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七人の中にいる 改版 の商品レビュー

3.4

55件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    18

  3. 3つ

    26

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    0

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2011/07/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「ルームメイト」が好みだったので読んでみたのですが、「ルームメイト」と同じように最後での"どんでん返し"で面白さを主張しているような感じ。なんだけど、どこか間延びしたストーリーでした。七人の中から、一人一人「こいつは犯人じゃない」と探っていくのはクドイ。あと、冒頭のグロイ描写はいらないなぁ。

Posted byブクログ

2011/06/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ペンションにクリスマスパーティーで集まった7人の中に、ペンションの店主を殺しに来た人がいるという話。 次々7人のうちの誰かに容疑がかかり、その誰もが犯人ではなかった。 結局7人以外が犯人だった。

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2011/06/14

ベタベタなサスペンス!! だけに、なにも考えずさらっと読める! それもまた良い。 火曜サスペンス的な。名探偵コナン的な。

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2011/05/19

好きなタイプのサスペンス小説だったので、サクサクと読めました。 犯人かと思わせて実は違った。というドキドキとさせて、読み進めさせる展開はリズミカルで読みやすかった。 今のように携帯電話がない時代の話ならではの展開で、そこも雰囲気作りに一役かっていると思います。 最後の最後の晶...

好きなタイプのサスペンス小説だったので、サクサクと読めました。 犯人かと思わせて実は違った。というドキドキとさせて、読み進めさせる展開はリズミカルで読みやすかった。 今のように携帯電話がない時代の話ならではの展開で、そこも雰囲気作りに一役かっていると思います。 最後の最後の晶子の開き直りと思えるような態度はどうも好きになれませんでした。 【クリスマスイヴを控え、ペンション「春風」に集った七人の客。そんな折、オーナー・晶子のもとに、二十一年前に起きた医者一家虐殺事件の復讐予告が届く。刻々と迫る殺人者の足音を前に、常連客の知られざる一面があらわになっていき…。復讐を心に秘めているのは誰か。葬ったはずの悪夢から、晶子は家族を守ることができるのか。 】

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2011/02/25

読みやすいので2日で読破しました。 内容としては全員が犯人に思えるような進み方です。 やっぱりこの人が犯人か~と思わせといて やっぱり違うとゆう展開が多いです。

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2011/02/20

今邑彩の作品を読んだのは2作目です。犯人がだいたい予測出来ていたつもりでいたけど僕が思っていたのとは違っていました。僕としては意外な結末でした。設定が公衆電話であったことで話がなりたっていますが今回一番話を盛り立てているのは元刑事の佐竹さんではないかとおもいます。それとまた何年か...

今邑彩の作品を読んだのは2作目です。犯人がだいたい予測出来ていたつもりでいたけど僕が思っていたのとは違っていました。僕としては意外な結末でした。設定が公衆電話であったことで話がなりたっていますが今回一番話を盛り立てているのは元刑事の佐竹さんではないかとおもいます。それとまた何年かして忘れたころにもう一度読みたいと思います。

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2011/02/16

冒頭からすんなりストーリーに入れた。 読みやすく、4日間で読了。 作者曰く、サスペンス。

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2011/02/21

今邑さんの著書は本作が初めてでした。 21年前の事件のあまりの残忍さに、初めは少したじろいでしまいましたが、文章の読みやすさとぐんと引き込まれるストーリー展開のおかげで、約6日間で読破することができました。 皆さんのレビューを拝見していると、初盤で真犯人が分かってしまったとい...

今邑さんの著書は本作が初めてでした。 21年前の事件のあまりの残忍さに、初めは少したじろいでしまいましたが、文章の読みやすさとぐんと引き込まれるストーリー展開のおかげで、約6日間で読破することができました。 皆さんのレビューを拝見していると、初盤で真犯人が分かってしまったという方が多くいらっしゃったようですが、わたしの勘が鈍いせいか、晶子や佐竹さんと同じ視点で、あの人かこの人かと推理する事ができたので、その点でも充分に楽しめたように思います。 ペンションの常連客皆が怪しく感じられ、特に影山夫妻は絶対に脅迫状に関与していると確信したほど。北村さんに睡眠薬を仕込む下りは腑に落ちない気がしましたが。しかしまんまと郁夫のもくろみ通り転がされた気分です。面白かった。 ただ、所々文章に不自由さが感じられたことと、晶子に同情できなかったこと、事件について知った後のあずさの対応があまりに冷静であったことなど、多少の違和感が随所に見られたので星は一つ減らさせていただきました。 しかし…三枝夫妻のその後が気になるところですね。ぜひ長生きしてほしい。それと最終的に、わたし個人としては明代が一番好きな登場人物かもしれません。 この物語に登場する人々の中で最も幸せだったのは、実は村上洋一だったんじゃないかな。

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2011/02/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

21年前に起こった惨劇。凄まじいまでの主犯の狂気と、惨たらしい殺戮から、物語が始まります。 そして、主人公の晶子は、その共犯者である事を前提に、話が進みます。 クリスマス・イヴを目前に、送られてきた脅迫状じみた予告状。 同封された、主犯の男の嬲り殺す様をうつした写真群。 晶子は今の幸せを守る為、主人や娘に打ち明けられないまま、元刑事の佐竹に協力してもらい、自らを狙う殺人者の正体を見破ろうとするが……。 読みやすい文章に、次の展開が気になる話の運び。 そこそこの厚さがありますが、一気に読んでしまいました。面白い。 唯一残念だったのは、最初の事件が凄惨過ぎて、主人公に同調も同情も出来なかった事でしょうか。 その後、彼女は「必死に止めようとした」といったことを主張していますが、そんな記述は見られないんですよね、文章の中では。 なので、どうしても言い訳がましく聞こえてしまって、最後の最後で白けてしまったと言うか、図々しい自意識過剰な女に思えてしまったのですが……僕だけかなぁ? 携帯電話のない時代の話ですが、それに違和感を感じる事もなく、緊迫感や焦燥感も巧く伝わってきました。 とても面白く、他の作品も読んでみたいと思いました。

Posted byブクログ

2011/03/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

クリスマスイブを控え、ペンション「春風」に集った7人の客。そんな折、オーナー・晶子のもとに、21年前に起きた医者一家虐殺事件の復讐予告が届く。刻々と迫る殺人者の足音を前に、常連客の知られざる一面があらわになっていき…。復讐を心に秘めているのは誰か。葬ったはずの悪夢から、晶子は家族を守ることができるのか。(紹介文参照) ----------------------------------- 今邑さんはやっぱり面白い! あの人でもない、この人でもない、と考えが移り変わっていくたびにハラハラドキドキするのが楽しかった。 けれど犯人の予想がかなり序盤からついてしまう点が今回は残念かなぁと思うので星3つ。ただ怪しそうに見える工夫や元刑事の活躍もあって、躍動感には溢れていたと思った。 郁夫が最後に死んでしまう&元刑事の秘めた想いのオチは弱いかなと思うし、いつも恐怖の中で終わる今邑さんの作品にしてはちょっと残念だった…。

Posted byブクログ