灰色の虹 の商品レビュー
刑事・検事・弁護士・裁判官、それぞれにとっての正義があるけれど、その正義は私を守ってくれるのだろうか。彼らにとっての正義が私にとって見に覚えのない罪であったとしたら、私は自分の正義をどうやって証明したらいいのだろうか… 私には自分の正義を守りぬく強さは多分、ない。そう考えたら恐怖...
刑事・検事・弁護士・裁判官、それぞれにとっての正義があるけれど、その正義は私を守ってくれるのだろうか。彼らにとっての正義が私にとって見に覚えのない罪であったとしたら、私は自分の正義をどうやって証明したらいいのだろうか… 私には自分の正義を守りぬく強さは多分、ない。そう考えたら恐怖と絶望が身体の奥底からひたひたと押し寄せてくる。 そしてあまりにも哀しい結末…哀しいけれどそこにある唯一つの救い、それが「愛」だということにかすかな光を感じる
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