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聯愁殺 の商品レビュー

3.1

84件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    24

  3. 3つ

    31

  4. 2つ

    16

  5. 1つ

    4

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2014/04/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

帰宅直後に何者かに襲われた梢絵。謎の連続殺人犯による犯行。連続殺人事件の唯一の生き残りである梢絵を囲んでの推理会。容疑者である口羽公彦の過去。消えた口羽公彦の謎。被害者たちと口羽公彦との関係の謎。

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2014/04/14

日経文芸文庫のマストリード国内100にて推薦されていた1冊。 選者の千街晶之氏によれば、西澤保彦作品からどれを選ぶかは迷ったようである。自分も過去に何作か読了しており、作者の作風、特徴的なものはなんとなく理解できていたかな?まぁここは自分に甘く採点しておこう。 過去の事件を様々...

日経文芸文庫のマストリード国内100にて推薦されていた1冊。 選者の千街晶之氏によれば、西澤保彦作品からどれを選ぶかは迷ったようである。自分も過去に何作か読了しており、作者の作風、特徴的なものはなんとなく理解できていたかな?まぁここは自分に甘く採点しておこう。 過去の事件を様々な人々が推理していく、毒チョコ事件的展開で物語が進む。事件の発端を描く導入部を除けば、ほとんどが一夜の出来事である。トリッキーな作品を多く生み出してきた西澤氏であるが、またもやトリッキーな作品だった。 千街氏の紹介にもあったが、「そして肝心の真相だけれども、正確に言い当てられる読者はまずいないだろう」ホントにそう思う真相だった。 読了後に考察してみるに、WHY?が常に突きつけられる。どうして被害者の女性(ヒロイン)は殺されかけたのか?連続殺人のミッシングリンクはあるのか?動機は?いくつもの「なぜ?」が登場し、解決しようとすると次の「なぜ?」がまた現れる。それが読者を落とし入れる罠(トラップ)だったんだよな…まぁとにかく作者の手腕技量に降参するしかないようだ。 こういう作風ではまずハズレなしの職人さんですね。

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2014/03/28

確かに名前が読みにくいのが難点。 安楽椅子モノだから仕方ないが 後半まではあまり盛り上がらないので サクサク読み進めなかった。 クライマックスのどんでん返しは まぁ予想範囲だが、そこまでしなくても…と思う結末で読後感はイマイチ。

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2014/03/18

ジャンルは安楽椅子探偵です。主人公の行動がイマイチ理解不能なところが多いのですがそれはこういった作品では仕方ないのかな?それと他の方々もおっしゃってますがこの人の作品はなぜか苗字があり得ないくらい難読なものが多い。特に意味がなく、ただ読みにくいだけなのでやめてもらいたいのが本音で...

ジャンルは安楽椅子探偵です。主人公の行動がイマイチ理解不能なところが多いのですがそれはこういった作品では仕方ないのかな?それと他の方々もおっしゃってますがこの人の作品はなぜか苗字があり得ないくらい難読なものが多い。特に意味がなく、ただ読みにくいだけなのでやめてもらいたいのが本音です。

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2014/02/08

本の帯に惹かれて買った本です。 「まさか!」に弱い私。。。(笑) タイトル「レンシュウサツ」の意味もわからないまま読み始めました。 主人公の一礼比梢絵(いちろいこずえ)は、 自宅マンションに帰宅したところを、何者かに襲われて、気を失う。 手がかりは、犯人が落としてい...

本の帯に惹かれて買った本です。 「まさか!」に弱い私。。。(笑) タイトル「レンシュウサツ」の意味もわからないまま読み始めました。 主人公の一礼比梢絵(いちろいこずえ)は、 自宅マンションに帰宅したところを、何者かに襲われて、気を失う。 手がかりは、犯人が落としていった手帳。。。 そこには、今までに殺された人の名前が書かれていたのだが、 梢絵とは無関係の人ばかり。。。一体なぜ彼女が襲われたのか!? 無差別殺人事件の結末は?! 確かに、まさか!の展開でしたが、 なんだか、すんなり納得できなかったりして。。。。

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2014/02/02

初めの謎で興味を引き、途中のドタバタで少し飽きるが最後にあっとする。ある謎は?だが作りが良い。本格ミステリというと疑問だが一気に読んだ。

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2014/01/05

連続無差別殺人の唯一の生存者梢絵は警察の捜査が滞り迷宮入りとなる。そこで推理集団の力を借りるべく推理してもらうが、納得の行く回答にはたどり着かない。しかし、最後には衝撃の事実が…何とも後味の悪い最後なのだろうか?コレが事実なら恐ろし過ぎると思う。作者はこの手の推理小説の天才である...

連続無差別殺人の唯一の生存者梢絵は警察の捜査が滞り迷宮入りとなる。そこで推理集団の力を借りるべく推理してもらうが、納得の行く回答にはたどり着かない。しかし、最後には衝撃の事実が…何とも後味の悪い最後なのだろうか?コレが事実なら恐ろし過ぎると思う。作者はこの手の推理小説の天才である。

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2013/12/05

一礼比梢絵っていうOLが殺されかけて、迷宮入りしてる連続殺人事件を、恋謎会とかいう珍奇な推理集団があれやこれや推理する話。 双侶、という苗字が最初から最後まで読めなくて何度となく確認しまくった。自分で書いておいてすでに読み方忘れてる…。 文章の大半が推理だったし、全編「この推理間...

一礼比梢絵っていうOLが殺されかけて、迷宮入りしてる連続殺人事件を、恋謎会とかいう珍奇な推理集団があれやこれや推理する話。 双侶、という苗字が最初から最後まで読めなくて何度となく確認しまくった。自分で書いておいてすでに読み方忘れてる…。 文章の大半が推理だったし、全編「この推理間違いに決まってますよね」感たっぷりだったけど、こういうの嫌いじゃない。 後味の悪さがすごい。あんまり読み返したくはない感じ。

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2013/11/06

推理といえば、捜査で証拠や新事実などの判断資料を集め、それらを総合して犯人やトリックといった真相を突き止めるといった一連を指すと思うのですが、本作はなるほど犯罪小説と銘打たれている作品だなと思いました。登場人物達が推理合戦を繰り広げていくなかで新事実が明らかになっていきます。事件...

推理といえば、捜査で証拠や新事実などの判断資料を集め、それらを総合して犯人やトリックといった真相を突き止めるといった一連を指すと思うのですが、本作はなるほど犯罪小説と銘打たれている作品だなと思いました。登場人物達が推理合戦を繰り広げていくなかで新事実が明らかになっていきます。事件の犯人や殺害方法といった真相を知ることを目的とするなら反則だと云われてしまうかもしれませんが、主人公が求めているのはそこではありません。何度も彼女が言っているように、知りたいことは自分が狙われた理由という一点に絞られています。それがどういう意味を持っているのか最後まで読むとはっきりします。 最後にはどんな事実が明らかになるのか、どういった結末を迎えるのか気になって一気に読み終えました。なかなかない話の進み方にどんどん引き込まれていき、後味の悪さがないとは言えませんが終わり方には満足でした。

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2013/08/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

確かに衝撃のラスト。ほぼ反則だと思う。 「理由」に執拗にこだわった描写をするのは、そういうわけなのかー、と。

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