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35歳までに読むキャリアの教科書 の商品レビュー

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107件のお客様レビュー

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2011/01/30

FirstRead:2010年1月30日 下読み:10分 本読み:180分 振り返り:10分 今、悩んでいることと直結する内容であったため、じっくりと読んだ一冊。 もし就職や転職で悩んでいる人がいれば、一度読んでみることをオススメします。 以下、自分の現状を含めた長文となるた...

FirstRead:2010年1月30日 下読み:10分 本読み:180分 振り返り:10分 今、悩んでいることと直結する内容であったため、じっくりと読んだ一冊。 もし就職や転職で悩んでいる人がいれば、一度読んでみることをオススメします。 以下、自分の現状を含めた長文となるため、不用な方は読み飛ばしてください。 高度経済成長時に活躍した「終身雇用制度」が崩壊し、自分たちの親世代(50歳Over)のような給料、昇格が望めない時代が今後続いていきます。 そのような時代には自分の”キャリア”をどうデザインしていくのかによって、40歳、50歳になったときに大きな給料差がでてきます。 キャリアを磨く際に念頭に置かなければいけないことは、「コア動機(やりたいこと)」と「コア能力(できること)」の二つを拡大・交差させた部分で「現実の仕事」を得ることだと渡邊さんは言います。 35歳までに上記を満たすために、キャリアを磨かなければ、今の会社にしがみついて生きていかざる得なくなる可能性が高くなります。 現在、私(25歳)は入社2年目で都内に本社を置くSIerとして勤務しています。この2年間で身に付けた能力は「Javaスキル、ウォータフォールモデルのシステム開発能力、Word・Excel基礎能力」といったところだと思います。 しかし、この能力がキャリアとしてアピールできるレベルには至っていないと私は感じています。 第二新卒は27歳までと言われているため、今年中に方向性を決め、自分のキャリアをどうデザインしていくかを真剣に考えなければいけないと、本書のおかげで気付くことができました。

Posted byブクログ

2011/01/21

my news japan代表取締役である渡邊氏の著書。戦後の経済を俯瞰し、新しい「ポスト戦後のキャリア」を論じている。 なぜそんなことするのか?単純に、高度経済成長期は終わったと言うのに、雇用政策は成長期のままフリーズしているからだ。起きている環境の変化は主に以下の3つ。 ①人...

my news japan代表取締役である渡邊氏の著書。戦後の経済を俯瞰し、新しい「ポスト戦後のキャリア」を論じている。 なぜそんなことするのか?単純に、高度経済成長期は終わったと言うのに、雇用政策は成長期のままフリーズしているからだ。起きている環境の変化は主に以下の3つ。 ①人事が滞留②成果主義で20~30代が昇格できない③IT、グローバル化で世界基準に雇用も給与もなる。 そのような状況で、どう適応してキャリアを構築していけばいいのか?答えは、企業文化への対応力・能力開発のしやすさというポテンシャルが高い20代から、人的資本動機(稼げる力)をつけていき、そうすることで拡大する動機と能力が交わるところで現実の仕事を得ることだ。 この本、全ての就活生や内定者、若手社会人の方々は是非読んでほしい。時代に応じた新しいキャリア論を新書でこうコンパクトに、かつわかりやすく具体的に述べている本は他にないと思われるからだ。 著者の主張には概ね同意できる。僕の就職活動における考え方はまさに上述の通りで、面接でも言っていたのは「稼げる力をつけたい」ということだった。だから新卒一年目からのキャリアを、有望と言われているベンチャー企業で厳しいながらも働くという選択肢をとった。上のような考え方は、いくつかの本を読み、人に話を聞くことで理解した。しかしそれらの内容がコンパクトに1冊にまとまっている。 この本の内容は信じがたいと思う方が多数いらっしゃるかもしれないが、これが現実なんだろうと思う。現実を直視して、時に応じたキャリア構築を。

Posted byブクログ

2011/01/16

高校生からキャリアについての質問が多く、そういや会社世界についてなんも知らないなーと思って、現役会社人さん600人インタビューから生まれたらしいこの本を手にとってみる。ちなみに書き手はmy news japanの渡邊さん。骨太なメディアをやられている方。

Posted byブクログ

2011/01/09

特別新しい事が書いてあるわけではないが、キャリア形成の必要性を再認識させてくれる本。 タイトルは二十代までに読むキャリアの教科書に変えるべきだと思う。キャリアを意識していなかった35歳がいきなり読むと絶望しか残らない気がする。

Posted byブクログ

2011/01/02

1、35までに自分への投資を。 2、能力と動機の両輪でキャリアを考える。 3、計画された偶然を逃さない事。

Posted byブクログ

2011/01/01

今年読んで実は一番まともにレビューを書きたかった本なんですが、時間がなくてかけなかった…。 というか、キャリア形成を考えさせてもらう本の中でこれは一番まともにいろいろとメモを取った本だったりします、実は。 実例が載ってたりするから、というのもあるのかな〜。 秋頃めちゃくちゃ自分の...

今年読んで実は一番まともにレビューを書きたかった本なんですが、時間がなくてかけなかった…。 というか、キャリア形成を考えさせてもらう本の中でこれは一番まともにいろいろとメモを取った本だったりします、実は。 実例が載ってたりするから、というのもあるのかな〜。 秋頃めちゃくちゃ自分のキャリアに関して悩んでた時期があって、ほんとにいろいろと本をあさって読んでたんで、この本に出会えたときは、今までのキャリアに関するチェックをやり直ししまくり、自分のスキルの棚卸ししまくりをしてました。 この本に書かれてたのが、ピータードラッカーも、「成功していたことと自らの価値観の違い」に悩んだ一人だったということ。 逆にそれでちょっとほっとした感もあります。みんなそうなんだね…って。 「プロフェッショナルの条件」に書かれてるらしいのでこちらも読もうと思ってます。 『自分が磨いた能力を活かせて、かつコア動機を満たす仕事内容に、社会人10年目までに就く』(引用) これができれば苦労しないけど、これがやりたいとつくづく思うのです。 そしてこの本でもこれを目指そうということが書かれてます。 ここでいう「コア動機」は内発的動機(自己実現感、自己有能感、達成感等)なわけで、「とりあえず生活のために働く」というのではないわけ。それを考えると結局「会社員でいるのがいいのか、個人事業主のほうがいいのか」という悩みにも至ったりするわけなんですよね…。でも私は会社員でいたいと思うんです。会社員で夢を追い求めちゃいけない?そんなことないよね、って。 だからこそ、スキルの棚卸しや自分の強みはちゃんと把握して、それが発揮できるように動いていかないといけないって思うのです。エニアグラムとかストレングスファインダーとかで自分の能力というのを改めて見つめ直すきっかけにもなった、よい本でした。 キャリア形成に悩んでいる人、是非読んでみてくださいませ! http://blog.nishi3.net/acchi/archives/003197.php

Posted byブクログ

2019/01/16

才能のない分野はいくら努力しても意味がないので、自分の強みに集中すべきであるといった筆者の考え方は、以前に読んだ橘玲著『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』にかなり通じるものがあった。 しかし、こちらの方がより具体的、実践的なものが示されており、かつ若者向けだと思った。若...

才能のない分野はいくら努力しても意味がないので、自分の強みに集中すべきであるといった筆者の考え方は、以前に読んだ橘玲著『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』にかなり通じるものがあった。 しかし、こちらの方がより具体的、実践的なものが示されており、かつ若者向けだと思った。若者が自身の将来を考える上で最高の1冊だと思う。

Posted byブクログ

2019/01/16

右肩上がり成長の終焉と人事の滞留により、成果主義で20代、30代での昇格の絞込みの一方で、IT化・グローバル化(フラット化)で世界基準に給与、雇用も収斂されるポスト戦後において、今なお、雇用政策は昭和雇用政策が続く。そんな中で、カツカツ世代のロスジェネ以降の世代がいかに世の中と自...

右肩上がり成長の終焉と人事の滞留により、成果主義で20代、30代での昇格の絞込みの一方で、IT化・グローバル化(フラット化)で世界基準に給与、雇用も収斂されるポスト戦後において、今なお、雇用政策は昭和雇用政策が続く。そんな中で、カツカツ世代のロスジェネ以降の世代がいかに世の中と自身とにフィットする仕事を考え、選ぶ(ないしは作る)べきかを考える為に書かれた一冊。(1)枠組みとして、動機(価値観)×能力を掛け合わせたところに仕事を得ることを提示。能力(出来る事)は才能、強みを伸ばすべきであり、そこは30代半ばまでに動機、能力、仕事の内容の合致を目指すべきであると主張する。(2)動機(価値観)を見つけるためには、ライフストーリー分析(無意識の行動から性格や動機を導き出す、所謂自己分析)と実務、仕事の負荷から動機を導き出す(まず町へ出よう)(3)能力を導き出すには、強みに集中すべきである。強みを発掘するには、ライフストーリー分析(他者に比べ、圧倒的に能力が発揮できた瞬間)やゾーンに入った瞬間に気をつけることと、将来能力への投資が大事。そして何よりも産業自体の分析と変化に応じて能力開発の場を変えていくことが大事。勤務者にとっては、給料の分析①ポータブルスキル、②社内向けスキル、③会社の看板プレミアム、④規制プレミアムのと知名度プレミアムによる職種変換が参考になる。

Posted byブクログ

2010/11/27

評価が難しい。 のは、たぶん語り口のせい。 なんだか偉そうで、とがっていて、優しさがあまり感じられず、ちょっと抵抗感がある。 ただ、内容としては、こう言う類の本は、一般的概念と、具体的な内容を同時に示すものがあまりないので、良かったといえる。 ただ、ハイスペックで、エリート向...

評価が難しい。 のは、たぶん語り口のせい。 なんだか偉そうで、とがっていて、優しさがあまり感じられず、ちょっと抵抗感がある。 ただ、内容としては、こう言う類の本は、一般的概念と、具体的な内容を同時に示すものがあまりないので、良かったといえる。 ただ、ハイスペックで、エリート向け。 上から目線なので、これがそのまま参考になる人は、上位5%もいないんじゃないか?と。 香山リカの本と同時並行で読むくらいが精神的に楽(笑) 就活生には良いかもね。 しかし、もっとしっかりキャリアを考えなきゃなァ、とは思わされた。 あと、グラフとか使ってるけど、根拠はなく、筆者の主観だよなーこれってのが多いのも、嘘くささを助長させる。 眉唾っぽくも見える本です。 冷静に読みましょう。

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2010/11/24

最近、キャリアデザインが私の研究テーマのひとつになっている。この本は、著者がインタビューした人々のキャリアをベースにストーリーが組み立てられていて、他のキャリアデザインの本より数段説得力がある。これを30歳の人が読むのであれば、この指針に従っていけばよいであろう。しかし、この本を...

最近、キャリアデザインが私の研究テーマのひとつになっている。この本は、著者がインタビューした人々のキャリアをベースにストーリーが組み立てられていて、他のキャリアデザインの本より数段説得力がある。これを30歳の人が読むのであれば、この指針に従っていけばよいであろう。しかし、この本を今の就活生に読ませた場合、これは、現在の理屈であって、12年後には、日本企業は人材の流動化に対応しているのではないかと思われる。(簡単に言えば、終身雇用の破綻、契約社員の増加など)そうなると35歳限界説は、45歳限界説になっているかもしれない。しかし、30歳を目標に天職を見つける努力をすることは決して無駄にはならない。  私は最初の会社で、自分の才能と動機が一致した職をみつけることができたので、非常に幸運であった。しかし、人間がやりたいことは、年をとるにつれまた変わってくる。50歳以降のキャリアのあり方は、別に研究が必要なテーマである。

Posted byブクログ