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「怖い絵」で人間を読む の商品レビュー

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76件のお客様レビュー

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2010/09/29

美術館を巡って絵画を見始めた当初は、ゴッホが好きで、それからレンブラント、今はベラスケス!そしてレーピンというすごいロシア人も知りました。西洋絵画入門書としてはうってつけだと思います

Posted byブクログ

2010/09/25

早稲田大学講師で西洋史を専門とする著者が誘う、怖い西洋絵画の本。 絵心もなければ絵画を嗜む能力もない私だが、西洋史の史実に基づいた絵の解釈は斬新で正直興味深かった。 絵を見る力というのは、デッサン力や色使い等を見るものだと思っており、目の肥えた人でなければ絵画を楽しむことは出...

早稲田大学講師で西洋史を専門とする著者が誘う、怖い西洋絵画の本。 絵心もなければ絵画を嗜む能力もない私だが、西洋史の史実に基づいた絵の解釈は斬新で正直興味深かった。 絵を見る力というのは、デッサン力や色使い等を見るものだと思っており、目の肥えた人でなければ絵画を楽しむことは出来ないと思い込んでいたのだが、絵が描かれた時代背景と被写体となっている人物の素性を知った上で絵を見ると、画家が暗喩的に絵に盛り込んだメッセージなどが読み取れて、西洋絵画が近しく感じた。 「怖い絵」シリーズを著している著者だが、絵が怖いというよりも15世紀から19世紀までの人間模様がある意味怖いと言うべきなのだろう。 写真などという物がなかった昔に絵画という技法を通してその時代を垣間見ることが出来、単なる文章による歴史学習よりはリアリティをもって時代に接することができる。

Posted byブクログ

2010/09/16

NHKの番組の方は未視聴ですが、引き出し線のついた解説などがわかりやすかったです。 各章ごとに主題がありそれにあわせて絵画の解説がなされているのですが、前半は光文社新書の『名画で読み解く~』シリーズと重複する部分が多くそちらを先に読んでいると少し退屈かもしれません。 番組テキスト...

NHKの番組の方は未視聴ですが、引き出し線のついた解説などがわかりやすかったです。 各章ごとに主題がありそれにあわせて絵画の解説がなされているのですが、前半は光文社新書の『名画で読み解く~』シリーズと重複する部分が多くそちらを先に読んでいると少し退屈かもしれません。 番組テキストが基であり厚さ的にも仕方の無いことですが、タイトルから想像するような人間を深く掘り下げたものと言うよりは、時代背景や作者の解説と言った方が正しい感じです。

Posted byブクログ

2010/09/08

中野氏の著書はコレが初めてなのですが、なかなか面白い視点から書かれておりました。 やはり何より怖いのは人間です。

Posted byブクログ

2013/02/11

立ち読み:2010/9/3 何でこんな本出したんだろう…。 ほとんど今までの本(『怖い絵1〜3』『名画で読み解く』)の焼き直し。 取り上げている絵はもちろん、それらに付された解説もどこかで見たものばかり…。 極めつけは絵画に矢印をつけて「清廉でありながらどこかこの世のもの...

立ち読み:2010/9/3 何でこんな本出したんだろう…。 ほとんど今までの本(『怖い絵1〜3』『名画で読み解く』)の焼き直し。 取り上げている絵はもちろん、それらに付された解説もどこかで見たものばかり…。 極めつけは絵画に矢印をつけて「清廉でありながらどこかこの世のものでないような老成した表情」「力なく椅子に載せられた右手」などの解説を付す、という安っぽいレイアウト。 だれだこんな構成にしたの…。 矢印解説の面積の文だけ絵がちっさくなってるし…。 新しい絵も数点あるが、ですます体だと中野氏の文章の魅力が半減している気がする。

Posted byブクログ

2010/08/13

絵画を鑑賞するのに、完成より知識が必要と 思い購入。やや斜め方向からのアプローチだと思う。 が、とても面白い。

Posted byブクログ