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なぜ、はたらくのか の商品レビュー

4.2

38件のお客様レビュー

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2013/11/07

94歳まで働き続けた新橋の美容師、加藤寿賀さん。 人さまの役に立ちたい、喜ばせたいと働き続けた79年間という途方もない時間。 とても読みやすく、心に響く本です。

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2013/11/02
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戦時中を考えれば、夢のように豊かな今の時代。物も人も身近にあることへ感謝しつつ、世の中の役に立つことが、真っ当な生き方であると再認識した。今も今で大変な時代かもしれないが、そんな時代だからこそ、真っ当な生き方というものが他人の深い喜びに繋がる気がする。

Posted byブクログ

2013/09/14
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ー 人間はなぜ、はたらかなくてはいけないか?それは「端を楽させる」ためなんです。ー 新橋のガード下にある、六坪ほどの小さな理髪店「バーバーホマレ」。そこで94歳までハサミを持ち続けて働いた、理容師:加藤寿賀さんの言葉。 ちょっと仕事がしんどいな、何だか朝起きるのがつらい…そう思っていたとき、本屋さんで平積みされていたこの本のタイトルが目に入ってきました。答えが知りたい。と思い、パラパラと頁をめくってみると、冒頭の言葉にハッとさせられました。 端を楽させるから「はたらく」 そんなふうに考えたことなかったな、と。 関東大震災、第二次世界大戦、東京大空襲を命からがら生きぬき、母親、夫、次女を亡くした悲しみを乗り越えて働きつづけた人の言葉だからこそ、目と心に染み込んできます。 わたしの周りには、戦争を語ってくれる人はいません。そして、仕事で行き詰まってしまった時、相談できるような人も。 だから、時々この本をひらいて、寿賀おばあちゃんに叱ってもらおうと思います。 ----------------------------------------------------- 2:仕事は選ぶもんじゃない。与えられた仕事こそ   転職。 4:自分の身についたものは、自分を裏切らない。 13:嫌な相手にも頭を下げなさい。仕事に頭を下げる   と思えば我慢できる。 18:大切な人と暮らす。そんな日常を戦争は奪う。 20:憲法9条を変えてはいけない。 25:できぬ我慢をする心を持ちなさい。 29:「いただきます」は、命を捧げてくれる生き物に   言う言葉。 32:感謝できない人間は、生きる価値はない。 47:自信のない事を言うときは「か」をつけなさい。 50:できなけたっていい。「やらせていただく心」が   大事。 56:人の心が分かるまで自分の心を磨き続けなさい。 58:水を大切にしなさい。水を粗末に扱うのは、自然   を粗末にすること。 64:願いは叶わない。でも思いは通る。

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2013/09/05

「非常識な読書のすすめ」の中で、紹介されていたので、読みたくなって図書館で借りて読みました。 高齢になっても現役で働き通した方の言葉は、難しい言葉を並べなくても重みと説得力がありました。 色々な事に行き詰まったり、悩んだ時に、また読み返したい本だと感じました。

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2013/04/13
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94歳まで働きつづけた女性理容師の言葉 ・仕事は選ぶもんじゃない与えられた仕事こそが天職 ・瞬間、瞬間を真剣勝負で生きなさい。 ・感謝できない人間は生きる価値ない ・人生は困難があるから磨かれる。

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2013/02/18

94歳でも現役理容師だったおばあちゃんの話。 ノンフィクションはいい。 そこらへんの啓発本読むならこれ読んだほうがええわ。 愛、感謝、ポジティブ、非戦争   お母さん強し。

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2013/01/11

15歳から94歳まで休むことなく働きつづけたバァさんの熱い熱い魂のメッセージ。 最近思うことがある・・・・ ・転職して、自分の好きなことする ・お金を儲けたものが勝ち ・楽をできるだけする ・立派な家をもったほうが人に賞賛される みんなが望んでいることだけど 果たして、これ...

15歳から94歳まで休むことなく働きつづけたバァさんの熱い熱い魂のメッセージ。 最近思うことがある・・・・ ・転職して、自分の好きなことする ・お金を儲けたものが勝ち ・楽をできるだけする ・立派な家をもったほうが人に賞賛される みんなが望んでいることだけど 果たして、これって本当に自分の「幸せ」につながるのかと。 「幸せ」と書くと胡散臭いのであまり使いたくない単語だが、 この本の中には、少なくとも私たちの誰よりも年齢と経験を積んだ者だからこそ伝えれる 「幸せのかたち」があった。 多くの方に是非読んでほしい、「伝記」だ。 【ココメモポイント】 ・与えられた仕事を、「自分の運命だ、天職だ」って思えるかどうかでその人間の価値が決まると思うんです  P.35   ・仕事ってものは、経験と技術。どんな仕事でもそうです。  その技術を身につけるには、毎日の積み重ねしかありません。とにかく数をこなすことしかない。  P.39   ・「感謝」  感謝がなければ人間として生きていく価値はない。  P.106   ・自分の心をきれいに磨いておけば、相手は心を開いてくれるものです。  P.155   ・いただくお金の多い少ないで人間の価値が決まるなんてことは、絶対ありえないのです  P.160   ・私は、人さまの役に立つことが、何よりも嬉しい。  私は、人さまに喜んでいただくことが、何よりの幸せです。  P.186

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2012/12/26

ものすごく濃い。 やはり年を重ねた人の言う言葉は深く、重い。こればかりは誰も敵わないと思う。 一読すべき本。 また後で読み直そうと思う。

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2012/12/04

女性理容師として長年働いてこられた加藤寿賀さんの自伝。94年生きている間には、関東大震災・戦争・夫の死と苦労の連続だったが、与えられた環境の中でただひたすら生きた加藤さんの言葉は、とても重く心に響きます。自分の好きな仕事、したい仕事ではなくても、働くということは「端を楽させる」こ...

女性理容師として長年働いてこられた加藤寿賀さんの自伝。94年生きている間には、関東大震災・戦争・夫の死と苦労の連続だったが、与えられた環境の中でただひたすら生きた加藤さんの言葉は、とても重く心に響きます。自分の好きな仕事、したい仕事ではなくても、働くということは「端を楽させる」こと。自分のためではなく人のために働くという事を、もう一度日本人は考え直す時ではないでしょうか。11月23日は勤労感謝の日。

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2012/12/25
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知っていますか。15歳から94歳まで、「はたらき」続けた女性がいたことを。 このメッセージから始まります。 生涯理容師としてはたらき続けた加藤寿賀さんの自伝です。 何のために生き、はたらくのか?深く考えさせられました。 人さまの役に立ちたい。喜ばせたい。ただ、人のために「はたらき」続けた人生に感動を覚えました。答えが自分なりに見つかる本です。ぜひ、美容師さんにも読んでもらいたいですね。 櫻井 山本ミエ(2012.12.19) 永遠のテーマだと思います。私も女性としてどう仕事を捉えて行くのか考えなければいけないなと思いました。

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