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予定日はジミー・ペイジ の商品レビュー

4.1

110件のお客様レビュー

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2011/04/22

年長の友人が、今年読んだ中で一番印象深いといって贈ってくれた本。若いときに読みたかった、読んでたら人生変わってたかも、とまで思ったと。 泣いたり笑ったりしながら一気に読み切った。あっというまの十月十日。 結婚、そして出産…怖がりの自分には一生できないかもしれないと思っていたこ...

年長の友人が、今年読んだ中で一番印象深いといって贈ってくれた本。若いときに読みたかった、読んでたら人生変わってたかも、とまで思ったと。 泣いたり笑ったりしながら一気に読み切った。あっというまの十月十日。 結婚、そして出産…怖がりの自分には一生できないかもしれないと思っていたことだけど、もしかしたら、ひょっとしたら私にもできるかもしれない、とすごく勇気づけられた。これが小説じゃなくて、カクタさんの体験記だったらもっと良かったのに!余計なお世話だけど、今からでもカクタさんに赤ちゃんを産んでもらいたいなぁ。。。

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2011/04/09

すごく良かった。 妊娠を予感してから産まれる直前までの日々を日記風に描いた小説。 ただただ穏やかに過ごしているわけではないのに、不思議なくらい穏やかで平和であたたかいのだ。夫の人柄の力が大きいかもしれない。 なんだか無性に幸せな気持ちになる、幸福感が伝染する小説。 もし妊娠する...

すごく良かった。 妊娠を予感してから産まれる直前までの日々を日記風に描いた小説。 ただただ穏やかに過ごしているわけではないのに、不思議なくらい穏やかで平和であたたかいのだ。夫の人柄の力が大きいかもしれない。 なんだか無性に幸せな気持ちになる、幸福感が伝染する小説。 もし妊娠することがあったらその時にまた読みたい。

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2011/02/21

ここには書けないが・・・最初の1行でブッ飛んだ!面白い。 妊婦の日記形式で綴られるこの小説。 主人公マキの妊娠から出産に至るまでの日々のつれづれな内容なのだが、実に笑えるユカイな毎日。 それにマキのダンナがまたどこか天然で憎めない。 「親」になることって、人それぞれだとは思うが...

ここには書けないが・・・最初の1行でブッ飛んだ!面白い。 妊婦の日記形式で綴られるこの小説。 主人公マキの妊娠から出産に至るまでの日々のつれづれな内容なのだが、実に笑えるユカイな毎日。 それにマキのダンナがまたどこか天然で憎めない。 「親」になることって、人それぞれだとは思うが、正直いって最初から覚悟を持ってなるわけではないと思う。 結婚して、子供が産まれ、ようやく親は「親ビギナー」となり、様々な経験を積んでいくものだろう。 この小説のマキの「うれしくないかもしれない」という感情は、ほんとに素直なものなんだろうな。 うちのカミサンは、マタニティライフは安静に過ごす必要があったのでほとんど実家で過ごし、離れて暮らしていた。 電話ではほぼ毎日話していたが、その日々はこんな感じだったのかな・・そんな想像もした。 レッド・ツエッペリンの名ギタリストのジミー・ペイジ。 まさか日本のこういう類の小説に、自分の名前が使われているとは夢にも思わないだろうね! しかし未だ出産経験の無い角田光代がこれを書いたというのは、実にすごい想像力! 妊婦って「マタニティブルー」という不安な時期があると聞く。 すべての妊婦に(もちろん妊婦でなくても)この小説を読んで「何だか楽しく幸せな生活」を送って欲しい。

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2011/02/16

すごく面白かった!! 久々に人に勧めたくなる小説。 今まで「子供欲しい!」と思った事なかったけど、こんな気持ちを体感できるのなら妊娠してみたいと思った。主人公の旦那がカワイイ(笑) 男の人が読んでも楽しめそう。 親しい人が妊娠したら、この本をプレゼントしたい。

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2011/01/29

出産予定日がジミー・ペイジの誕生日なんだと…なんかおしゃれ。はやく私も妊娠出産したいなぁと読みながら思った。そしたら予定日が、誰の誕生日と一緒なのか調べてみよう。

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2011/01/21

流れ星を見つけたとき、あ、できたかもと思った。初めての妊娠。でも、「私、うれしくないかもしれない」。お腹の生命も大事だけど、生活って簡単に変えられないよ。ひとり驚喜する夫さんちゃんを尻目に、頼りなくも愛おしい妊婦マキの奮闘が始まる。目指すは、天才ロック・ギタリストの誕生日と同じ出...

流れ星を見つけたとき、あ、できたかもと思った。初めての妊娠。でも、「私、うれしくないかもしれない」。お腹の生命も大事だけど、生活って簡単に変えられないよ。ひとり驚喜する夫さんちゃんを尻目に、頼りなくも愛おしい妊婦マキの奮闘が始まる。目指すは、天才ロック・ギタリストの誕生日と同じ出産予定日!笑えて、泣けるマタニティ小説。著者描き下ろしイラスト多数収録。 出産経験のない角田さんがここまで書けるとはすごいし、さすがとも思った。日頃の何気ない幸せや不安が手に取るようにわかり、自分が妊娠したらまた絶対読みたい本。角田さんの本は本当にいい。

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2010/11/30

角田さんは出産経験がない。 なのに~っ、 妊婦の心の揺れようをこんなに表現できるなんて。 完璧でなくていい 少しずつ少しずつ母親も赤ちゃんとともに成長すれば。 妊娠中に出会いたかった本。 旦那さんの存在がこれまた和みます。

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2010/11/08

この主人公の気持ちにすごく共感した…。 女の人って、みんな結婚したら当たり前に子供が欲しいとか思うわけじゃなく私も欲しくないの気持ちが未だある…。 レビューを見ても、主人公のような気持ちはないけど…とあったから自分は少数派なんだなと思った。 随筆かと思いきや。 随筆以上の...

この主人公の気持ちにすごく共感した…。 女の人って、みんな結婚したら当たり前に子供が欲しいとか思うわけじゃなく私も欲しくないの気持ちが未だある…。 レビューを見ても、主人公のような気持ちはないけど…とあったから自分は少数派なんだなと思った。 随筆かと思いきや。 随筆以上の小説だ。

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2010/10/29

本作はたのしい方の角田光代。とてもおもしろい妊婦小説。妊娠も出産も経験したことないけれど、あぁ、そう、うんうん、と共感するのはわたしが女だからか。ふしぎ。わたしもきっと居酒屋にいってもりもり食べるような妊婦になろう。そしてがぶがぶビールを飲む夫をののしるのだ。

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2010/10/22

初角田光代。妊娠中に感じていた感情が全部書いてある気がして吃驚した。これで出産経験がないだなんて、作家の想像力には本当に感服する。だってこんなこと、妊娠本には書いてなかったし、私にとっては妊娠前は知るべくもなかったことなのに。変なつわり以外は、もう全部感じて戸惑っていたようなこと...

初角田光代。妊娠中に感じていた感情が全部書いてある気がして吃驚した。これで出産経験がないだなんて、作家の想像力には本当に感服する。だってこんなこと、妊娠本には書いてなかったし、私にとっては妊娠前は知るべくもなかったことなのに。変なつわり以外は、もう全部感じて戸惑っていたようなことばかり。妊娠前か、せめて妊娠中には読みたかった。そうしたら、信頼できる海図みたいな感じで安心できただろうと思う。 でも体の変化の面はあまり書かれていなかったな、そういえば。

Posted byブクログ