ゴールデンスランバー の商品レビュー
見えない権力に押しつぶされそうになる青柳を心の中でめっちゃ応援してしまう作品。 どんなにみじめでカッコ悪くても・・・・生きろ!!! 作品中のセリフが妙に心に残ってます。 是非読んでほしい!!
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仙台が舞台なので、風景が想像しやすかった。(宮城県出身) すべてが解決するわけではなく、もやっとしているけど、伊坂さんらしく、読んだ後、ほんわりする。 少しニタニタしてしまいました。 人の優しさにふれた感じ。 原作を読んでから、映画を見ようと思っていたので、やっとDVDを見られる...
仙台が舞台なので、風景が想像しやすかった。(宮城県出身) すべてが解決するわけではなく、もやっとしているけど、伊坂さんらしく、読んだ後、ほんわりする。 少しニタニタしてしまいました。 人の優しさにふれた感じ。 原作を読んでから、映画を見ようと思っていたので、やっとDVDを見られるのだが、予告編やらで映画を一部を見ていたので、 どうしても主人公の風貌が境雅人、その父親が伊藤四郎にしか思えなかった。自分で作り上げたかった。
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ありえない世界なのに身近に感じてしまう。本作でも伊坂ワールドに引き込まれてしまいました。 最後は逃げから転じての大逆転!といきたい所だけど『逃げろ』という言葉に背中を押されて走った結果、行き着く場所はあそこなのだろうな。 作中、時折流れる『ゴールデンスランバー』絶対に聴きたく...
ありえない世界なのに身近に感じてしまう。本作でも伊坂ワールドに引き込まれてしまいました。 最後は逃げから転じての大逆転!といきたい所だけど『逃げろ』という言葉に背中を押されて走った結果、行き着く場所はあそこなのだろうな。 作中、時折流れる『ゴールデンスランバー』絶対に聴きたくなるので準備してからこの本を手に取りましょう(笑)原曲もいいけど、映画で使われていた斉藤和義サンのゴールデンスランバーかなり良いです!
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最初は、場面の切り替えが多く話の流れや人物関係がよく分かりにくかったですが、それもすべて伏線で、後半に向けてするする伏線回収していく様は本当に感動でした。 最後は涙無しには読めません。 本当にオススメです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ある日突然首相暗殺の被疑者に仕立て上げられてしまった主人公が、四苦八苦しつつも」様々な人たちの協力を得て冤罪を晴らそうしていくというような作品。 この作品で扱っているテーマは冤罪と監視社会。国家により巧妙に仕組まれた冤罪の前にあっては、一般市民の力はとても微力だ。しかもそうした状況で、市民の行動がすべて監視され、国家の思い通りに操作されているとしたら、抗う余地はほとんど残されていないように思う。本作品ではこうした社会の怖さについて改めて考えさせられた。 ただ、この作品は必ずしも社会批判というようなものではなく、あくまでエンターテインメントの域で語られるべきものである。そうした観点からこの作品を見た場合もきわめて秀逸で、事件の始まり→視聴者目線で見た事件の推移→事件の回顧と来て、最後に被疑者にされてしまった青柳の目線から事件のすべてが語られていくという展開は、とてもよく考えられていると思う。 この作品は、これまでの伊坂作品と比べて使われている手法に明らかに違いが見て取れる。これまでの作品で見せていたあっと言うような大どんでん返しとかそれを成り立たせるために巧妙に埋め込まれた伏線とかはあまり前面に出ていない。伊坂作品を数多く読んできた身としては多少物足りなさも残るが、しかし逆にそれがこの作品をより洗練されたものにしているとも思うし、その意味では正当な形での進化を遂げたのだともいえる。 作品中ではいろいろなキャラクターが描かれていたが、それらのすべてのついては明らかにされていない。伊坂幸太郎のことだから、また次の別の作品で描かれるのかもしれない。これからの伊坂作品のさらなる進化にも期待したいし、今後も注目していきたい。
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非常に疾走感のある一作。 スピード感を失うことなく、伊坂さんらしく皮肉を込めたコメディー風の文体で一気に終わりまで読み上げたくなる。 ただ、それだけのスピード感とラストが微妙につりあわない気もするが、こういうエンディングだからこそのこの終わりのムード感であり、これが「伊坂文学」な...
非常に疾走感のある一作。 スピード感を失うことなく、伊坂さんらしく皮肉を込めたコメディー風の文体で一気に終わりまで読み上げたくなる。 ただ、それだけのスピード感とラストが微妙につりあわない気もするが、こういうエンディングだからこそのこの終わりのムード感であり、これが「伊坂文学」なのだと思う。
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序盤は「なにこの描写?」 と思うところが多発したが、中盤から最後にかけて その伏線をきれいに回収していく技術に驚かされました。 個人的にはあのラストが現実的で満足。 読む人によっては物足りないかも
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文庫やのに900円?高っ! と思って買ったけど、その分ちゃんと楽しめた。 初めて伊坂幸太郎の作品を読んだ時の衝撃は薄れたものの、 伏線を拾いながら終末を迎える面白さはさすが。 しかし映画化された時の特集を観てたのは失敗やったな。 登場人物の顔が俳優にひっぱられてもうた。
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ゴールデンスランバー 読了。お父さんのとこや、ラストシーンが特に大好きだった。一度最後まで読んだので、3年後をまた読み直そう。ところで、この3年後は誰なんでしょう。森の声、なんだよね。
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途中までは伊坂幸太郎の最高傑作だと感じたが、ラスト200ページくらいがなー。期待しすぎた。 どうやってストーリーを終わらすのかすごく興味があったけど、結局そんなもんかーという感じ。
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