砂漠 の商品レビュー
青春物語。 登場人物のやりとりが軽妙で楽しい。 いつもの日常とちょっとした非日常がうまく絡まっている感じ。 やっぱり伏線の収束が気持ちいいなぁ、この人の話は。
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じんわりとした面白さにはまった。一癖も二癖もある登場人物たち、そんなありそうでなさそうな人間関係から生まれるストーリーはまさにオアシス。次に「砂漠」を読む時、私のオアシスとして帰ってこれると思う。
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一日で一気読み! 面白かったです♪ 時間トリックは見事に引っ掛かりまして、伏線だろうなと思っていたところもコロリと忘れて「あああああ!」ってなもんでしたよ。伊坂作品らしい文章のユーモアさとキャラクターの魅力に満足した作品でした。
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こんな個性的な仲間がそろって、うらやましいなぁ~と本気で思いました。ずっとずっと仲間でいて欲しいな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2010/7/3 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2020/7/20〜7/26 久しぶりの伊坂作品。法学部に入学した東西南北が名字に入った四人組+1名の大学生活で起こる変わった日常を描く。東西南北、ということで麻雀が鍵になったり、様々な事件に向き合う各個人の個性が浮き出て大変面白い青春小説。 解説の吉田伸子さんも書いているが、主人公らしき北村よりも、断然西嶋を味わう小説である。西嶋のキャラは素晴らしい!
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2010/6/29購入 2010/9/19 数時間であっという間に読み切り。 駆け抜けるように読んだ。 いろいろな部分で、励まされたので★5つ。
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個性的な男女5人の大学生活を描いた青春小説。 大学で出会ったこの5人は、日常に起こる出来事や事件を通じて、互いに絆を深め、成長していきます。 全編を通じて主人公らの日常生活を淡々と描いている物語という印象を受けましたが、それでも飽きることなく読める辺りが、さすがは伊坂ワールド...
個性的な男女5人の大学生活を描いた青春小説。 大学で出会ったこの5人は、日常に起こる出来事や事件を通じて、互いに絆を深め、成長していきます。 全編を通じて主人公らの日常生活を淡々と描いている物語という印象を受けましたが、それでも飽きることなく読める辺りが、さすがは伊坂ワールドといったところでしょうか。もちろん物語の軸にはミステリーがあり、伏線も散りばめられています。 少々ネタバレですが、最後の1文の「なんてことはまるでない、はずだ。」が個人的には好きです。文中に何度も登場してきていた「なんてことは、まるでない。」はこの最後の1文への布石だったのだろうと勝手に解釈しております。
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学生時代への愛惜、ノスタルジーや、若い人が「世界への参加とは、どういうことか」を意識していく様子を、東西南北+鳥+プレジデントマン(道化?)を配して、幾何学的な設計図の中で描いたというように読めた。
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