そこまで言うか! の商品レビュー
現在毎週土曜日にBSJAPANで放送されている「デキビジ」の2010年5月2日(当時日曜日放送)での勝間和代さんと2ちゃんねるの開設者であるひろゆき氏の対談が話題になった。二人とも寝不足だったこともあり、機嫌が悪いのか、激しい議論となり一触即発の状態かのように視聴者は感じた。番...
現在毎週土曜日にBSJAPANで放送されている「デキビジ」の2010年5月2日(当時日曜日放送)での勝間和代さんと2ちゃんねるの開設者であるひろゆき氏の対談が話題になった。二人とも寝不足だったこともあり、機嫌が悪いのか、激しい議論となり一触即発の状態かのように視聴者は感じた。番組のせいで勝間さんのブログは炎上。現在刑務所にいるホリエモンが「勝間VSひろゆき デキビジの変」での大衝突の仲裁に入ったのがこの本の成り立ち。 番組終了後に都内のホテルでの鼎談をそのままノーカットで収録したのがこの本。簡単に言うとネットとかでよくある対話の書き起こしを書籍化しただけの本ですがめちゃくちゃ面白い。7時間にわたる脱線ありの密度の濃い7時間の対話を400ページ以上にわたりライブ感たっぷりに楽しめる。 この本が何よりもいいことは実際の対話をノーカットで本にしていること。テレビとかでは都合のいいように編集されていて、発言者の意図した論点と伝わる論点がずれることがよくあると思う。特に世間から嫌われている3人は。 勝間さんは慶應大学を卒業して19歳で公認会計士二次試験に合格して、アーサー・アンダーソン、チェース銀行、マッキンゼー、JPモルガン証券を経て独立したバリバリのキャリアウーマン。ご存じのようにたくさん本を執筆しているが、一つ一つの本はターゲット層がある。みんなに勝間さんのようになれと強要としているわけではなく、人生の方向性の一つを提案しているだけである。精神科医の香山リカさんは「頑張れない人もいる」と言うタイプで、勝間さんはその真逆のタイプだと勘違いされやすい。出版社なども勝間和代VS香山リカとあおるが、勝間さんは香山さんの意見も非常に理解している。ホリエモンもお金もうけが全てというキャラクターにされがちだが、本書を読むと違うとわかる。 本の話と脱線するが、売れる本の内容が経済の状況に非常に大きく影響されていると思ったことがある。その代表的な一冊が柴田トヨの「くじけないで」だ。不景気の時期だったからこそ「そのままの自分でいいのよ。あなたは頑張ってるよ」的な本が売れたのだと思う。スピリチュアルカウンセラーの江原啓之がテレビで活躍したのも一緒だと思う。勝間さんはむしろ経済が上向きの時期に支持される人なのかなと私は思う。 勝間さんの事しか書いていないけれども、ひろゆきさんやホリエモンの素顔もこの本で 知ることができる。ネットで叩かれやすい3人だが、本当に凄い3人。孫さんがずっと言っている光の道構想、IT、お金の価値観、日本文化、起業と就職、政治、若者と既得権者などについて鋭い視点で議論(談笑?)していて勉強になる。「ホリエモンのブタ!!」、「ひろゆきはタラコ!!」、「勝間なんて鼻の穴がでかいだけだろ!!」とか言ってるネット世界で百戦錬磨の人こそ読んでほしい。
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デキビジのひろゆきと勝間女史の事件は、何度も見てしまいましたが、勝間女史のすごいところは、そのあと博之にきちんと謝罪して、そのあとこうやってお友達になるところ。 博之にしても、ジンバブエの話題iがアヤフヤだったので、そのあと、自分の目で確かめに行ったり、行動力抜群。 そんな二人の...
デキビジのひろゆきと勝間女史の事件は、何度も見てしまいましたが、勝間女史のすごいところは、そのあと博之にきちんと謝罪して、そのあとこうやってお友達になるところ。 博之にしても、ジンバブエの話題iがアヤフヤだったので、そのあと、自分の目で確かめに行ったり、行動力抜群。 そんな二人の間を取り持つホリエモンも個人的には気になる存在です。 そんな鼎談7時間分の単なる記録というシロモノですが、勝間女史がかつて酒と煙草とコーヒーに溺れがちだったとか、3人の初恋話とか、なかなかディープな話もあり、面白く読めました。 おすすめ度は5点中、4点。ミーハーな方には、お勧めです。
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鼎談形式なので読みやすい。 うまく相手から情報を引き出したり、雰囲気良く話すテキストとしても使えそう。
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私には理解できない世界だな。 孫さんが日本のために、と言っても結局はソフトバンクのために、なのだ。 ソフトバンクがやりたいのは、シェアの獲得。 読みにくい。
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勝間和代さんへの偏見が大きく崩れた対談本。 p.271 堀江「時間をかけて努力をして、それが報われたら素晴らしいと言われる。短い時間で努力をして結果を出しても、認められない。」勝間「効率的な努力は認められないんですよね。」 p.400 西村「優秀じゃない人は何とかしてずっと残り...
勝間和代さんへの偏見が大きく崩れた対談本。 p.271 堀江「時間をかけて努力をして、それが報われたら素晴らしいと言われる。短い時間で努力をして結果を出しても、認められない。」勝間「効率的な努力は認められないんですよね。」 p.400 西村「優秀じゃない人は何とかしてずっと残り続ける、優秀な人ほど抜けていく法則。」堀江「ダメなヤツは残るんだよね。」
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実は、借りて読んだ本。 三人の掛け合いが面白くて、あっという間に読了。 アグレッシブな二人とのほほんとしたひろゆき氏という感じでした。
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本当はもっといるんだろうけど、知名度も兼ね備えた本当の意味で頭が切れる人達。 人生に対するスタンスとか、考え方とかを議論していくのがとても参考になる。 続編あったら読みたい。
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勝間さん、ホリエモン、ひろゆき氏の 政治やらネットやら教育やらの言いたい放題。 教育は重要ですね。 このお三方のような 揺ぎ無い自信を身につける教育とは 一体どんなものなんでしょう。
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だよな。 いやはや久しぶりに自分のぶれやずれを軌道修正できた。 悪い事しない。 迷惑かけない。 はあたり前だけど楽しくなくちゃな。はは!!
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単純にこの三人が好きなので面白かった! とりとめもなく喋っているようで、ちゃんと軸がブレてない。 改めて、時代を築いたすごい人達なんだよなぁと。 そのすごい人達の日常会話を横で聞いてきた気分になれます(笑)
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