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聯愁殺 の商品レビュー

3.1

84件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    24

  3. 3つ

    31

  4. 2つ

    16

  5. 1つ

    4

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2024/07/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

連続殺人事件の被害者となった女性が、推理作家や警察OBを集めたグループに招かれ、真相を追求しようとする。 ああだこうだと脱線し続けた話の結果が、被害者だと思われていた主人公が実は犯人でした、という結末。同じ手法であれば「その女アレックス」の方が面白かった。

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2024/03/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

つくりがおもしろいミステリー小説 数年積んでたけど読んだかどうか やっぱり読んでなかった 最初に登場人物リスト ミステリはやっぱりこれ 出てくる名前がメモってても読めない笑 各章文字とタイトルは意味あるのか? 作家や学者、警察OB探偵たちが集まって推理会 このメンバーが死んだり事件が起こるのかと思ったらひたすら推理 最後の最後で解決編  解説でなるほど 恋謎会の推理は新事実を出す問題編でもあり解決編でもあるのか 最後に真の解決編  ページ数の割に時間かかったから文字多め 双侶刑事が感じた違和感は私もずっとあったので最後に出てきてよかった

Posted byブクログ

2023/07/04

途中までの推理合戦がアホらしく思えるほど真実は奇なり。 最後の怒涛の伏線回収と恐怖を感じる動機や、これから続くであろう殺人の連鎖。 警察を一酸化炭素中毒で殺したのは、理由は分かるが、どうやって殺せたのかは不明。ここが気になる。 事実に少しずつ近づくのではなく、間違った推理を全く無...

途中までの推理合戦がアホらしく思えるほど真実は奇なり。 最後の怒涛の伏線回収と恐怖を感じる動機や、これから続くであろう殺人の連鎖。 警察を一酸化炭素中毒で殺したのは、理由は分かるが、どうやって殺せたのかは不明。ここが気になる。 事実に少しずつ近づくのではなく、間違った推理を全く無視して一気にゴールに近づいたのは爽快感すら感じる。 その爽快感を味わうためには前半の茶番推理合戦が必要だが、本当に必要なのかと思ってしまう。 これは実写化を見てみたい。

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2023/05/13

4年前の事件の真相を―― 思い当たる節がなく連続殺人鬼に襲われ、運良く助かった梢絵は<恋謎会>なる組織に自身の狙われた理由の解明を依頼します。 突拍子のない推理合戦の中、各人が持ち寄ったヒントを結び付け真相に辿り着くものは・・・・。  自分も一員として推理合戦するぞ!という意気...

4年前の事件の真相を―― 思い当たる節がなく連続殺人鬼に襲われ、運良く助かった梢絵は<恋謎会>なる組織に自身の狙われた理由の解明を依頼します。 突拍子のない推理合戦の中、各人が持ち寄ったヒントを結び付け真相に辿り着くものは・・・・。  自分も一員として推理合戦するぞ!という意気込みで読み始めた本作。 各々の推理はあまりに奇天烈、犯人はおそらく既に死亡しているのを良いことに想像力合戦が始まります。 しかし見落とせないのはいくつかの偶然では片付けられない被害者たちの繋がり、どうやら単なる無差別殺人ではないようです。 突拍子のない推理には自信があったけど登場人物がそれを上回ってきたのでびっくり、真相が明かされたときこの作品が読者も交えての推理合戦なんかじゃないことに気付かされました。

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2023/04/30
  • ネタバレ

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すごいどんでん返しや、最後が読めないという本の推薦もあり読んだ。 複数の殺人事件で、主人公が第一の被害者になり各殺人の動機を色んな探偵達を呼び寄せ推理していく。 第一の被害者が、2回目以降の事件の加害者ということが最後に判明。 2回目以降は第一の加害者の模倣犯的にしながら、自分が狙われた理由を探すために殺人を繰り返していた。 今まで読んだミステリーは、主人公は正義だったり加害者でも同情の余地があったりと、なんか読み手が共感できる前提だったが最後にいきなり裏切られる感じが、僕としては初めての衝撃だった。

Posted byブクログ

2022/09/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【恋謎会】で、繰り広げられる推理、謎解き、考察。誰の考えが的を射ているのか読んでいったが、誰も真実にはたどり着けない、結局犯人が何を考えどうしてそのようにしてしまったのかなど、部外者が分かるはずもないまま終わっていくのだろうなと、途中から思ってきて、他には、双侶の情報の出し方とか気になって読んだりはしたけれど。 読む前はなんとも思わなかった最後のタイトル、読み進めていくうちに、なんとなく犯人が分かってしまったのが、残念。 登場人物の名前が、スッと入ってこなくて、何度も確認しながら読まないといけなかったので、話に集中するのに少し時間がかかった。ひとりも触れてこなかった名字なので…。 p201 -10~11

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2022/03/24

犯人探しの推理合戦みたいな座談会がメインか? 被害を受けた女性の為に、犯罪絡みの有識者が、集まって、「あーだのこーだの。」… 何か自分らが、楽しんでるだけのような気もする。被害者が依頼して開催したとしても… こんな長時間やって分からんのは、ええとしても飛躍し過ぎてんのもあって…何...

犯人探しの推理合戦みたいな座談会がメインか? 被害を受けた女性の為に、犯罪絡みの有識者が、集まって、「あーだのこーだの。」… 何か自分らが、楽しんでるだけのような気もする。被害者が依頼して開催したとしても… こんな長時間やって分からんのは、ええとしても飛躍し過ぎてんのもあって…何なん?って感じ。 しかも、刑事さん!「実は…」って、後出しジャンケン多すぎ!混乱の極みになるやん。 確かに分からん事は、それぞれのアイデア出し合ってってのは分かる。ブレーンストーミングみたいに。 しかし、はじめは偶然の出来事が、徐々に…整合性とるためには…何かなぁ… 復讐みたいなことしても、もう復讐の相手は… これからも続くであろう悲劇が早く終わらんもんかな… ムリそうやけど… しかし…登場人物の名前が難しい…何度も、見返してしまった(^◇^;)

Posted byブクログ

2022/01/12
  • ネタバレ

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全編を通して推理が行われる、とても濃い本格ミステリ。 〈恋謎会〉のメンバーたちの推理はどれも読み応えがあり、その過程だけでも十分に楽しめる。 手帳の書かれている場所、空室、などなど奇妙にも思える事実の様々な解釈が面白く、一人二役や性別誤認といったトリックも乱発される。 そして真の解決も十分に驚かされるもので、時や場所を誤認させる叙述トリックが巧く、ラストも予想を裏切られる。 また、氷川透は解説内で本作のことをメタミステリと言っており、 「解決編で初めて重要な情報を出しつつ、本格のスタイルを守るという離れ業をしている」という超絶技巧に気づかされた。 なるほど確かに 「問題編/解決編(問題編の一部)/真の解決編」 という構図になっており、メタミステリとも言えるかもしれない。 推理合戦、伏線回収、様々なトリック、そしてメタ的な構成、高度な技術。 これは深い作品だなぁ...

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2021/03/14

’21年3月14日、読了。 いやぁ…「麦酒の家の冒険」の様な、徹底的に論理を闘わせる展開を予想して読み始めました…もちろん、そういった小説、でしたが…なんともグロテスク(?)な読後感。真っ黒。トホホ。 あと…西澤保彦さんは毎回、そうですが…登場人物の名前、難解で馴染みのない名...

’21年3月14日、読了。 いやぁ…「麦酒の家の冒険」の様な、徹底的に論理を闘わせる展開を予想して読み始めました…もちろん、そういった小説、でしたが…なんともグロテスク(?)な読後感。真っ黒。トホホ。 あと…西澤保彦さんは毎回、そうですが…登場人物の名前、難解で馴染みのない名字で、読めない&覚えられない!ハハハ。 まあ、これはこれで、楽しんで読みました!

Posted byブクログ

2021/01/06

ミステリーを好きな人にはそれなりに楽しめる内容だったと思います。登場人物の名前がやたらと難しい。タイトルも読めない。

Posted byブクログ