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ビターシュガー の商品レビュー

3.4

49件のお客様レビュー

  1. 5つ

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2014/09/30

たぶん市子さん以外はみんなB型なんだろうな。 自由奔放な人達に心地良く振り回されている市子さんに共感。 人生はビターシュガーだ。

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2013/12/04

虹色天気図のその3年後のお話です。 失踪した夫とは、まだ離婚していませんでした。 このお話の中のみんなも感じていることなのですが、 失踪した夫の、失踪を選んだ理由がぼんやりしていて腑に落ちなかったです。 もう、私だったら絶対に譲れないよな~、こんなおぼろげな理由じゃ・・・と思いな...

虹色天気図のその3年後のお話です。 失踪した夫とは、まだ離婚していませんでした。 このお話の中のみんなも感じていることなのですが、 失踪した夫の、失踪を選んだ理由がぼんやりしていて腑に落ちなかったです。 もう、私だったら絶対に譲れないよな~、こんなおぼろげな理由じゃ・・・と思いながら読み進めていくと、お話もそういう方向に進んでいくんですが、なかなか離婚に踏み切れない、母心、というか、女心というか、 やっぱり、離婚を決意するのって、相当な覚悟がいるのかな~?と思いながら読みました。

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2013/10/03

市子さんがいるからと、みんなから頼れ、安心できる空間を共有できる・・・うらやましいような、「違うでしょ」というか。でもいい雰囲気で、やっぱりうらやましい。

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2013/04/28

前作で「とっくに去った」と語られた旭が主人公・市子の下に転がり込んでくることで物語りは始まる。 やっぱりそれぞれいい年の大人たちが下らないことを言い合ったり悩んだり苛苛したりしている。 厄介なこととどうにもならないことは日々溢れているけれど、読了後はすっきりと前向きになれる話...

前作で「とっくに去った」と語られた旭が主人公・市子の下に転がり込んでくることで物語りは始まる。 やっぱりそれぞれいい年の大人たちが下らないことを言い合ったり悩んだり苛苛したりしている。 厄介なこととどうにもならないことは日々溢れているけれど、読了後はすっきりと前向きになれる話だった。

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2013/02/07

大島真寿美さんの本はどれも文章が透き通っててどこかに安心できるところがあってやさしい。 ドラマも観てみたいです。 「美月が、あの時代にいるのなら、もうすっかり一人前の大人のつもりのはずだ。ちょうど親離れが始まった時期でもあったから、親よりも、友達の存在が大きくて、そう、たしかに...

大島真寿美さんの本はどれも文章が透き通っててどこかに安心できるところがあってやさしい。 ドラマも観てみたいです。 「美月が、あの時代にいるのなら、もうすっかり一人前の大人のつもりのはずだ。ちょうど親離れが始まった時期でもあったから、親よりも、友達の存在が大きくて、そう、たしかにあの頃の私なら、友達の元彼と一緒に住んでるなんて、そんなとんでもない話、ひどい裏切りのように感じられて、簡単には認められなかっただろう。たとえ、それがたんなる居候にすぎなかったとしても。」 「『いいじゃあないの、市子は、それで。もうさ、市子がいる、って思うだけで強く生きていけるのよ、我々は』 『なに、我々って。だれ、我々って』  クッションを脇に抱えて三宅ちゃんに迫る。 『だってほら、みんなそれぞれに、じたばたじたばた、いまだに、くっついたり、離れたり。いつまでもごちゃごちゃ、やってるけどさ、たとえ隣の席が埋まったって一寸先は闇だから』  三宅ちゃんがするっと私からクッションを奪い返し、それを支えに頬杖をついた。 『いつ隣の人がいなくなるかわかったもんじゃない。いつ別れが来るかわかったもんじゃない。それにさあ、市子。そもそも我々、この年になってきたら、いつどんな災害に見舞われるやら。油断ならない。そうでしょうが』  それはそうだよ、と私は頷き、クッションに手を伸ばしたが阻まれた。 『そういう時にさ、あんたみたいなのがここで一人、ぼーっと生きててごらん。なんだかちょっとほっとするじゃないの。どんな災難に見舞われても、市子は柳に風で生きていそうだし』 『そんなことはないでしょう』 『そういうイメージなんだって。そういう人が、百年一日のごとく、ここにぽつねんといてくれるっていうのがさ、我々にとっては助かるわけ。最高の避難場所っていうか』」

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2012/10/16

文体が好き。 こんな友達いたら良いなぁ。 NHKでドラマやってた時は結構観てたけど、原作の方が最後まで爽やかな風が吹いてますね。

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2012/09/11

以前読んだ「虹色天気雨」の続編なので読んでみた。 ドラマも見たのだけれど、小説に忠実に作っているな、という印象。 配役も見事。 ドラマを先に見ていたせいか、小説のほうはあまり印象に残らなかった。

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2012/09/09

四十路を迎える三人の女性がそれぞれ抱えるあれこれが描かれている。 (私の独断から)年齢の割に若い人たちの会話運びに思えて、それは自分とまだ離れているからかもしれないけど、そのフィクションっぽさも読みやすさだった気がする。 大島真寿美の文章が好きっていうのもある。 にしても『虹色...

四十路を迎える三人の女性がそれぞれ抱えるあれこれが描かれている。 (私の独断から)年齢の割に若い人たちの会話運びに思えて、それは自分とまだ離れているからかもしれないけど、そのフィクションっぽさも読みやすさだった気がする。 大島真寿美の文章が好きっていうのもある。 にしても『虹色天気雨』の続きだったとは……時間は前後したけれど、こちらも読んでみようと思う。

Posted byブクログ

2012/09/03

NHKでドラマとして 放映されていたものの原作です。 ちょいちょい観ていたので、 作品を読んでいる間、 登場人物が、 その時の役者さんのイメージや 動きに変わってました。

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2012/08/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

幼なじみの女3人 40代となり、結婚して子供を産んだけれど離婚寸前の奈津と 旭と別れて新たな恋に落ちたまりと 恋とはしばらく無縁で、ひょんなことからまりの元彼の旭が居候にきてしまった市子 虹色天気雨の続編、ぽい。 だから背景がよくわからない。職業とか漠然。 会話のしゃべらせ方が自然でうまいなと思った。 会話文が多いからなんとなくでも読める)^o^(

Posted byブクログ