新世界より(中) の商品レビュー
早季と覚が大雀蜂コロニーの掘っ立て小屋で目覚めた日に始まり、早季と覚が街の外のかまくらで過ごした夜に終わる。 キャンプの後に2年が経過し、幼なじみだった彼らの間には幾つかの人間関係の微妙な変化が起こっている。大きく残酷な最初の別れ。記憶操作による違和感。富子さんとの出会い。守...
早季と覚が大雀蜂コロニーの掘っ立て小屋で目覚めた日に始まり、早季と覚が街の外のかまくらで過ごした夜に終わる。 キャンプの後に2年が経過し、幼なじみだった彼らの間には幾つかの人間関係の微妙な変化が起こっている。大きく残酷な最初の別れ。記憶操作による違和感。富子さんとの出会い。守の家出。野狐丸の名を獲得したスクィーラとの再会。 この巻を通して1000年後の世界の歪みや秘密が解き明かされ、固い絆で結ばれていた5人の仲間のうち3人までが退場してしまう。次を知るために読み進まずにはいられなかった。
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いい感じに続きが気になるところで中巻が終了しました 次の下巻で最終巻なので、この物語がどのような結末へと向かって行くのかが気になります
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話が揺れ動く中巻。衝撃的というか、ショッキングな場面もありましたが、さらっと読むことができました。 面白い!
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徐々に明らかになる歪んだ人間社会。 倫理委員会への不審。 ついに現れた業魔。 勢力を拡大し進化するバケネズミ。 そして愛する人との別れ••• 運命を翻弄されながらも懸命に生きようとする姿を描く青春群像な中巻。
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未来の世界だから、何でも考えられる。登場する動物も、人間も社会も、その制度も価値観も。しかし読む人間は現在住むこの世の世界での考え方から読むわけだから、共通項がないと尺度がなくなる。この本の主題とするテーマは何んなんだろうか。考えながら読み進めている。
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時代がわかりました 西暦3000年! やはり和製ハリーポッター感が拭えませんが面白いです 同じ作者のクリムゾンの迷宮のような結末がきそうな予感 はじめ5人だった仲間たちがどんどんへって今2人 別れた仲間は敵になりそうで… 下巻はどうなるのかしら。楽しみです
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主人公は選ばれた存在だった。 ただ、総じて賢いのではなく、呪力(ポテンシャル)が高いわけでもなく、人格が安定しているという点で優れていた。 自分を見失うと、周りを傷つける。それもどうしようもなく。 その最たる例が業魔であり、悪鬼である。 それが発症しないように、発症が見受けられた...
主人公は選ばれた存在だった。 ただ、総じて賢いのではなく、呪力(ポテンシャル)が高いわけでもなく、人格が安定しているという点で優れていた。 自分を見失うと、周りを傷つける。それもどうしようもなく。 その最たる例が業魔であり、悪鬼である。 それが発症しないように、発症が見受けられた人物を腐ったリンゴとして処分し、世界の平和を保つ。だから人格の安定が指導者として絶対必要なのだと。 早季の言った「核兵器なんて、何のためにそんな馬鹿な武器が存在するのかわからない」が印象的だった。
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別れの巻ですね。そして概要が判明してくる。でも新たな謎も生まれ。 教育委員会だけではなく、町そのものがおかしいと明確になるけれど、本当にそれだけなのか、気になるところ。
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やっぱりハマれずー。この話のどこが山場なのか誰か教えてほしい。 性描写があるのは良いけど、なぜに同性なの?下巻読めばわかるかしら。必要とも思えない。 下巻へ。
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中巻を読み終えて思った事は、主人公何回追い詰めらるのー!? 何回も怖い目に遭っても無事なのは主人公だからなのか強い人だからなのか もー読んでて怖くて怖くてたまりません!
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