錨を上げよ(上) の商品レビュー
いつになったら本編が始まるのだろうと思ったらずっと人生をたんたんと語り始めてるw これは一人の男の人生を語っているものなので展開に脈絡がなく布石もない かなり微妙
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好きな人には申し訳ありませんが、全く受け付けない作品でした。 「男のロマン」がテーマなんでしょうか・・・ 何が言いたいのか理解できません。 しかも上下本でかなりの厚さがあるにもかかわらず、内容が薄すぎます。 主人公が場所を変えては同じ失敗を繰り返すだけで、何の進歩も無い。 読んで...
好きな人には申し訳ありませんが、全く受け付けない作品でした。 「男のロマン」がテーマなんでしょうか・・・ 何が言いたいのか理解できません。 しかも上下本でかなりの厚さがあるにもかかわらず、内容が薄すぎます。 主人公が場所を変えては同じ失敗を繰り返すだけで、何の進歩も無い。 読んでいてこんなに苦痛な作品は久しぶり(苦笑)
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<選んだ理由> ゆるぎない、男の人の話が読みたい。 勇気をもらいたいと思ったので ↑ というようなことを感じるようなPOPが本屋さんに置いてたから でも、きっと痛いんやろうな と思うので、なかなか手がでない…
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私は基本百田尚樹の大ファンです。 いままでの百田作品にハズレは1作もなかったのでこの作品も迷うことなく上下巻まとめて購入しました。 しかしなんでしょうかこのマッタく感情移入のできない、読み進めるのがとてもシンドイ内容は・・ 主人公の昭和40年代の子供向け熱血アニメに出てきそうな、...
私は基本百田尚樹の大ファンです。 いままでの百田作品にハズレは1作もなかったのでこの作品も迷うことなく上下巻まとめて購入しました。 しかしなんでしょうかこのマッタく感情移入のできない、読み進めるのがとてもシンドイ内容は・・ 主人公の昭和40年代の子供向け熱血アニメに出てきそうな、あり得ない破天荒ぶりには読んでいながら引きっぱなしでした。 残念ですがなんとか上巻を読み終わったところでギブアップです。 どうしましょこの作品が11年の本屋大賞をとってしまったら(笑
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最初、思春期の男の子だった主人公が、30代まで何をし、何を得たか?みたいな事が書かれた作品。警察に厄介になったり、恋愛にどっぷりハマったり、ケンカしたりのやさぐれた日々の内容でうんざりする。そんな地に足がついていない、真っ暗で先が見えない人生をどうやって生きぬくか。下巻で主人公の...
最初、思春期の男の子だった主人公が、30代まで何をし、何を得たか?みたいな事が書かれた作品。警察に厄介になったり、恋愛にどっぷりハマったり、ケンカしたりのやさぐれた日々の内容でうんざりする。そんな地に足がついていない、真っ暗で先が見えない人生をどうやって生きぬくか。下巻で主人公の起死回生に期待している・・・。
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昭和30年大阪下町生まれ。その名は、作田又三。下品で、ずるくて、しぶとくて、ルール無視でもお構いなし。絶対にへこたれない不屈の男が、人生という荒波を渡っていく! 圧倒的青春小説。 作者が20代の頃に初めて書いた小説という。道理で後年の傑作に比べて魅力に乏しいわけだ。主人公に全く...
昭和30年大阪下町生まれ。その名は、作田又三。下品で、ずるくて、しぶとくて、ルール無視でもお構いなし。絶対にへこたれない不屈の男が、人生という荒波を渡っていく! 圧倒的青春小説。 作者が20代の頃に初めて書いた小説という。道理で後年の傑作に比べて魅力に乏しいわけだ。主人公に全く感情移入できないのに、591ページを読み通した自分を褒めたい。2011年本屋大賞候補作だけど下巻はキャンセルした。 (D)
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まだ下巻を読み終えていませんが。昭和30年に、大阪の下町に生まれた一人の男の半生(?)を描いた作品。作者本人のことなのかはわからないが、多く材料を取っていることは間違いない。こと細かに心情の変化を描き、長くて読むのが大変。しかし、私たちの世代とは明らかに違うその違いの人々のメンタ...
まだ下巻を読み終えていませんが。昭和30年に、大阪の下町に生まれた一人の男の半生(?)を描いた作品。作者本人のことなのかはわからないが、多く材料を取っていることは間違いない。こと細かに心情の変化を描き、長くて読むのが大変。しかし、私たちの世代とは明らかに違うその違いの人々のメンタリティや、知識として断片的に知っているに過ぎない日本の成長、変化を辿ることができるのはおもしろいと思う。
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作田又三は、豊かさと自由の中で生き方を決められない「迷子」であった。 又三にとって、社会はパチンコ台のようなもので、すべては確率によって支配されており、チューリップに入る玉もあれば、入らない玉もある。・・・・・・・・・・・・ 又三が唯一、情熱を向けられるのは恋愛であった。しかし、...
作田又三は、豊かさと自由の中で生き方を決められない「迷子」であった。 又三にとって、社会はパチンコ台のようなもので、すべては確率によって支配されており、チューリップに入る玉もあれば、入らない玉もある。・・・・・・・・・・・・ 又三が唯一、情熱を向けられるのは恋愛であった。しかし、彼の恋愛感情は、青年期の肉欲的な激情、あるいは堅実に生きることからの逃避から来るものであり、相手の心情を思いやり幸福を願う本物の愛ではない。 ・・・・・・・・・・・・ 失敗と失恋が、あまりにもしつこく繰り返されるので、だんだん嫌になり、言いようのない怒りと虚しさが込み上げてくる。実は、この心境こそ、31歳を迎えた又三自身の心境なのだ。 しかし、著者は、最後に救いの手を差し伸べる。傷つけ合った人を、「代わりのきかない」存在として心から許し、愛することができた時、又三は、自分もまた、愛してよい唯一無二の存在であることを悟る。長い間、海底に刺さっていた錨が抜け、又三の航海が静かに始まる。
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この本って私小説なのかなぁ。とおもいながらやっと読み終わったこの本。 評価は下巻を読破してからだけど。 上巻は出生から波乱の大学生活、ストーカーまがいの恋愛、昭和の時代の若者のエネルギーの差が現代ギャップがすごいなぁと思う。 とにかく分厚いほんでした。
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上下巻の本のレビューは下巻にまとめて書いていたのだが、これだけ大作になれば分けてしまっても支障あるまい・・・という位の大作。文章に特徴があるので、途中で投げ出してしまう人もいるだろう。ただ上下巻買ってしまった人は意地になって読みきるだろうが。文章に慣れてしまえば楽しめる。思いつきですぐ行動してしまう主人公を行動力があるといえば聞こえはいいが、この主人公のキャラクターには感情移入しにくい人もいるだろう。作者の自伝的小説なのかどうかはわからないが、ノンフィックションであるならば、ここまで一貫性なく行動して最終的に作家になるとはすばらしいとしか言いようがない。若さという免罪符の元、やりたい放題の主人公が下巻でどのように年を取っていくのか、大学生という人生の夏休みを放棄してどこへ流れていくのか。下巻を読むのが楽しみだ。
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