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そして誰もいなくなった の商品レビュー

4.2

864件のお客様レビュー

  1. 5つ

    342

  2. 4つ

    301

  3. 3つ

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  5. 1つ

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2012/02/17

一気読みしました。 病院の待ち時間に、適当に買いだめしてあった文庫本を引っつかんで行ったのですが面白くて病院でウハウハして、家に帰ってからも読み続けました。 クリスティーの作品を網羅したくなりました。

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2012/02/14

名作です。 アガサクリスティーの代表作ですね。 孤島の屋敷に招かれた10人の招待客。その招待客が一人、また一人と消えていくクローズドサークルです。 綾辻行人さんの十角館を読んでいた為、流れは途中まで読めてしまっていましたが、最後まで楽しめた作品でした。 テンポの良さも良いですね。

Posted byブクログ

2012/02/11

素晴らしいの一言です。何度読んでもラストに近付くにつれて感じる、恐怖と高揚。翻訳の煩わしささえ忘れて読める名作ですね。

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2012/02/08

10年ぶりくらいの再読。どうしても「翻訳」された日本語って好きになれないけど、それさえも忘れさせてくれる一冊。単純明快で昨今のミステリーほど壮大さもないけれど、そこが古典的でスキ。最後の最後の3ページくらいまで謎は解けないけれど、頑張れば読者にも犯人当てはできる構成なのね。

Posted byブクログ

2012/01/29

読み始め、この世界観にのめり込むまでに時間がかかったのは、自身の感性の鈍麻や読解力の低下に帰依するところもあろうと思う。ただ、以前から海外文学に接することを避けてきた原因が、本作品に接することで、よりはっきりとした輪郭を持って、自覚されることとなった。 感性や読解力以前に、訳文が...

読み始め、この世界観にのめり込むまでに時間がかかったのは、自身の感性の鈍麻や読解力の低下に帰依するところもあろうと思う。ただ、以前から海外文学に接することを避けてきた原因が、本作品に接することで、よりはっきりとした輪郭を持って、自覚されることとなった。 感性や読解力以前に、訳文が拙い、とどうしても感じてしまう。 どこかで“最近は翻訳技術も進歩し、以前より違和感を感じなくなった”といった感想を目にしたことがあるが、本作が出版されたのは自分が生まれる更に前。解説文中に、『物語の性質上、意図的にぼんやりとした日本語を使用』的な注釈がなされていた。しかしそれ以前に、日本で発表される作品である以上、明らかに翻訳文と分かるような表現は(そしてそれが日本語でほとんど使用されないような場合)、適切な文章に変更されて然るべきと考える。 と色々難癖をつけながらも、さすがはこの分野の金字塔、と思わせられるような内容でした。

Posted byブクログ

2012/01/18

本のタイトルに惹かれて購入した一冊です。 それぞれ理由があって島でのパーティー招待された10人の人々。 その10人の人々が一人ずつ消えていく。それと同時にテーブル上の10体の人形の一つずつ消えていく。 密室空間の極限状態にて犯人探しが始まる・・・

Posted byブクログ

2012/01/16

絶海の孤島で、マザーグースの詩の通りにおこる連続殺人。ドラマチックな道具立てに、上品な語り口、そして驚きの結末。この本をきっかけに翻訳ミステリに嵌まった、私にとっては思い入れのある一冊。

Posted byブクログ

2012/01/16

アガサ・クリスティの名作(だと個人的に思っています)。いわゆるクローズド・サークルものです。U.N.オーウェンなる人物に招待された10人の登場人物達が一人、また一人と消えていく、そんな作品です。サクサク読めてとても満足できる作品です。

Posted byブクログ

2012/01/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

≪内容覚書≫ 離島に集められた10人。 それぞれが罪を背負う彼らは、姿の見えない人物に、 一人また一人と粛清されていく。 彼らは無事生きて島を脱出できるのか。 そして、犯人はいったい誰で、何が目的なのか。 ≪感想≫ あーなるほどー、このネタはここがスタートなのかー、と、 妙にしみじみとして読んでしまった。 あの文章量で、10人全員を見事に印象付ける描写力はすごい。 たまにすごく長い作品でも、 あれこれダレだっけ?となることがあるのに、それがない。 無駄のない洗練された文章のお手本だと思う。 トリックの描き方も巧妙。 すでにいろんな人が使い回していて、 どこかで見たことがあるトリックなのに、 最後の告白文まで気がつかなかった。 そうだよ、その手があったよ、やられたよ!となった。 動機が怨恨とかではなく、 独りよがりの正義感なのは、大変迷惑な話だと思ったが、 そもそも殺人犯に共感できてもまずいので、まぁ問題ない。 名作と言われる理由がよくわかった一冊。

Posted byブクログ

2012/01/14

いわゆるクローズド・サークルというジャンルの先駆けの作品。 ひょっとしたら子供の頃に読んでいるかもしれないけども 綺麗さっぱり忘れているので購入してみた。 今の時代に読んでみれば、もうちょっとやりようも あるんじゃないかという気もするけれども、やはり当時と しては、衝撃的な設定...

いわゆるクローズド・サークルというジャンルの先駆けの作品。 ひょっとしたら子供の頃に読んでいるかもしれないけども 綺麗さっぱり忘れているので購入してみた。 今の時代に読んでみれば、もうちょっとやりようも あるんじゃないかという気もするけれども、やはり当時と しては、衝撃的な設定だったんだと思う。 1人殺されるごとに、人形が減っていくなんて なかなか嫌らしい設定だと思いますよ。 ただ、個人的には犯人の動機が少しばかり弱い気が してしまう。つまるところ条件に合えば誰でも良かったって ところが、殺人にしては軽くないかなと。まぁ、その辺の 説明はちゃんとされてはいるけれども。 なにあれ、古典ミステリとしては読んでおくべき 作品なのは間違いないでしょう。

Posted byブクログ