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新世界より(上) の商品レビュー

4

675件のお客様レビュー

  1. 5つ

    204

  2. 4つ

    227

  3. 3つ

    146

  4. 2つ

    29

  5. 1つ

    6

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2012/10/23

友人からのオススメとの事で調べてみると興味ありげな内容。という事でとりあえず「読みたい」に積読。買ってないけどw気になる点としては3巻って事。読破できるのかひたすら不安。

Posted byブクログ

2012/10/22

本作を原作としたアニメを見て、設定などが興味深かったので原作を読んでみました。上巻は導入部で主人公たちの学校生活が描かれており、時代背景などがすこしづつ語られてます。上巻後編からこの物語にドライブがかかってきて、中巻、下巻へと怒濤のように話が展開していきます。しばらくぶりに読むこ...

本作を原作としたアニメを見て、設定などが興味深かったので原作を読んでみました。上巻は導入部で主人公たちの学校生活が描かれており、時代背景などがすこしづつ語られてます。上巻後編からこの物語にドライブがかかってきて、中巻、下巻へと怒濤のように話が展開していきます。しばらくぶりに読むことが止まらない作品に出会った感じです。

Posted byブクログ

2012/10/24

 書店で目にし、どうしても読みたかった。2008年、第29回日本SF大賞を受賞した本書です。 1000年先の未来。  文明はある理由で滅び、生活は明治以前の電気の無い時代に良く似ています。 江戸時代と違うのは、人々は「呪力」を持ち、「呪力」に頼って生活しています。  読み始め...

 書店で目にし、どうしても読みたかった。2008年、第29回日本SF大賞を受賞した本書です。 1000年先の未来。  文明はある理由で滅び、生活は明治以前の電気の無い時代に良く似ています。 江戸時代と違うのは、人々は「呪力」を持ち、「呪力」に頼って生活しています。  読み始めてすぐに「ハリーポッター」と連想しましたが、改めて思うと 「悪意や攻撃性を題材にした、グロテスクな日本版ハリポタ」と言った感じでしょうか。(あくまでも私感です) 設定はSF的ですが、内容はファンタジー。ミステリーな要素も含んでます。不思議な気持ち悪い動物も数多く登場します。 下巻まで一気の読んで分かった。(と思ってる) 「悪鬼」や「業魔」はいつも私たちの心の中にあり、潜んでいます。相変わらず無くならない悲惨な事件のほとんどは、この「悪鬼」や「業魔」のせいです。 恐らく、混迷する政治もコレのせい。 物語に出てくる「攻撃抑制」と「愧死機構」を持つ必要のない世の中になる事は、現代においても恐らく実現することは無いんでしょうね・・・  恥ずかしながら、著者(貴志さん)の本は全く読んだことが無く、名前さえ知りませんでした。ホラー小説を良く書かれる方のようで、なるほどと思わせるエグイ描写が多いです。 「リング」で著名になった鈴木光司と同じく、ホラー小説家が書くファンタジーは素晴らしい。 「新世界より」当たりでした。

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2012/10/15
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2012 10/15読了。有隣堂で購入。 アニメで見て気になって買ってしまった本。初・貴志祐介。 人々の間にサイコキネシスが普及した、1000年後の未来を描くSF。 けっこう助走期間長いのかなあ、と思っていたら1巻半ばから冒険の連続で驚かされた。思わず読みふけってしまった。 多くの人間がPKを使える世界、ちょっとキレたら相手の頭を爆発させかねない世界で社会をどう保つか・・・というのはとても面白い。 急いで続きも読む。

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2012/10/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ようやく読了しました、「新世界より」。貴志祐介といえばホラーではありますが、この本はまさにSFと呼ぶに相応しい、ブレのない作品でありました。 主要な登場人物の人数もちょうど良く、名前も覚えやすく、世界観にのめりこんで読むことが出来ました。 日常から始まり、その日常に見え隠れする暗い影を言及していくにつれて、その世界の真相へ近づいていく…割とありがちな話の筋ではありますが、この作品には設定による様々な制約が存在し、それがキャラを引き立て、世界を引き立てているように思えます。 上巻から中巻にかけての、突如として訪れる非日常っぷりにはなかなか緊張感がありましたね。大どんでん返しというものはありませんでいしたが、SFに若干のホラーが混ざる貴志祐介の世界の描き方は読んでいて飽きません。最後の最後に書かれるバケネズミの詳細には驚いた。なるほど、そこでミノシロモドキの伏線を回収するか…と納得。 ネタバレレビューなので書きますが、記憶回想が太字で書かれているのでそこは強調があって読みやすいし、本文中に出てくる箇所でもあるので自分で読んだその前後を「確かあんな感じだったな」と思い出しながら読めて楽しかったです。 貴志祐介の次なるSFに期待したいところです。上中下となかなかの長編ですが、このくらいの物量があったほうが楽しめそうです。

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2012/10/13

景色描写とか良かったな。 つくば近辺なのもなおよし。筑波山も出てるし懐かしいところが出てくるのは嬉しい。 生物が今も生き物とかなり変わってるのが不思議だった。

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2012/10/12

序盤は世界観に馴染めずなかなか進まなかった。 前置きが長い。 でも後半は一気に加速。 先が気になる終わり方で早く中巻が読みたい。

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2012/10/11

舞台は千年後の日本。 主人公は14歳の子供たち。 呪力を手に入れ「神」となった人間達がつくり上げた世界とは… 貴志祐介の第29回日本SF大賞受賞作品です。 先にアニメーション映像の予告編を見てしまったからかもしれませんが 良い意味でレベルの高いライトノベルを読んでいる...

舞台は千年後の日本。 主人公は14歳の子供たち。 呪力を手に入れ「神」となった人間達がつくり上げた世界とは… 貴志祐介の第29回日本SF大賞受賞作品です。 先にアニメーション映像の予告編を見てしまったからかもしれませんが 良い意味でレベルの高いライトノベルを読んでいるような感覚でした。 内容は難しいけれど読みやすい。 三部作なのでまだまだ楽しませてもらえそうです。

Posted byブクログ

2012/10/10
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※このレビューにはネタバレを含みます

貴志 祐介と言えば青の炎。青の炎と言えば貴志 祐介。 その印象が強すぎた為、貴志 祐介作品を読むのが遅れました。 悪の経典が面白かったので、評価の高かったこちらの本に手を出しました。 社会人に平日2日間で上中下巻を読ませるとは~ 読み終わって思うこと。最後の裁判は本当に怖い。 奴隷とそれを使う人って、こんな気持ちなんかな~。 「偽りの神にあらがえ」(煽り。うろ覚え)

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2012/10/06

【読了】貴志祐介「新世界より(上)」 10月1冊目 2012秋アニメとして、久しぶりのテレビ朝日系深夜アニメとして放送が開始された「新世界より」を読んでみることにした。文庫版は上中下の3冊になっている。単行本だと上下巻。今回読んだ文庫の上巻は482ページ。かなりの分量である。ち...

【読了】貴志祐介「新世界より(上)」 10月1冊目 2012秋アニメとして、久しぶりのテレビ朝日系深夜アニメとして放送が開始された「新世界より」を読んでみることにした。文庫版は上中下の3冊になっている。単行本だと上下巻。今回読んだ文庫の上巻は482ページ。かなりの分量である。ちなみに2008年の日本SF大賞受賞作である。 舞台は1000年後の日本。神の力ともいえる「呪力」を手にした時代の人間の物語。序盤は世界観や設定の説明に費やされる感じがするので、その辺の学習を強いられている感じがする。人によっては挫折してしまうかもしれない。アニメ版1話は時系列をちょっといじって、雰囲気の演出に努めていたけど、あれでもまだ分かりにくいのは否めないだろう。 とはいえ、200ページを超えた辺りくらいから急速に物語が動き出す。ここもある意味、説明パートとも言えるのだが、なかなか面白い話になっているので、読んでいて一気に引込まれていく。 そして終盤の逃亡、戦闘、お色気パートなど、盛りだくさんの展開でページをめくる指が止まらない感じに。それでも上巻はまだ入り口にすぎないというのも分かるので、引き続き中巻を読み進めたい。

Posted byブクログ