探偵・日暮旅人の探し物 の商品レビュー
視覚以外の全ての感覚をなくし、残った視覚に逆に全ての感覚が宿っているという設定が斬新。第1話の「椅子の声」は単独で成立している短編。それ以降は話としては独立しつつも、連作短編になってます。まだ全体像は見えないながら、過去になにかありそうな雰囲気を臭わせつつ。
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表紙に惹かれて購入。設定に驚いたけど、ちょっとほんわかするような椅子の声の話も好き。その後からが本編のよう。個性的なキャラと皆の過去に何があるのか気になる。旅人は陽子の探していた子なのか。続きが楽しみ。
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設定がわかりやすく、読んでいて自然と頭に入ってくる本でした。 続刊も読みたいと思います(^∀^)
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視覚以外の感覚がない主人公・旅人が織り成す不思議な探偵小説。 探し物にまつわる物語。そして最後には旅人自身の物語に繋がっていく。 とても優しくてその中に悲しみも愛しさもある一冊。
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探し物探偵…ぜひお願いしたい。 毎日何かしら探し物をしている私にとって、ん?と惹かれる設定。 「椅子の声」「探し物はなんですか?」「景色の神秘」「地中の詩」の4編。 ラノベの域を出ていないし、文章もあまり巧くはなく、オトナの鑑賞にはちょっと難しいだろうなと思うけれど、設定とキャ...
探し物探偵…ぜひお願いしたい。 毎日何かしら探し物をしている私にとって、ん?と惹かれる設定。 「椅子の声」「探し物はなんですか?」「景色の神秘」「地中の詩」の4編。 ラノベの域を出ていないし、文章もあまり巧くはなく、オトナの鑑賞にはちょっと難しいだろうなと思うけれど、設定とキャラクターが魅力的。 視覚以外の感覚がなく、目に見えないモノを”視る”ことで探し物をする日暮旅人と、人形のように美しく大人っぽい保育園児の娘。その2人に惹かれていく保育士の目を通して、話はテンポよく展開していく。 古風な恋を追いかける「椅子の声」が、まとまりもよく、軽さもほどほどで、一番よかった。
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視覚以外の感覚が全て失われている特殊体質、日暮旅人探偵の探し物ミステリ。視覚以外は感覚がないので、目で共感覚的に?音や香を感じるらしい・・・。痛覚や触覚がないのは確かに命にかかわるので大変そうです。目で見れるということは神経伝達が狂ってるということなので何かの拍子に正常に戻るのかな、とも思うけどどうなんでしょう。 ほのぼのな連作短編集と思いきや、後半になって幼少期に何かあり、その感覚が閉ざされたのはそのPTSDらしく、復讐をたくらんでる。見た目程善良でもないと判明。そして多分最後の幸せな思い出が陽子先生(初恋かどうかは謎ですが)らしい。 とりあえず2巻が気になる。
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なんとなく気になって手にとった一冊。 思ってたより面白かったので続巻を買いに本屋をはしごしました(笑)
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ストーリーから登場人物までとても丁寧に描かれているなあと感じた。明るい内容ではないけれど、心が温かくなる場面もたくさんあって読了感が良い。シリーズ4巻完読。
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2011 27 ティーンズ文庫みたいな読みやすさ。 話自体に、大きな展開とか、びっくりするトリックとかないけど楽しく読めた。 続きが気になる終わり方だった ほんわか、ってかんじの内容だと思う。 2冊目もよんでみたい。
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すごい大好きな話。 アイディアがすき。 読みやすいし入り込みやすくて,よかった。 温かくて,どこか切ない。 そんな気持ち
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