なぜ、はたらくのか の商品レビュー
世界で再び大きな戦争の続く昨今で、久しぶりに強く読みたくなりました。本書のメッセージは平和の大切さだと以前に読ませて頂いて感じたからでした。改めて読むとその大切な平和のために如何に働き者でいらっしゃったかということに溢れていると確認させていただきました。苦しい時代を生き抜いた方の...
世界で再び大きな戦争の続く昨今で、久しぶりに強く読みたくなりました。本書のメッセージは平和の大切さだと以前に読ませて頂いて感じたからでした。改めて読むとその大切な平和のために如何に働き者でいらっしゃったかということに溢れていると確認させていただきました。苦しい時代を生き抜いた方の多大な努力のメッセージに感謝します。
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過酷な苦難を乗り越えてきたからこそ見えてきた生き方。その教えが現代の人にストレートに伝わるのは難しいが、教えは一貫して相手や物を想う愛。そして感謝だというのを感じる。時代は変わっても愛と感謝を持って大切に生きていけば、「なぜ、はたらくのか」の答えを自分で見つけられるんだと感じた本...
過酷な苦難を乗り越えてきたからこそ見えてきた生き方。その教えが現代の人にストレートに伝わるのは難しいが、教えは一貫して相手や物を想う愛。そして感謝だというのを感じる。時代は変わっても愛と感謝を持って大切に生きていけば、「なぜ、はたらくのか」の答えを自分で見つけられるんだと感じた本でした。
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94歳まで働いた理容師の加藤さんの、なんで働くのかという問いや、普段の生き方までさまざまなためになる言葉が書かれていた。戦争や関東大震災の話も載っていて、とても苦しい時代を乗り越えたことがわかり、苦労を乗り越えた加藤さんだからこそのことばだと感じた。特に大事だと思った言葉は覚えて...
94歳まで働いた理容師の加藤さんの、なんで働くのかという問いや、普段の生き方までさまざまなためになる言葉が書かれていた。戦争や関東大震災の話も載っていて、とても苦しい時代を乗り越えたことがわかり、苦労を乗り越えた加藤さんだからこそのことばだと感じた。特に大事だと思った言葉は覚えて、心がけていきたい。
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コロナで積読本消化中。手に職で食べ続けていくのが大変な時代になったと思っていたけれど、いつの時代も大変。毎日を丁寧に実直に生きていく人生を人にもそうしなさいと言う先輩がどんどん居なくなっていく。生々しい戦争体験を直接聞くことはもうできないと思うから、この本が今も絶版にならず、言葉...
コロナで積読本消化中。手に職で食べ続けていくのが大変な時代になったと思っていたけれど、いつの時代も大変。毎日を丁寧に実直に生きていく人生を人にもそうしなさいと言う先輩がどんどん居なくなっていく。生々しい戦争体験を直接聞くことはもうできないと思うから、この本が今も絶版にならず、言葉として残ってくれていることは本当にうれしい。手元に置いておこう。
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昔はこういう話をしてくれるおばあちゃんっていっぱいいたような気がする。書籍化になっているということはそれだけ、今は珍しいんだろう。
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感謝 世のため人のために働く 節約→使うべきところに使い、そうでないところを抑える ケチ→どちらも抑える
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はたらくとは端を楽させる。 関東大震災や戦争、そして現代を経験した女性であるからこそ 現代のモノが豊かでヒトの心が豊かでないことを指摘する。 昔は生きること、食べることなどそもそも全てのことが尊いことであった。そして働くことはこの女性にとっては娘、家族を守るために行っていた当た...
はたらくとは端を楽させる。 関東大震災や戦争、そして現代を経験した女性であるからこそ 現代のモノが豊かでヒトの心が豊かでないことを指摘する。 昔は生きること、食べることなどそもそも全てのことが尊いことであった。そして働くことはこの女性にとっては娘、家族を守るために行っていた当たり前のことである。 働くというのはすなわち自分のために、自分の成長のために本来行うのではない。 自分を育ててくれた家族や、子供や周りの人のために働くのである。 この女性は子供が小さい頃は子供のために働き、その後は周りの人のために働いた。 理容師という仕事は決して最初から望んでいたものではないが、彼女には天職であり、天職と信じる必要がある。 これは彼女以外のケースでもあるが違う選択を同じ状況ですることは難しいことからも、自分の道を如何に正当化するか。そこにモチベーションを見出すかが重要である。 人間やりたいことは不変ではないし、やりたいことを仕事に出来る人は一握り(確率的に)であるため、やりたいことは仕事でなくてもいいし、仕事を正当化してやりたいことに繋げてしまうことも決して悪いことではないと感じる。 もちろん今と状況が違うので全てに納得感があった訳ではなかったが、モノ、生き物への感謝や周りへの感謝、運、努力など忘れがちだが絶対に忘れてはいけないものについて改めて考えさせられた。
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関東大震災、第二次世界大戦を乗り越えて15歳から94歳まで理容師として働き続けた一人の女性。 ・なぜ人ははたらくのか?それは「端を楽させる」ため。 ・仕事は選ぶもんじゃない。与えられた仕事こそ天職。 ・コツコツが結局一番強い。 ・苦しいことから逃げて楽な道を選んでも、 結局は...
関東大震災、第二次世界大戦を乗り越えて15歳から94歳まで理容師として働き続けた一人の女性。 ・なぜ人ははたらくのか?それは「端を楽させる」ため。 ・仕事は選ぶもんじゃない。与えられた仕事こそ天職。 ・コツコツが結局一番強い。 ・苦しいことから逃げて楽な道を選んでも、 結局はもっと苦しいことに合う。 ・瞬間瞬間を真剣勝負で生きなさい。 ・集中することが時間を生かす。 寝るときは寝ることに、仕事するときは仕事に集中しなさい。 ・できなくたっていい。「やらせていただく心が」が大事。 ・人の心がわからないときは、自分の心が受け入れられるほどにきれいになっていないから。 彼女の言葉は、とてもまっすぐで、謙虚で、温かく、愛情深く、厳しい。この本読むと、気合入ります。背筋伸びます。甘えてられんわ、という気持ちになります。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
自分に身についたものは、自分を裏切らない 「自分は必死で働いている」と胸を張って言えますか 結婚は何と言っても縁が一番大事 自分の身体に感謝しなさい 自信のないことを言うときは「か」をつけなさい ご先祖様を供養しなさい 愛は与えるもの。与えればそれが良い縁となって自分に返ってくるのです
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この年代の人は強いというか、強靭というか 働き方のひとつの考え方として 日常的なんだけど、志の高い内容だった。 考え方が一貫していて、読んでいてすがすがしい こんな働き方ができれば、人生楽しいと思うそんな一冊だった 少しずつ同じ考え方ができるようになりたい。
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