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プラチナデータ の商品レビュー

3.4

549件のお客様レビュー

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2010/09/18

近未来とDNAを持ち出せば結構な想像叶うはず。 現在でも様々なところでプラチナデータが存在しておるような気がしてきます。 科学の進む方向によってはこんなこと起きうるかもしれないです。

Posted byブクログ

2010/09/18

DNA解析を使って犯罪者を特定するが、対象が全てではない。 久し振りの東野圭吾氏でしたが、あまり深い内容ではなく、キャラにも何故か解りませんが感情移入が出来なくて、あまり面白いとは感じられませんでした。 次回作に期待します。

Posted byブクログ

2010/09/17

読み始めたら止まらないはずの東野作品にしては 読むのに少し時間がかかった方かも。 犯人や「プラチナデータ」の意味、展開など予想どおりではあったのに それでもやっぱり面白かった。 (2010年9月)

Posted byブクログ

2010/09/15

DNA解析による犯罪捜査がどれほど現実味を帯びているのかはわからないけれど、本書を読んでいると、遠い雲の上の話というわけでもないように思える。細かい部分で雑な印象を受けつつも、あっという間に読了。抜きん出た安定感。

Posted byブクログ

2010/09/15

東野圭吾作品「らしい」作品。 今回はDNA検索に関わる話です。 いつか現実世界でも導入されそうだし、「プラチナデータ」は実在することになりそう。 権力ってこわいね。

Posted byブクログ

2011/09/13

<内容>犯罪防止を目的としたDNA法案が国会で可決し、検挙率が飛躍的に上がるなか、科学捜査を嘲笑うかのような連続殺人事件が発生した。警察の捜査は難航を極め、警察庁特殊解析研究所の神楽龍平が操るDNA捜査システムの検索結果は「NOT FOUND」。犯人はこの世に存在しないのか?時を...

<内容>犯罪防止を目的としたDNA法案が国会で可決し、検挙率が飛躍的に上がるなか、科学捜査を嘲笑うかのような連続殺人事件が発生した。警察の捜査は難航を極め、警察庁特殊解析研究所の神楽龍平が操るDNA捜査システムの検索結果は「NOT FOUND」。犯人はこの世に存在しないのか?時を同じくして、システムの開発者までが殺害される。現場に残された毛髪から解析された結果は…「RYUHEI KAGURA 適合率99.99%」。犯人は、神楽自身であることを示していた―。確信は疑念に、追う者は追われる者に。すべての謎は、DNAが解決する。数々の名作を生み出してきた著者が、究極の謎「人間の心」に迫る。

Posted byブクログ

2010/09/14

近々未来小説。 面白く読んだけど、東野圭吾作品としては、期待してたほどではなかった。 どの登場人物にもいまひとつ感情移入できなかった。個人のDNAデータが国に管理される社会というのはイヤだ。

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2010/09/12

2010.9.11 SFのようでありながら、非常に現実味のある話。 数年後、数十年後にはこうなってしまうんではないかと。 環境管理型社会の恐ろしさ。 DNAとか恐らくすごい発見なのだろうけど、それを国家が管理するって相当怖い。自分が罪を犯すとか云々ではなくて。 東野作品は本...

2010.9.11 SFのようでありながら、非常に現実味のある話。 数年後、数十年後にはこうなってしまうんではないかと。 環境管理型社会の恐ろしさ。 DNAとか恐らくすごい発見なのだろうけど、それを国家が管理するって相当怖い。自分が罪を犯すとか云々ではなくて。 東野作品は本当に外れがないとは思うけど、私はパラドックスの方が好きかなぁという印象。 多重人格の話があんまり得意ではないからでしょうか。 とにかく完成度は高いし、読みおわったあとの満足感も大きい。

Posted byブクログ

2010/09/08

近未来、DNAをデータとして国家が管理する状況におけるお話。 人間をデータ、あるいはDNAとしてとらえる見方と、情や心の側面から見る見方との対比が随所にあって、ミステリー要素の他にもひきこまれる点がたくさん。 二重人格を扱って、これほどまでにきれいに納得できるミステリーも少ないと...

近未来、DNAをデータとして国家が管理する状況におけるお話。 人間をデータ、あるいはDNAとしてとらえる見方と、情や心の側面から見る見方との対比が随所にあって、ミステリー要素の他にもひきこまれる点がたくさん。 二重人格を扱って、これほどまでにきれいに納得できるミステリーも少ないと思う。 伏線がきっちり回収されていく心地よさ。ふと伊坂幸太郎さんの作品を読んでいるような気分にも。

Posted byブクログ

2010/09/07

東野圭吾の小説。 【概要】 ちょっとだけ未来っぽい日本の話。 DNA捜査が法令により許可された日本において、警察は、DNAデータベースを駆使した犯罪捜査を開始する。 遺体、犯行現場に残された犯人の落し物からDNAを取り出し、それをデータベースと照合。近親者、家族等、すでに...

東野圭吾の小説。 【概要】 ちょっとだけ未来っぽい日本の話。 DNA捜査が法令により許可された日本において、警察は、DNAデータベースを駆使した犯罪捜査を開始する。 遺体、犯行現場に残された犯人の落し物からDNAを取り出し、それをデータベースと照合。近親者、家族等、すでにデータベースに登録されたものに近いDNA型の人物を求め、犯人を絞り込んでいく。 これにより、警察の検挙率は著しく上昇したが、そんな中、1件の殺人事件が起こる。その犯行現場に残されていたDNAは、何とデータベースに登録がなかった。システムの不具合か? そんな状況をあざ笑うかのように、事件は進展していくが・・・。 【感想】 点数をつけるならば80点。 SFとは言い切れないDNA型捜査を扱っているところがおもしろい。データベースは実際にあるようだし、DNA型捜査も実際に行われている。しかし、実際のところは、小説のように完成されているわけではないようで、データベースは穴だらけ。とても検挙につながるような代物ではない。 とはいえ、将来的にもし、小説のような状況になったら・・・と考えると、ちょっと怖い。 DNAを強制的に採取され、登録される。何も悪いことをするつもりはないが、自分の痕跡をコンピューターでぴぴっとすればすぐにたどられてしまうのは気味が悪いことこの上ない。 そういう気味悪さと、でも、ちょっと現実味に乏しいところを勘案して、80点くらいではないかと思う。 なんて、ちょっと偉そうでした。すみません。 東野さんの小説は、はずれがほとんどないですよね、相変わらず。 ただ、どうしても『白夜行』などと比べてしまう。 人間の深層心理、汚い部分、そういった現実的なぞっとする、でも考えさせられる話を、今後もどんどん書いてもらいたいと思います。

Posted byブクログ