1,800円以上の注文で送料無料

逃げる中高年、欲望のない若者たち の商品レビュー

3.6

70件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    23

  3. 3つ

    26

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2014/08/18

村上龍の言葉は、ぱりっと乾いている。 哲学のように、内容を分析的に掘り下げてはいかない。 表面をかけぬける文章。 読んでいてとても気持ちよかった。

Posted byブクログ

2014/08/17

この世には勝者と敗者しかいない。 政治的に、自分は何ごとかをなすことができると思っている若者はよほどのバカか自信があるかのどちらか。 日本ではそれほどの金がなくても相応の快適な暮らしができる。 何かを外部に求め、探し、出会うための努力をしなくても良い。 戦争はイデオロギーの対立...

この世には勝者と敗者しかいない。 政治的に、自分は何ごとかをなすことができると思っている若者はよほどのバカか自信があるかのどちらか。 日本ではそれほどの金がなくても相応の快適な暮らしができる。 何かを外部に求め、探し、出会うための努力をしなくても良い。 戦争はイデオロギーの対立で起こるわけではない。経済的な利害の対立で起こる。だが米中の経済関係は利害対立しているどころか、相互補完的。

Posted byブクログ

2013/08/24

読むと、元気になります。 といっても、 日本には未来はないよと、 未来に繋がる希望と欲望がないよと、 繰り返し言葉にされているだけだが。 閉塞がどこからやってきて、 どのように打破すれば己が救われるのかを、 真剣に考えている人間は、 読むと元気になると思います。...

読むと、元気になります。 といっても、 日本には未来はないよと、 未来に繋がる希望と欲望がないよと、 繰り返し言葉にされているだけだが。 閉塞がどこからやってきて、 どのように打破すれば己が救われるのかを、 真剣に考えている人間は、 読むと元気になると思います。 むしろ、 既に自分なりの答えを見出している人が読むと、 元気になるのかもしれない内容である。 つまり、 現実はあまりに絶望的であるということだ。

Posted byブクログ

2013/08/14

是非、10代、20代の人たちに読んでもらいたい。ぼやっと思っていた思いが、やっぱりそーだよ!と自信がついた。自信がついたとはいえ、日本自体に、希望が持てないという見解は一緒だし、希望や欲望がないことを若者が怠惰だの覇気がないだの言いたくないという気持ちもすごく理解できた。ほんと、...

是非、10代、20代の人たちに読んでもらいたい。ぼやっと思っていた思いが、やっぱりそーだよ!と自信がついた。自信がついたとはいえ、日本自体に、希望が持てないという見解は一緒だし、希望や欲望がないことを若者が怠惰だの覇気がないだの言いたくないという気持ちもすごく理解できた。ほんと、これからこういう若者を少しでも意識改革していくためには一体何をすべきなのか。物凄く大きな、これからの課題である。映画「桐島、部活やめるってよ」をもう一度観たくなった。

Posted byブクログ

2013/08/04

熱のない若者達、元気な中高年層。若者に職が無いのは、第一次産業の担い手がほとんど想定されておらず、皆がサービス業を取り合ってひしめきあっているように思える。第一次産業を苦にしない覚悟が、熱のなさと共通するのではないかと連想した。

Posted byブクログ

2013/08/04

http://www.kk-bestsellers.com/cgi-bin/detail.cgi?isbn=978-4-584-13279-1

Posted byブクログ

2013/01/21

斬新で素直な切り込みがとてもユニーク。既成概念にうっかり囚われている自分を再認識できる本。ただし、あくまで1側面として捉えないと只の読み物に。

Posted byブクログ

2012/11/10

ほぼ2年前に発行したエッセイ本 本書をよんでの感想は、う~んちょっとイラついた感じ  あえて挑発しているのだろうけど ユーモアがない気がして、ぼやきにしか聞こえなかった。 ただ「怒らない若者たちで」 ”若者は 経験と訓練がなければ、怒りの感情をアクションに変えることはできない...

ほぼ2年前に発行したエッセイ本 本書をよんでの感想は、う~んちょっとイラついた感じ  あえて挑発しているのだろうけど ユーモアがない気がして、ぼやきにしか聞こえなかった。 ただ「怒らない若者たちで」 ”若者は 経験と訓練がなければ、怒りの感情をアクションに変えることはできないのだろうか。わたしたちの社会は、正当な怒りを言葉や行動で表現することを、子供達に教えていないし、示してもいないということになる。”と表現していた、これには激しく同意ができた。 実際に (多)キレる>>> 怒る>>> 叱る >昇華する(極少)ような順番で人がいるような気がする。 あとサッカー論点では その頃にはインテルに長友がマンUには香川がいるなんて想像が出来なかったのか? 龍氏の想像力より日本のサッカーの進化の方が凄かったのか・・ さっかーVSサッカーではサッカーの勝ちだ!

Posted byブクログ

2012/10/02

鋭い村上節。この本で読んで、我が意を得たり!と肯くのは簡単だが、それを自分の未来にいかに反映させるかが重要。 ただ、サイゼリアへの認識が一気に変わりました☆

Posted byブクログ

2012/09/30

高校時代から抱き続けてきた世の中に対する違和感とか、社会にでてから感じる違和感が、なにか、言葉になってはっきり"わかった"感じがした。自分の中で噛み砕いて吸収して身になるまで何回か読まないと、アホなあたしには誰かにこの本を説明することができないな。

Posted byブクログ