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砂漠 の商品レビュー

4.1

1314件のお客様レビュー

  1. 5つ

    421

  2. 4つ

    493

  3. 3つ

    241

  4. 2つ

    37

  5. 1つ

    8

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2010/07/19

伊坂幸太郎の本は軽妙で好きです。この本もそう。 学生時代を思い出しました。この本ほどの出来事はもちろんないけど。

Posted byブクログ

2010/07/18

今まで読んだ伊坂幸太郎の話とはなんだか違う感じがした 5人の大学生の青春群青劇?のようなお話で、私は好き。 自分の大学時代はここまで内容に富んでいなかったけど、それでも「大学時代」っていう自分にとっても大切なひと時を伊坂幸太郎作品で読めてすごくよかった。

Posted byブクログ

2010/07/18

友達ってつくづく大事な存在だと思う。ひょんなきっかけで出会って、仲良くなって、一緒に色んな事経験して、大人になって。大人と子供の間の大学生のうちにやっておくことが山ほどあることに読んでから気づいた。読んでる最中は伊坂ワールドにどんどん引き込まれるとともに、若干のリア充爆発しろ状態...

友達ってつくづく大事な存在だと思う。ひょんなきっかけで出会って、仲良くなって、一緒に色んな事経験して、大人になって。大人と子供の間の大学生のうちにやっておくことが山ほどあることに読んでから気づいた。読んでる最中は伊坂ワールドにどんどん引き込まれるとともに、若干のリア充爆発しろ状態だったけど。

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2011/09/28

本屋さんで雑誌を買おうとしたところ,平台に伊坂幸太郎の新しい文庫本を発見。雑誌と一緒にレジに持って行き,電車に乗って読み始めると・・・あれ,西島君ではないですか。すでに新書版で持っていたのに・・・でもおもしろかった。前読んだときは,叙述トリックは不要と書きましたが,これはこれでよ...

本屋さんで雑誌を買おうとしたところ,平台に伊坂幸太郎の新しい文庫本を発見。雑誌と一緒にレジに持って行き,電車に乗って読み始めると・・・あれ,西島君ではないですか。すでに新書版で持っていたのに・・・でもおもしろかった。前読んだときは,叙述トリックは不要と書きましたが,これはこれでよいのかも。いずれにしてもお勧めです。

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2010/07/16

・伊坂ワールドにどっぷりつかった。 ・西嶋にほれた。 ・大学時代を懐かしく思った。というか、大学時代にこの本を読んでいたら、もっと大学時代を有意義に過ごそうと思っていただろう。 ・「学生時代を思い出して、懐かしがるのはかまわないが、あの時はよかったな、オアシスだったな、と逃げるよ...

・伊坂ワールドにどっぷりつかった。 ・西嶋にほれた。 ・大学時代を懐かしく思った。というか、大学時代にこの本を読んでいたら、もっと大学時代を有意義に過ごそうと思っていただろう。 ・「学生時代を思い出して、懐かしがるのはかまわないが、あの時はよかったな、オアシスだったな、と逃げるようなことは絶対に考えるな」これに反してるけど。 ・鳥井の隣に住んでる人がうるさいとかけんかしてるとか、そのくだりはなんだったんだろう。 ・「鳩麦さん」というネーミングセンスがいい。

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2010/07/15

『砂漠』(伊坂幸太郎、2010年、新潮文庫) 大学生の成長物語。 麻雀、合コン、恋愛などのありきたりの学生生活に、通り魔とホストとの対決が乱入する展開に。イベントを通じ、成長していく学生の姿を描いた。 小説のカバーの裏にある作品紹介がすばらしいので、あとはそちらに譲ります。笑...

『砂漠』(伊坂幸太郎、2010年、新潮文庫) 大学生の成長物語。 麻雀、合コン、恋愛などのありきたりの学生生活に、通り魔とホストとの対決が乱入する展開に。イベントを通じ、成長していく学生の姿を描いた。 小説のカバーの裏にある作品紹介がすばらしいので、あとはそちらに譲ります。笑 (2010年7月14日 大学院生)

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2010/07/15

文庫化したので再読。したがってこの小説一番の仕掛けはもう知ってたのだけども、それでも結構楽しめて、再読もいいもんだと思った。一章のとある一文にぞわっとしましたがな。最初読んだ時は気付かなかったわ。 まえはサンボマスターじゃん、と思ってた西嶋のキャラクターが今読んでみるといい具合に...

文庫化したので再読。したがってこの小説一番の仕掛けはもう知ってたのだけども、それでも結構楽しめて、再読もいいもんだと思った。一章のとある一文にぞわっとしましたがな。最初読んだ時は気付かなかったわ。 まえはサンボマスターじゃん、と思ってた西嶋のキャラクターが今読んでみるといい具合に一人歩きして、四章の時点でこの人が大好きになっていた。物語全部通して一番じわっときたのはキャバクラでの東堂と西嶋の会話。よかったねえ西嶋

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2010/07/14

文庫化にあたり、まわりからの大絶賛を受け サンボマスターのヴォーカルと超能力者に惹かれ 読みはじめたのですが 大学生のちょっとした日常に終わらず 中盤にまさかの展開が待っていて 誰もこんなこと言ってなかった!!と悶絶しつつ なんとか読み終えた感想は 読んで良かったなぁと。 やられ...

文庫化にあたり、まわりからの大絶賛を受け サンボマスターのヴォーカルと超能力者に惹かれ 読みはじめたのですが 大学生のちょっとした日常に終わらず 中盤にまさかの展開が待っていて 誰もこんなこと言ってなかった!!と悶絶しつつ なんとか読み終えた感想は 読んで良かったなぁと。 やられたことは 自分でやり返すって ほんとにスカッとする! 大学生活もなめたもんではない。 見方に寄っては(笑)

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2010/07/13

「イケてない学生は西嶋の生き様を参考にしろ!」 というメッセージをボクはこの本から感じた。 序盤に西嶋の容姿を説明する文章があったのだが、明らかに工学部のキモオタ系男子といった容姿を想像させる。 (ちなみに西嶋は法学部) しかし、西嶋は一本図太い芯が通っており、自分らしさというか...

「イケてない学生は西嶋の生き様を参考にしろ!」 というメッセージをボクはこの本から感じた。 序盤に西嶋の容姿を説明する文章があったのだが、明らかに工学部のキモオタ系男子といった容姿を想像させる。 (ちなみに西嶋は法学部) しかし、西嶋は一本図太い芯が通っており、自分らしさというか強力な個性を持っている。 そしてその西嶋が発する言動が増える毎に、男気であったり人間力に秀でているように感じ、序盤の容姿の描写を忘れさせ、イケてる男子を読者に想像させる。 やはり芯の通った男は容姿では劣っても、総合的人間力としてはとても魅力的に写るのだと感じさせる。 西嶋に対する感想に特化してしまったが、その他にも仲間と過ごす学生生活の喜怒哀楽を伝えてくれる素敵な青春の物語だ。 また、文章構成の特徴として、数行の妄想モードに入る所が随所に見られる。 妄想モードは必ず「そんかことないけど」みたいな茶目っ気を感じさせる一言で締められており、その構成が巧みに感じられた。

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2010/07/12

やませみ頭の鳥井、美人だが無愛想な東堂、念動力持ちの南、鳥瞰型の北村、無意味王・西嶋と、北村の彼女・鳩麦さんの織り成す、大学生の青春小説。 砂漠を歩き出して久しい私から見ると、若者の青春時代にしかない輝きがぎゅうぎゅうに詰まっていて眩しいほどです。この話は学生時代に読みたかったな...

やませみ頭の鳥井、美人だが無愛想な東堂、念動力持ちの南、鳥瞰型の北村、無意味王・西嶋と、北村の彼女・鳩麦さんの織り成す、大学生の青春小説。 砂漠を歩き出して久しい私から見ると、若者の青春時代にしかない輝きがぎゅうぎゅうに詰まっていて眩しいほどです。この話は学生時代に読みたかったなあ。 過去のものと比べると、最近の伊坂作品にはこれまでのものと比べてちょっと雰囲気を変えて、小説のジャンルの幅を広げていこうとする作者の熱意と意欲が感じられます。この作品なんかまさにそう。そういう点で、過去の伊坂作品が凄く好きな方にはちょっと物足りないかもしれないけど、ストーリーのテンポの良さやラストの爽快感など、「伊坂らしさ」は随所に散りばめられています。特に西嶋のキャラが最高。主人公はあくまで「僕」である北村ですが、このお話は西嶋の為のストーリーであると言ってもいいくらい。文句なしの五ッ星です。

Posted byブクログ