寝ても覚めても の商品レビュー
この文体自体が受け付けなく、 読み終われずリタイア。 ブランチで紹介されててストーリーとしては好きなのかなって思って手にとったけどその内容まで行き着けなかった。
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この方のお話を久しぶりに読みました。 以前も感じたことなのですが、 写真を、一枚一枚、綴っているような感じ。 主人公が、カメラを趣味(?)としているからなのか? とも思いますが、時々風景描写が入ったりして、 ますます一コマ一コマが鮮烈に残りました。 お話の流れから想像していた...
この方のお話を久しぶりに読みました。 以前も感じたことなのですが、 写真を、一枚一枚、綴っているような感じ。 主人公が、カメラを趣味(?)としているからなのか? とも思いますが、時々風景描写が入ったりして、 ますます一コマ一コマが鮮烈に残りました。 お話の流れから想像していた安易な結末とは、 全く違った終わりになりましたが、 そこが逆に柴崎さんらしさといえるかも。 時の流れが、重くもなく、軽くもなく、 速くも、遅くもなく、この年頃のスピードに 丁度良く合っているように思いました。
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写真を切り取ったような文体(どこかで誰かが言ってた)が好き。名言もちらほら。最後泣きそうになった。こんな結末は理解できないっていうタイプなんだけど、もうどうしようもない。 柴崎さんがこんなラストを書くとは思わなかったよ。もっと好きになれた。ダークな部分をまた見たい。
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出ました、共感できない主人公。まあ、いいでしょ 共感しろ とか書いてないし 別に 内面とか 描かないし そんなに ていうか 写真撮ってるじゃん それだよ モチーフは 繋がらないけど どっちだよ そういうこと どっちだよ いってんじゃん と、いう風にしか私には言語化できないし取り立てて面白いと、つまり読んでいる最中に面白いとは思えなかったからこんなもんですが、常にぽーんと放り出されている感じは悪くなかったです。前々からこの人の小説はやたら速いし、その中で意味になる前のふっと浮かんできた何かに自分が入り込んでく感覚、それがすべてだと思ってましたが、それが一番意思的に技巧化されてしかもとんでもない効果を挙げているのがこの作品、ってことじゃないでしょうか。だから多分この主人公は共感できない造形だし、んー、それは論理的に共感できないって意味なんだけど、それでもある瞬間に共感し得る状態が生成されかねないところが、恐ろしいなって思いましたです。はい。
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もっと切ない感じの恋愛小説を期待していたのですが、 描かれている恋愛は現実感がなく、感情移入も共感もできませんでした。 そのせいか、ラストは確かに意外な展開でしたが、 主人の思考と行動についていけませんでした。
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じんちゃんおすすめ(恋は呪い。)(勘違いをどれだけ信じれるか。) 散文的。たんたんと進んでいき不思議な雰囲気だがいつの間にか引き込まれる。後半一気読み。この作者の他の作品も読みたい。
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季節の描写が綺麗 叙景詩を学んだだけでも読む価値がある 恋は勘違いの呪い 女子は摩訶不思議な生き物 結局男も同じか とにかく読むのに苦労した
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主人公朝子の趣味はカメラ。シャッターを押す瞬間は現在、押してしまったら過去。この例えは、後半に麦と亮平に生かされてると思う。 期待通りの作品だったことが嬉しく、私の中では今年読んだ中では一番だった。
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描写がとても細かいので、なかなかストーリー先に進まないような感じがしました。でも逆にどんな展開だろうと読み進めます・・・が、やはり最初のペースとあまり変わらない店舗で進んでいきます。
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うーん読み辛い文体だ…わざとなんだろうけど、章分けしないときついだろー。。ストーリー的にもあまり共感スポットはなく。何より朝子も麦も人としてなんら良いところが無い気がする(´・ω・`)出会いもなにもかもありえない感じ。
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