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クローバー の商品レビュー

3.7

69件のお客様レビュー

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2024/05/10

あらすじ でこぼこな2×2のにぎやかな日々と不器用な恋の行方は――? 強引で女子力全開の華子と人生流され気味の理系男子・冬冶。双子の前にめげない求愛者と微妙にズレてる才女が現れた! でこぼこ4人の賑やかな恋と日常。キュートで切ない青春恋愛小説。 感想 おもしろかった!...

あらすじ でこぼこな2×2のにぎやかな日々と不器用な恋の行方は――? 強引で女子力全開の華子と人生流され気味の理系男子・冬冶。双子の前にめげない求愛者と微妙にズレてる才女が現れた! でこぼこ4人の賑やかな恋と日常。キュートで切ない青春恋愛小説。 感想 おもしろかった! さくっと読める読みやすさの割には、心がよく揺れ動く瞬間があった。 青春って痛いな。

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2022/05/07

島本さんの作品は「わたしたちは銀のフォークと薬を手にして」以来気になっています。 双子の姉弟・華子と冬治。 言いたいことをポンポン言えて女子力のある華子。一方、幼少から華に振り回され面倒見はいいのに自分に自信のない冬治。 そんな対照的な二人の暮らしに、華子に想いを寄せる男性や冬...

島本さんの作品は「わたしたちは銀のフォークと薬を手にして」以来気になっています。 双子の姉弟・華子と冬治。 言いたいことをポンポン言えて女子力のある華子。一方、幼少から華に振り回され面倒見はいいのに自分に自信のない冬治。 そんな対照的な二人の暮らしに、華子に想いを寄せる男性や冬治の研究室の雪村さんが加わって日常が変わっていく。 冷たくあしらわれてもめげない華の求婚者。 端から眺めている分には、ドタバタしつつも何だかんだ家族ぐるみで仲良くて楽しそう。 恋と進路の間で悩む冬治、華子の恋。 展開にすごくワクワクするわけでもなく、特別甘くもドロドロもしない。悪人が出てくることもない。 でもいつの間にか物語に引き込まれてしまう。 現実にいそうな登場人物に感情の描写。 何とも優しく読み心地のいい恋愛青春小説でした。

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2021/11/14

なんだか甘くて酸っぱくて 微笑ましくなる物語 疲れた心に絶対に沁みる この双子ちゃんたちを取り巻く物語に 絶対に恋をすると思う

Posted byブクログ

2021/11/05

たった4人の中に、多くの人が共感を見つけられるというのは、なんだろう、魔法?モラトリアムってそんなに単純なものだったっけ。すごいなぁ。

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2021/10/02
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とてもほっこりする話だった。さらっとしていて読みやすい。 主人公は双子の大学生の冬冶と華子。同居をしていて、前半は華子、後半は冬冶の視点で話が進んでいく。 口げんかをしながらもお互いを思いやっているのが伝わる。 2人の恋愛観が対照的で、冬冶は慎重派だが華子は派手で色々な人と交際している。 冬冶と幸村さんの恋愛の話がとても好き。おしゃれに無関心だが頭はとても良く地味だった幸村さんが、冬冶に出会って恋に落ち美しく変わっていく様子が良い。冬冶も不器用なりに幸村さんと真剣に向き合って恋愛している姿が良かった。 華子と冬冶が長引くけんかをしてお互いに意地を張っていたが、最後に夕食のカレーを作るために当番を交代するという冬冶が仲直りのきっかけを作ったシーンが好き。

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2021/07/27
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島本理生先生の作品を読むのは5冊目だが、一番自分の感性に合っていた。 登場人物が皆、個性的で情景が目に浮かぶようだった。 特に双子の冬治と華子の関係性が面白かった。

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2021/03/23
  • ネタバレ

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島本さんの著書はこれで三冊目。島本さんって幸せな雰囲気を漂わせておいて、ある日爆弾を容赦なく投下してくるイメージがあったから、ちょっとびくびくしてたけど今作はそんなに心配いらなかったな。爆弾はあったけど。それにしても双子って不思議な関係ですよね。同い年だけど友達とはもちろん違う、だからといってたぶん兄妹とも違うんじゃないだろうか。ちょっと憧れます。私は、華子も冬冶も好きです。でも冬冶があの時の決断を後々後悔しやしないかと心配。最後辺りの雪村さんは理解できない。冬冶に重荷を背負わせすぎな気がする。

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2021/03/04
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島本さんの作品なことを忘れてしまうくらいピュアな恋愛小説だった。 と思ったら雪村さん最後に痛かった。けど現実感がすごいなぁ。 対照的な双子。 華子と熊男、冬治と雪村さん。 バランスのとれた一冊でした。

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2021/02/08

先月『君が降る日』を読み、気になってきた島本理生さん。雑誌で特集されていて気になったので読んでみたらやっぱりよかった。 大学生活の良い意味で浮ついた感じとちょっとした事で状況が変わる危うさ、3年生からの就活ムードと焦りなどなど読んでいて痛懐かしい気持ちでいっぱいだった。 辻村深月...

先月『君が降る日』を読み、気になってきた島本理生さん。雑誌で特集されていて気になったので読んでみたらやっぱりよかった。 大学生活の良い意味で浮ついた感じとちょっとした事で状況が変わる危うさ、3年生からの就活ムードと焦りなどなど読んでいて痛懐かしい気持ちでいっぱいだった。 辻村深月さんの解説がとても的確。 ナラタージュ、君の降る日は暗めだったけど、こういう軽くて楽しい感じも良い。やっぱりお気に入りの作者さんだった。

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2020/09/12
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始めは章ごとに華子の相手の男の人が変わる感じの 小説かと思いました。 が、熊野さんと雪村さんという2人に出会って 双子がどう変わっていくかという内容でした。 私は冬治君に近い人間です。 なので、雪村さんや華子さんが冬治君に 投げかける言葉にグッとくるものもあった。 淡々とした話に思えたけど、最後まで面白く 読めました。 冬治君が選んだ道を将来どう思うのか ちょっと興味があります。

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