嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん(10) の商品レビュー
とてつもなくキュートでポップなはっぴーえんど。 その裏側は誰かの不幸の上に成り立ってるんだけどね。 トリックはなんとなーく違和感でわかってたけど、 そしてみーくんの心情は読みやすくわかりやすい筈なのに、 なんでかな、後半になった瞬間にほっとして「やっぱりこっちだなー」って。 好...
とてつもなくキュートでポップなはっぴーえんど。 その裏側は誰かの不幸の上に成り立ってるんだけどね。 トリックはなんとなーく違和感でわかってたけど、 そしてみーくんの心情は読みやすくわかりやすい筈なのに、 なんでかな、後半になった瞬間にほっとして「やっぱりこっちだなー」って。 好きだけじゃ駄目なんだね。 壊れものには、壊れものじゃないと。 誰かを犠牲にしながらも幸福である××と。 誰かが幸福ならばそれはまあ良いかなって思うヤマナ妹。 違うようで似てるヤマナさんに影響を受けた二人。 エピローグはかなり好き。 きっとこの先もみんな、誰かを犠牲にしたり、壊したり、 そうしながら狂った街で幸せに平和に生きてくんだろうなあ。
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みーまー最終巻。 まぁみーくんはハーレム作れるくらい魅力的だからね、仕方ないね。 個人的には伏見が生きててよかったなー。登場人物にそれぞれ幸あれ。
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みーまー最終巻。 全てが壊れたまま終わったし、むしろ新しく色々壊れた印象の結末。 それでもまーちゃんがみーくんを選択し、みーくんがまーちゃんを選択した。 選択肢がそもそも壊れてたり嘘っぽい気もするけどなぜかその結末に感動を覚えた。
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終わりの終わりは始まり ようやく終わりました。文章が狂気に満ちている前巻からだいぶマシになりました。 ともあれハッピーエンド?
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確かにハッピーエンドで、綺麗な終わり方だった。 が、薄い。薄かった。 8巻の厚さはどこへいった。 9巻の引きはよかったけれど、9~10巻で一冊でもよかった。 分割したのを利用したポイントもあったけれども。 菅原の記憶復活や脱獄の経緯、それに伴う奈月さんの心情や行動、姉を失った長瀬一樹の心情、「たくさんのみーくん」を望んだまーちゃんがたった一人のみーくんを選んだ理由、描くことは多かっただろうに。一樹なんて、イラストさえ切れ端という扱い……。 そして稲側(稲沢?)とはなんだったのか。まだ続くのだったら、彼がみーくんを名乗る話で一巻くらい書くつもりだったのだろうか。 都合の良いところしか描かれていないところに不満は残るけれど、彼らなりのハッピーエンドとエピローグに★4つ。お隣さん・店員・青年が誰だかわかったときは爽快だった。 ついでに金子、大江姉妹の立ち位置は普段通り過ぎて素晴らしかった。
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【ある意味ネタバレ?かもしれませんので注意】 終わった。 いや、また始まったのかな? もう1巻読んだ時はどうなのこれとか思ってたけど。 結局最終巻まで読んでしまった。 正直に言おう。 ハマってしまったわ。 ええ本当に。 ついプライベートでも大江湯女ごっことかしちゃう...
【ある意味ネタバレ?かもしれませんので注意】 終わった。 いや、また始まったのかな? もう1巻読んだ時はどうなのこれとか思ってたけど。 結局最終巻まで読んでしまった。 正直に言おう。 ハマってしまったわ。 ええ本当に。 ついプライベートでも大江湯女ごっことかしちゃうくらいに。 嘘だけど。 いやでも湯女には最後まで助けられたねみーくん!! そしてあたしは最後までまんまと騙されたぜ入間人間氏!!!!! とにかく終わっちゃったことが想像してたより悲しいことに自分でもびっくりしている今日この頃。 何か全然10巻の紹介になってないけど… 何はともあれ これからのみーくんとまーちゃんに どうか“幸”あれ。 面白かったです。 泣いてなんかないもん。 嘘かなー
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みーくん入れ替わりは普通に気が付かなかった。 「嘘だけど」がなかったので、違和感はあったけど。 「みーくん」はまーちゃんを選び、まーちゃんも「みーくん」を選んだ。 多分まーちゃんは、何となくわかってるんだろうなと思った。埋める時に泣いてたし。 これはメリバかな。 伏見が可愛かったけど、結局告白出来なかったんだね……個人的には、この二人組が好き。 エピローグで山名さんとか池田兄妹も登場した。
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この巻でみーまーは完結です。 十章に入るまで普通に読んでたけど、十章に入って今までみーくんだと思っていたのが菅原道真だったとは。 想定外過ぎます。 「奴」が菅原道真かなとは思ってたんだけど、怪我か死んだか逮捕されたんでなかったっけかと思っていたので出てこないかーと思っていたら、ここでこいつかと。 各章の最後に入ってる、息を切らしながら走ってるのが「奴」だと思ってたから、完全にしてやられたって感じでした。 みーくんの知り合いが次々に殺されたって話も、小学生時代の同級生だったとか。 短篇集にも出てたキャラかな。 そしてエピローグ。 ヤマナ妹がここで復活してくるのは想定外。 ヤマナ妹の隣の住人がみーまーなのかと思ったら、あとで明らかにみーくんでてくるし。 あとで出てくるみーくんは未来からってことは無いだろうしなぁ。 1巻に出てきた子たちは姉弟だから、兄妹な関係ではないだろうし。 …と思って1巻確認したら、兄妹って書いてあった。コミック版は姉弟になってるので勘違い。 あとに出てきたのは花咲太郎かなと思ったけど、右手がダメになってるし、飛び降りずに降りるのはって言ってるしねぇ。 ヤマナ妹の隣の不法入居者はやっぱり池田兄妹なのかなー。 8巻から10巻の本編までって数カ月がいいところだから、ヤマナ妹の言動が合わないからなぁ。 8巻で2年前に大学生になったとあって、10巻エピローグで二十代後半と言っていて、池田兄妹が1巻で小学生だったけど、ヤマナ妹が二十代後半まで行ってれば、高校生くらいでも間違いじゃないかなと。 それに親から逃げてきたって、みーくんも言ってるし。 これを書きつつようやく納得できた感じ。 いやしかし、ホント面白かった。 このシリーズはすごく良かったです。 多少中だるみもあったけども。 10巻単体だけでも完全にやられたって感じなので、満点です。
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またしても、やられてしまった・・・。 「やつ」があの人だったとは・・・。 途中で文章に違和感を感じていたのにも関わらず、 まーちゃんの左手の件が出てくるまで、 気付かなかった・・・。 私としては、満足の終わりです。 ん?始まり? まーちゃんが死ぬまで、この話に...
またしても、やられてしまった・・・。 「やつ」があの人だったとは・・・。 途中で文章に違和感を感じていたのにも関わらず、 まーちゃんの左手の件が出てくるまで、 気付かなかった・・・。 私としては、満足の終わりです。 ん?始まり? まーちゃんが死ぬまで、この話に終わりはないわけで。 だから、こんな感じでいいのではないでしょうか。 また、幸せはたくさんの不幸で成り立っていることに、 改めて納得。 全員が幸せなんて、ありえない。 人間、知らない誰かを蹴落として、 生きてるんだよね。。。 そう思った最終巻でした。
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