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嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん(10) の商品レビュー

4.1

46件のお客様レビュー

  1. 5つ

    16

  2. 4つ

    17

  3. 3つ

    9

  4. 2つ

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2022/11/05

みーまー物語の完結(蛇足で次があるけども) 入れ替わりの叙述トリックはなんとなく気づけた。 最後はまーちゃんがみーくんを選ぶことで完結。 この作品で思ってたことだけども、大怪我してる人がいたら、その原因を警察は特定しないの? 透以外は知り合いで殺された人がいないとのことで良か...

みーまー物語の完結(蛇足で次があるけども) 入れ替わりの叙述トリックはなんとなく気づけた。 最後はまーちゃんがみーくんを選ぶことで完結。 この作品で思ってたことだけども、大怪我してる人がいたら、その原因を警察は特定しないの? 透以外は知り合いで殺された人がいないとのことで良かったけども、なんだかなと肩透かしでした。

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2022/02/19

最終的に役に選ばれた者は。 その時の状況にそぐわないような無邪気な様子で、彼女はとんでもない言動に出たな。 互いに狂ってしまっているからこそ、この様な結末を迎えたのかもしれないな。

Posted byブクログ

2019/12/10

シリーズ最終巻。 読みにくい前巻に引きつづいて読んだので、かなり飛ばし読みしてしまい、最後までトリックに気づきませんでした。 まーちゃんを取りもどした「みーくん」は、ふたたび彼女とらぶらぶな日常をすごそうとします。そんな二人のもとへ「やつ」が近づいてきます。そしてついに、「み...

シリーズ最終巻。 読みにくい前巻に引きつづいて読んだので、かなり飛ばし読みしてしまい、最後までトリックに気づきませんでした。 まーちゃんを取りもどした「みーくん」は、ふたたび彼女とらぶらぶな日常をすごそうとします。そんな二人のもとへ「やつ」が近づいてきます。そしてついに、「みーくん」と「やつ」が遭遇します。最後は、まーちゃんが「みーくん」を選ぶことで、事件は終わりを迎えます。 とりあえずは、この物語らしい「ハッピーエンド」という気がします。まだ読み落としているトリックなどもありそうなので、機会があればもう一度読み返すかもしれません。

Posted byブクログ

2018/03/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

何でかわからないが好きで好きでたまらない作品というのが、誰にでもあると思う。自分にとってはこの「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」シリーズがそれに当たる。「好きな本は何?」と友人に聞かれた時に、タイトルを全部いうのは凄まじく恥ずかしい。「どんな作品?」と聞かれたら、うまく説明できない。「どういうカテゴリーなの?」と聞かれればライトノベルだし、カバーなしで本を持ち歩いていると、まーちゃんの絵は萌え絵ですか?と聞かれればそう見えてもおかしくない。それでもこのシリーズへの愛情というのはかわらない。映画化したおかげで、映画好きには「みーまー」で通じるようになったけれども。 本シリーズで展開される話は基本的に荒唐無稽な話である。そもそも「幼少時のトラウマにより精神的に壊れてしまった美少女」という設定からして、いかにもラノベ的であるし、出てくるキャラクターで一般的な意味でまともな人間というのはほぼいない(比較的まともな人間として長瀬透という女性キャラクターがいたのだが・・・)。そもそも毎回主人公は死ぬほど痛めつけられていてもジャンプ漫画のように復活してくるし、殺人犯と激闘を繰り広げても警察が捕まえにくることはない(一応、過去の事件を知っていた刑事がかばっているという設定にはなっている)。 その上、最初の頃には「多少個性的だが読むのに苦痛はない」レベルの文体はどんどん変化していき、9巻に至っては全体の7割ぐらいは「何を言っているかわからない」レベルまでになってしまう。その長々とした伏線はちゃんと10巻で回収されるのだけど、ここまで作品が好きで読み続けていた読者であっても挫折してしまいかねない危険度である。 そんな癖のある作品の何が好きだったのか・・・・シリーズを読み続けている間いつもそれを考えているのだが、いつも最終的にたどり着く答えは「この作品が描く世界は、自分やその他のある種の人々にとってリアルだから」なのではないかと思うようになった。少なくとも私にとっては、心を切られるような痛みとともに、ある日々を思い出させるリアルがそこにはある。 もちろん、私は誘拐されたこともなければ、いかなる理由があれども殺人を起こしたこともない。ただ、ある人生の時期に抗うことが出来ないような暴力がすぐ身近にあり、もしかしたら一線を超えてしまった可能性があったという記憶がチリチリと思い出させる・・・そういった意味での、リアルがここにはある。

Posted byブクログ

2015/11/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前巻からの続き、かつ完結巻。 巻頭のまーちゃんを取り返したという一人称視点は嘘をついてないことからすぐに枝瀬ではないことがわかる。 殺されていった身近な人々とは今までの登場人物のように見せかけておいて実は違っていて、本編ではほぼモブ扱いになっている菅原と枝瀬の共通する小学生時代の同級生のことだった。案の定だった。 まーちゃんを破綻させうる邪魔者二名が消えて紛うことなきハッピーエンドでした。幸せの背景は不幸、まさに地でいっていた結末でした。

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2015/08/23

シリーズの終わりとしては、とても綺麗な感じに。とはいえ本編といいエピローグといい、いちいち騙されてしまった。最後まで仕掛けを忘れない姿勢にあっぱれ。

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2014/07/30

感想 ああ、なるほどなーと思い、もう一度読み返してみようかと思わせる。思っただけで行動に移すかはわからないけど。 みーまーシリーズ「i」だけを残して読了!

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2014/07/15

「この、おはなしはこれで、お終い。」 当時、私が中学の時ラノベに興味を持ち始めたときの入間人間衝撃のデビュー作 (たしか、1巻帯には…) 彼らの今後が気になる方は、入間人間さんの公式ホームページをチェックしてみてね。

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2014/03/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ完結。読了。9巻の狂気っぷりが凄かった。 ハッピーエンドのようでバッドエンドのような気も。 まーちゃんは、心の奥の奥の奥で本当は全部わかっているのでしょう。だから泣いたのだと思う。 長瀬を思って狂ってる主人公こそが本物のような気がしてしまう。 『人並みの幸せ』『こんなにも好きだったのに』が泣けてくる。 きっと長瀬は本人が思っている以上に主人公に愛されてたしかけがえない人だった。 だからなんかあっけない終わりに少し違和感というか本当にそれでいいの?、と。 でも幸せで終わって良かった…? 最後のエピローグがヤマナさんでビックリ。

Posted byブクログ

2013/11/22

こういう壊れた子を守る愚直な主人公好きー 読んだ後、体の力、入らないけども。 下手すると悪夢見るけども、読みたくなる魔力があるのよねー

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