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探偵・日暮旅人の探し物 の商品レビュー

3.6

142件のお客様レビュー

  1. 5つ

    16

  2. 4つ

    47

  3. 3つ

    55

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

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2011/11/06

すごい大好きな話。 アイディアがすき。 読みやすいし入り込みやすくて,よかった。 温かくて,どこか切ない。 そんな気持ち

Posted byブクログ

2011/10/14

あっと言う間に読めちゃう一冊ですが、主人公がミステリアスで、登場人物たちもなかなか面白い。 連作のプロローグ的な作品だと思いますが、次回が楽しみです。

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2011/10/05

探偵旅人のお話。目からしか情報を得ることができない人という設定だけど、現代人にも結構当てはまりそう。 五感を持っていても、春のにおいに気づかない、食べ物には頓着せず、親の肩もみをしてやったことがない、とかは良くある話な気がする。 旅人の周りの人はとてもいい人そうだけど、旅人自身の...

探偵旅人のお話。目からしか情報を得ることができない人という設定だけど、現代人にも結構当てはまりそう。 五感を持っていても、春のにおいに気づかない、食べ物には頓着せず、親の肩もみをしてやったことがない、とかは良くある話な気がする。 旅人の周りの人はとてもいい人そうだけど、旅人自身の話は描かれていない。ほんとはどんな人なのかしら。 全ての感覚を一元的に受け取るのは優先順位が決められなくて大変そう。いろいろな情報を受け取る手段があると角度が変わってよいのかも。

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2011/09/27

1話目の位置づけがよくわからない。これから面白くなっていきそうな雰囲気があるので、続きを読んでみたい。 2011/9/27

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2011/09/08

ちょっと不思議な感じで、ほのぼのまではいかないけど、ほんわかしました。ミステリとするなら全然ダメですが、人情ものと考えると、なかなかいい話だと思います。この先、旅人さんがどうなっていくのかが気になります。

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2012/03/29

これは新しいなと思った。かも。普通に読み進めていくといい話だなーくらいで片付けて終わりそうな気もしますが、この読了後のもやもやっとした気持ち悪さはどういうことなの。続巻も読むしかなくなりますね…罠にはめられた気分です。でもすき。

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2017/10/14

「ミステリー」というと殺人事件が起こって探偵が謎を解き明かす・・・。 という王道パターンを思い出しますが、これは探し物専門の探偵が主役です。 シリーズ1作目。 1章毎に物(場所)探しにまつわる現在や過去のエピソードがあって、ほんわかした感じで始まります。 五感のうち視力以外を失...

「ミステリー」というと殺人事件が起こって探偵が謎を解き明かす・・・。 という王道パターンを思い出しますが、これは探し物専門の探偵が主役です。 シリーズ1作目。 1章毎に物(場所)探しにまつわる現在や過去のエピソードがあって、ほんわかした感じで始まります。 五感のうち視力以外を失くした旅人が、視力で全てを補完する(匂いも味も目に見える)ことで日常生活を送るどころか、探偵業までやってのけます。 あの人とこの人が幼稚園の同級生?というちょっと都合のいい設定もありますが、苗字の違う旅人と灯衣(てい)親子の事情とか、まだまだこれから分かっていくんだろうなという伏線がいろいろありそうなので、それに絡めて活きてくるのかもしれません。 「やさしい」と評判の旅人ですが、最後にちょっと腹黒い(?)一面も垣間見られたので、今後過去の事件につながっていく感じでしょうか? 平易な文章で1冊さらっと読めました。

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2011/07/14

日常のちょっとした紛失物を探すのを専門にしている探偵の話。主人公の探偵はある特殊な能力を持っているのですが、その能力が非現実的ながらもオカルト的でなく、ストーリーも暖かくてゆったりと読めます。不器用でまっすぐな保育士や、大人びて生意気な子供・灯衣もいい感じです。シリーズ化されてい...

日常のちょっとした紛失物を探すのを専門にしている探偵の話。主人公の探偵はある特殊な能力を持っているのですが、その能力が非現実的ながらもオカルト的でなく、ストーリーも暖かくてゆったりと読めます。不器用でまっすぐな保育士や、大人びて生意気な子供・灯衣もいい感じです。シリーズ化されているので今後に期待という気持ちをこめて、まずは星3つから。

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2011/05/25

探偵ものだけど推理はあんまりない感じ。面白かったし、ていちゃんかわゆかった。 当時は大騒ぎだったのかなぁと陽子たちの子供時代に思いをはせる。

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2011/05/06

保育士の山川陽子はある日、保護者の迎えが遅い園児・百代灯衣を自宅まで送り届ける。灯衣の自宅は治安の悪い繁華街にあり、日暮旅人と名乗る灯衣の父親は探し物専門の奇妙な探偵事務所を営んでいた。澄んだ目をした旅人と、人形のように美しい灯衣。名字の違う不思議な親子に興味を惹かれた陽子はたび...

保育士の山川陽子はある日、保護者の迎えが遅い園児・百代灯衣を自宅まで送り届ける。灯衣の自宅は治安の悪い繁華街にあり、日暮旅人と名乗る灯衣の父親は探し物専門の奇妙な探偵事務所を営んでいた。澄んだ目をした旅人と、人形のように美しい灯衣。名字の違う不思議な親子に興味を惹かれた陽子はたびたび事務所を訪れ、旅人が持つ能力を知ることになる。音、匂い、味、感触、温度、重さ、痛み。旅人は、目に見えないモノを“視る”ことで探し物をしているというのだが―。 不思議系の話しって、 「何でもアリ」って感じで、違和感に苛まれることが多く、 意欲をもって読んだものの、がっかり感が否めない作品がほとんどな中、本作は面白く読めた。 旅人の温和でやわらかな雰囲気がステキと思いつつ、 後半なんだか二面性を匂わせる描写もあり、気になる。 灯衣の大人びてかわいげのない言動の中に垣間見える、 年相応の愛らしさ、 陽子の揺れる思い、雪路のツンデレちっくな振る舞い等々、 気になる主要キャラ。 ラストの思惑ありげな描写に、次作が早くも気になる。

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