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シューマンの指 の商品レビュー

3.1

326件のお客様レビュー

  1. 5つ

    24

  2. 4つ

    81

  3. 3つ

    113

  4. 2つ

    49

  5. 1つ

    21

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2015/01/24

何気なく読んでみましたが、後半から面白かったです。 音楽への熱い気持ちが伝わります。 打ち上げのところのまさとの態度が腑に落ちませんでした。 が、最後にぜーんぶ繋がったので良かったです。

Posted byブクログ

2015/01/11

さすが純文学というだけあって文章表現が美しかった。 殺人事件が起こってから物語が面白くなってくるが、初読者はそこまで辿り着くのが大変。 どんでん返しがすごい!とレビューで言われている通り、確かにラストはすごいが、どうも納得いかない感も残る。 それにしても202~203頁のエロ妄想...

さすが純文学というだけあって文章表現が美しかった。 殺人事件が起こってから物語が面白くなってくるが、初読者はそこまで辿り着くのが大変。 どんでん返しがすごい!とレビューで言われている通り、確かにラストはすごいが、どうも納得いかない感も残る。 それにしても202~203頁のエロ妄想の唐突感には苦笑するしかなかった。 また、演奏会後の打ち上げパーティの場面は非常にハラハラさせられた。収拾が付かなくなったからといって嘔吐でオトすのはいかがなものかと思うが。

Posted byブクログ

2014/11/30

友人の天才ピアノ少年について主人公がひたすら語る。中盤まで事件が起こらないので、本当にミステリなのか疑いながら読む。クラシック音楽の知識がないので、知っていればよりたのしめるのかなぁ、と思いながら。 いよいよ事件が起きる夜。主人公は友人の弾くピアノに魅了されるが、その描写が非常に...

友人の天才ピアノ少年について主人公がひたすら語る。中盤まで事件が起こらないので、本当にミステリなのか疑いながら読む。クラシック音楽の知識がないので、知っていればよりたのしめるのかなぁ、と思いながら。 いよいよ事件が起きる夜。主人公は友人の弾くピアノに魅了されるが、その描写が非常に美しく、読者もその世界にぐっと引き込まれる。終盤に怒涛の展開が待っているが、まさに狐につままれたような幻想的なミステリだった。

Posted byブクログ

2014/08/28

『シャイン』や『海の上のピアニスト』など 《音楽》が具現化されている作品を見てさえ理解ができない私が 文字でそれを理解できるわけがなかった。

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2014/08/13

『シューマンの指』 -奥泉光- △ 天才ピアニストとその友人の周りで1つの殺人事件が起こり、ピアニストは不慮の事故で指を失うが…。 まず、シューマン論が物語の8割を占めていた気がする。 そしてシューマンにこだわる意味があったのかが疑問。 シューマン論のせいで、全く内容に引き...

『シューマンの指』 -奥泉光- △ 天才ピアニストとその友人の周りで1つの殺人事件が起こり、ピアニストは不慮の事故で指を失うが…。 まず、シューマン論が物語の8割を占めていた気がする。 そしてシューマンにこだわる意味があったのかが疑問。 シューマン論のせいで、全く内容に引き込まれないままラスト20ページに突入。 帯に「ラスト20ページで待ち受ける未体験の衝撃と恍惚」と書いてあったが、この言葉にまんまと騙された。 そこまでの意外性は感じられず。 辻褄が合わず、大どんでん返しに域に入らない。 結局天才ピアニストは主人公が創り上げた想像上の人物で、殺人事件の犯人は主人公だったというわけか。

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2014/07/31

2012.01.10読了。こんなに読み辛かった本は久し振り。ひたすらシューマンの説明ばかりでやっと事件が起こったのはP150も過ぎてから。そのあともひたすらシューマン、シューマン。あまりに進まないのでiPodにクラシック入れてBGMに、物語に入り込もうとしたけどうまくいかず。最後...

2012.01.10読了。こんなに読み辛かった本は久し振り。ひたすらシューマンの説明ばかりでやっと事件が起こったのはP150も過ぎてから。そのあともひたすらシューマン、シューマン。あまりに進まないのでiPodにクラシック入れてBGMに、物語に入り込もうとしたけどうまくいかず。最後30ページだけ、やっと興味が湧きましたwラストは『向日葵の咲かない夏』的な裏切られ方でした。

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2014/07/07

もう「ひょぇ~!」って感じです。 こんな本だったとは・・・ 途中、しんどくても最後まで読みましょう!

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2014/05/27

最初のほうは、読み進めるのが大変だった。なぜなら、私はクラシックにはあまり興味がなく、シューマンが作曲した曲なんて一つも知らなかったから。 後半になって、ミステリー的な要素が濃く出てきてから、やっと楽しめるようになった感じ。 薄々、実はあの女子高生を殺したのは主人公自身なのでは...

最初のほうは、読み進めるのが大変だった。なぜなら、私はクラシックにはあまり興味がなく、シューマンが作曲した曲なんて一つも知らなかったから。 後半になって、ミステリー的な要素が濃く出てきてから、やっと楽しめるようになった感じ。 薄々、実はあの女子高生を殺したのは主人公自身なのではないかと思っていたけど、結末は全く予想していなかった終わり方だった。 永嶺の人物像が好きだったから、最後の結末は個人的には少し悲しかったな。 最後のどんでん返しで色々な辻褄があって、よく考えられているなぁと思ったよ。 読んでいるときは、きっとこれは彼が真犯人だという伏線だ!と思ったけど、結局は全く違うことへの伏線だったり。 この作者の他の作品も読みたくなった。

Posted byブクログ

2014/04/22

難しい! 音楽の薀蓄がものすごく多くて、話が進むまで気力を保つのが大変だった… 一旦話が進むとなかなか面白い内容だし、最後の展開は衝撃的だけど、そこまで頑張れるかどうかは人によるのかな(﹡•﹏•﹡)

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2014/03/27

ひたすらに自分を語っているタイプの一人称だったからか、とても読みにくかった。クラシックの曲名を並べられてもわからないし。 話の持っていき方は悪くなかった。最後まで一気に読めた。 「音楽は人智の外にすでに存在している。演奏はその表面にすぎない」という考え方が好き。Xの石神さんの数学...

ひたすらに自分を語っているタイプの一人称だったからか、とても読みにくかった。クラシックの曲名を並べられてもわからないし。 話の持っていき方は悪くなかった。最後まで一気に読めた。 「音楽は人智の外にすでに存在している。演奏はその表面にすぎない」という考え方が好き。Xの石神さんの数学論を思い出す。

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