悪の教典(上) の商品レビュー
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邪魔になる人間は排除してしまえ! 蓮実は実に優秀な人間だったが、他人に共感する気持ちを持たない。 それなのに生徒たちには人気の高い教師だ。 これまでに排除してきた人間は多いが、どれも気づかれる事は無かった。 校内で起きた酒酔いひき逃げ事件に関与した、というより実行したのは蓮実だった。 蓮実が手を下した、釣井もまた自殺とされた。 普段は退屈な話しかしない校長が、その釣井の死について全校生徒の前で話をした時、いつになく感情を昂らせ、教頭と蓮実によって降壇させられた。 上はここで終わる。
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長いけど一気に読み終わってしまった。 頭よくてすごいことしてるわりに序盤から穴が多くてそれがまたスリリング。 面白い。
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胸糞悪い だけどすっと読めてしまう不思議... 伊坂幸太郎マリアビートルの王子を、輪をかけて性質悪くしたような。 最終的に蓮実の破滅に収束していくのだろうけど、どうなるのかわからん。 しかし、好敵手が前半でいなくなるなんて...おもしろくないな
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ハスミンみたいな先生に教わりたかったなー。 それでもって、こんな先生いねーよ!(殺人鬼うんぬんではなく) というのが、率直な感想。笑 頭クシャクシャはイケメンにしか許されませんね。 上巻はおもしろかった。 悪の教典を読んでからというもの、カラスがくるとフギンとムニンがきたーと騒...
ハスミンみたいな先生に教わりたかったなー。 それでもって、こんな先生いねーよ!(殺人鬼うんぬんではなく) というのが、率直な感想。笑 頭クシャクシャはイケメンにしか許されませんね。 上巻はおもしろかった。 悪の教典を読んでからというもの、カラスがくるとフギンとムニンがきたーと騒いで楽しんでみたり。
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タイトルや表紙の絵のおどろどろしさから、宗教ものなのかなと思っていたが、意外にも平和な学園ものとして、進んでいく。 なんの前知識もなかったので、これはこれで読みやすく面白かったのだが、途中から話の筋が変わっていく。 主人公蓮見が、次第にその悪党ぶりを発揮しだす。 それが、だんだん...
タイトルや表紙の絵のおどろどろしさから、宗教ものなのかなと思っていたが、意外にも平和な学園ものとして、進んでいく。 なんの前知識もなかったので、これはこれで読みやすく面白かったのだが、途中から話の筋が変わっていく。 主人公蓮見が、次第にその悪党ぶりを発揮しだす。 それが、だんだんと凶悪度を増していく。 話が分かりやすく、読みやすいにもかかわらず、展開が全く読めないので、どんどん引き込まれていく。 あまりにも、分厚い本なので読み切れるかが心配だったが、あっという間に読み切ってしまった。 完全にはまった。
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心理や科学の要素もあって読み応えがあった。人が感情を失い、殺人をも厭ずに効率を求めるとこうゆう姿になるのかと思った。 世の中の均衡のギリギリのところを保っているのは、人の持つ『感情』なのかもしれない。
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悪について、勉強になりました。 上巻、ハスミンがあまりにも悪すぎてなんだか笑えてくる。。 下巻、もうめちゃくちゃすぎて、これまた。 保健室のお姉さんと心理カウンセラーのお姉さんはどうなったんだろう。。と変なところが気になります。
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蓮実さんは恐ろしいですね! 黒い家を読んでからは恐くて避けていた貴志祐介でしたが、読み始めるとリアルな描写に夢中になってしまいます。
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最初は結構がんばって読んでいたが 後になって結構吸い込まれて 楽しかった こういう特殊能力的な感じのやつが個人的に好きだと思う
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上下巻合わせてのレビュー。 下巻の疾走感すごかった。 貴志先生らしい細かな設定もさすが。 バトルロワイヤル好きなら是非。
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