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クローバー の商品レビュー

3.7

69件のお客様レビュー

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    7

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2011/12/13

青春小説そのものという感じで、面白かった。 双子の理系草食系男子と、激情の肉食系女子の大学生生活。 満喫しながらも、悩み傷つき成長する話の中で、冬冶の父の言葉が最も的を得ていた。多くを語ることが全てはなく、知った上で防寒することも大切で必要なことなのだと。

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2011/10/26

それなりに面白いんだけど、島本理生はもっと登場人物少なく掘り下げた方が、絶対に面白いと確信した一冊。

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2011/10/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「けど、ほかの人とはただ楽しい時間が共有できれば良いぐらいで、それは違う女の子でも取って代われることでしょう。私、あの人の中でだけは、代用の利かない存在になりたいの」 大学生活、って感じのストーリー。 青春小説に部類されてるみたいです。 ハッピーエンドなのか、結末を明言しない終わりだけど、中途半端とは少し違う。 島本さんらしい文体、世界観。

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2011/08/20

主人公の一人である彼の自分の未来に対する言い知れない葛藤や、その片割れである彼女の男には分からないかもしれない複雑な気持ちなど、共感できるところが多々あった。 自分も、未来の自分に対するビジョンが見えないが、この本にはそんな、同じ状況に悩んでいる人への小さなヒントが散りばめられて...

主人公の一人である彼の自分の未来に対する言い知れない葛藤や、その片割れである彼女の男には分からないかもしれない複雑な気持ちなど、共感できるところが多々あった。 自分も、未来の自分に対するビジョンが見えないが、この本にはそんな、同じ状況に悩んでいる人への小さなヒントが散りばめられていると思う。 メインの四人以外の登場人物にも、それぞれに長所であり短所であるリアルな人間くさい部分があるのも、この本の魅力。

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2011/08/22

私、あの人の中でだけ、代用の利かない存在になりたいの。 人間は人生の必要な時期に、必要な人間としか出会わないし、そこでいろいろと学び尽くして、一緒にいることの意味がなくなれば遠ざかっていくのは仕方ない。それは地面に生えている木が枝を伸ばして葉を付けて最後に落とすのと同じくらい自然...

私、あの人の中でだけ、代用の利かない存在になりたいの。 人間は人生の必要な時期に、必要な人間としか出会わないし、そこでいろいろと学び尽くして、一緒にいることの意味がなくなれば遠ざかっていくのは仕方ない。それは地面に生えている木が枝を伸ばして葉を付けて最後に落とすのと同じくらい自然なことで。

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2011/08/11

2011/08/11 所々にとってもいい文章が散りばめられていて、すごく好きだ。 結末が私にとってはちょっと不満が残るのだけれど、でも、若いってこういうことよね、とも思う。笑 島本理生はもっとこういうの書けばいいのになぁ。

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2011/07/19

こういう強い姉と、それに振り回される弟の話は結構好き! 登場人物も4人と少なめ(?)というのもあったしそれぞれのキャラに注目して読むことができた!300P足らずとページ数も少なめだったけども読みごたえは十分でした!

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2011/06/30

モラトリアムとその終わりの物語。著者自身もそう述べているが、なるほど単なる青春物語や恋愛物語ではない。特に自分が大学生であるせいか、誰か友達の話を聞いているような気分になってきてともて親近感がもてた。ラノベのように変に理想化された物語ではないし、現実のように進展のない自分にイライ...

モラトリアムとその終わりの物語。著者自身もそう述べているが、なるほど単なる青春物語や恋愛物語ではない。特に自分が大学生であるせいか、誰か友達の話を聞いているような気分になってきてともて親近感がもてた。ラノベのように変に理想化された物語ではないし、現実のように進展のない自分にイライラすることもない。 個人的には特に主人公の男の子の葛藤がすごくよくわかるけれど、彼だけじゃなくて他の登場人物の描画も素晴らしい。単調なキャラクター設定ではなくて、彼/彼女らの複雑な内面まで丁寧に描かれていて、リアルな物語に感じられた。

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2011/06/11

「ナラタージュ」あたりを想像して読むと、まったく毛色の違う作品で驚く。文庫本の表紙のような本。 ゆるい雰囲気が流れ、現在の話だけなら誰も傷つかない。 明確な理由を見つけられない「なんか良い」って作品。

Posted byブクログ

2011/05/30

なんとも不完全燃焼気味。双子の距離感はすごく好きだけど、華子の恋愛の波瀾万丈っぷりは最初だけだし、終わり方も大事なところ飛ばして結末だけなので拍子抜けしてしまった。

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