品に出てくる作家は本人の投影みたいで何だか腰のすわりが悪いような。私小説が苦手なせいか。今までのstory seller掲載作を読んでいると今回は手抜きな感じがしてしまった。 米澤→こういうの待ってた!「玉野五十鈴の誉れ」のようなラストが好きだったので、本作は大満足。 佐藤→333と444は何とか楽しめたけど今回はだめでした。せめて死んだ理由を知りたかった。 さだ→頭の悪そうな口語体の文章が苦手で話に入り込めず。ただ、マスコミに関する提言としては価値のある作品。

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