本は、これから の商品レビュー
様々な分野で活躍してる方々が、これからの本や電子書籍について語っています。ここに書いてあることをしっかり参考にしつつこれからの本や電子書籍について、自分で見定めていかなくてはいけないと思います。
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”恐れ多いことだが、本というものの基本形を辿ればどの文明圏でも聖典に行き着く。その歴史は忘れないでおいた方がいい”
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紙の本と電子書籍の話だけでなく読書についてや、本屋さんの話しも書かれていて読みやすかったし、多くのことに気づかされた本だった。
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電子書籍の登場によって、本はこれからどうなっていくのか。池澤夏樹氏によって編纂された37のエッセイ。作家、装丁家、写真家、大学教授、企業の取締役など、様々な分野で活躍する人たちの本に対する考え方を知ることができる。電子書籍は今後確実にシェアを伸ばす。でも、紙の本はきっと無くならな...
電子書籍の登場によって、本はこれからどうなっていくのか。池澤夏樹氏によって編纂された37のエッセイ。作家、装丁家、写真家、大学教授、企業の取締役など、様々な分野で活躍する人たちの本に対する考え方を知ることができる。電子書籍は今後確実にシェアを伸ばす。でも、紙の本はきっと無くならない。両者の棲み分けが大事。自分はまだ電子書籍は未体験、ゆくゆくは、実用書・自己啓発本・軽い小説は電子で、古典や本当に好きな本は紙で、という棲み分けができたら良いなと思った。
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色々な人がおもいおもいの持論なりなんなりを書いていて、わたしは、しっくりくる瞬間もあったんだけれども、しっくりこないことの方が多くて、なんだか社会一般から突き放されたようなそんな。結局池澤夏樹の言っていることが一番心に刺さるって、それもう新書読む意味なんかなくて、あっなれないこと...
色々な人がおもいおもいの持論なりなんなりを書いていて、わたしは、しっくりくる瞬間もあったんだけれども、しっくりこないことの方が多くて、なんだか社会一般から突き放されたようなそんな。結局池澤夏樹の言っていることが一番心に刺さるって、それもう新書読む意味なんかなくて、あっなれないことしてすみません、って気持ちになった。
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37人の方々がらこの本のタイトルを正に語る内容。2010年は電子書籍元年などと言われましたが、そこから3年。まだ、電子書籍が世の中全般に浸透してくる気配は無いように感じています。私自身はカテゴリによってそのあたりは使い分けを行っていますが(本棚内でサイクルが早い読み物は電子書籍と...
37人の方々がらこの本のタイトルを正に語る内容。2010年は電子書籍元年などと言われましたが、そこから3年。まだ、電子書籍が世の中全般に浸透してくる気配は無いように感じています。私自身はカテゴリによってそのあたりは使い分けを行っていますが(本棚内でサイクルが早い読み物は電子書籍とか。。)この本を読んで思った事は、読書そのものは無くならないという事。ただし本の流通に関しては流れが変わるだろうと。ただ、やはり利便性の高い方へ人は流れていく傾向にあると思うので、希望としては、情報として本を捉えるのではなく、偶然の出会いからなる読書が無くならないよう紙媒体わ取り扱う本屋や図書館には頑張って頂きたいと感じてしまいます。この本。色々な意見が見えてとても良かったです。
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電子書籍か紙の本か。 ではなく、読書を愛する多方面の専門家たちが、 読書という行為そのものについてを見つめ直し、綴っている本書。 興味深い意見がいっぱい。それを読むことのできる読者である我々は、幸せなのである。
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相互性が顕著な特性である電子書籍は紙の代替にとどまらず、情報と思考までも共有するツールとして形を変え広まってゆくと思う。これから、何を紙の本とすべきか、という精査がはじまるのではないか。
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「本は、これから」 をテーマにした37人のエッセイ。 「これから」の部分には、当然、電子書籍と紙の本の関係性についても含まれるし、それが大きなウェイトを占める。 電子書籍の話については(当たり前ながら)それぞれ温度差がある。 自分も以前、電子書籍を読んでみたが、その時、初めて...
「本は、これから」 をテーマにした37人のエッセイ。 「これから」の部分には、当然、電子書籍と紙の本の関係性についても含まれるし、それが大きなウェイトを占める。 電子書籍の話については(当たり前ながら)それぞれ温度差がある。 自分も以前、電子書籍を読んでみたが、その時、初めて気がついたのは 「全体のどの辺りを読んでいるか、感覚的に分からないと読みにくい」 という事。 デジタル時計よりアナログ時計の方が感覚的に時間を掴みやすい、というのと同じような感じ。 電子書籍に積極的な人も消極的な人もこのような点については何も言わないので、自分だけの考えかと思っていたが、本書の中で、内田樹が全く同じ事を言っていた。 また、池澤夏樹の「(紙の)本の最後の拠り所は”重さ”かもしれない」という言葉(帯にも書いてある)に思わずうなずいてしまった。 当初、自分は電子書籍には消極的だったのだが、本書にエッセイを書いた多くの人が 「紙だろうが、電子書籍の形だろうが、本を読む、という行為が変わる事はない」 と言っていることにハッとした。 本書の中で使われていたが 「不易流行」 という言葉が印象に残る。 松尾芭蕉の言葉で 「いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、 新しく変化を重ねているものをも取り入れていくこと。 また、新味を求めて変化を重ねていく流行性こそが不易の本質であること」 という意味。 自分に合った媒体を使えばいいだけのこと。 ただ、一方がべらぼうに高くなったり、無くなったりすることさえなければいいのだ。 本書は「電子書籍と紙の本の将来について」という点だけでなく、「あなたにとって本はどういったものか」ということをそれぞれ述べている、という面もある。 本は、ある人にとっては、情報収集の道具であるかもしれないが、別の人にとつては、思索の世界へ誘ってくれる案内役であるかもしれない。 要するに、本は紙に文字などを印刷したもの、というだけのものではない。 電子書籍に、その「重み」が持てるだろうか。 だが、電子書籍でなければできない事も多いだろう。 電子書籍が本のマネをしようとしている点に留まれば、おそらく紙の本の方が有利。 ただし、電子書籍が本とは違う「何か」を志向しはじめた時に初めて真価が発揮されると思う。 本と電子書籍は対立するものではなく、ある面では、お互いに補完するものであろうし、別の面では対立しようがないほど全く違うものになっていくような気がする。 ところで自分は、電子書籍は、おそらくしばらくは読まないだろう。 ちなみに前に買った電子書籍も、未だに最後まで読めていない。 どうもマニアックな本にばかり買う傾向があるようで、欲しくても電子書籍の方がない事が多いのだ。 それ以前に本を買うのは古本が中心なので、当面、電子書籍の出番はなさそうだ。
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本というモノ、本を読むというコトのこれからについて、いろんな人たちが語る。 様々な考え方、考えがあって面白い。 ただ単に「電子キライ、紙スキ!」ってだけじゃないのがいい。 中には、この本自体を否定する意見も。
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