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砂漠 の商品レビュー

4.1

1314件のお客様レビュー

  1. 5つ

    421

  2. 4つ

    493

  3. 3つ

    241

  4. 2つ

    37

  5. 1つ

    8

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2010/07/31

読み終わった後に、 「やっぱり伊坂幸太郎だ!」と唸る。 キャラが濃いのに人間味が強い。いい。 と、この本は、大学生5人の入学から卒業までのお話。 それが月9ドラマ的な青春や三角関係とかじゃなく、 青春も恋愛もあるのに、独特の色を放ってる。 だってキャラが濃いんだもん。 何...

読み終わった後に、 「やっぱり伊坂幸太郎だ!」と唸る。 キャラが濃いのに人間味が強い。いい。 と、この本は、大学生5人の入学から卒業までのお話。 それが月9ドラマ的な青春や三角関係とかじゃなく、 青春も恋愛もあるのに、独特の色を放ってる。 だってキャラが濃いんだもん。 何より「西嶋くん」。 真剣にアメリカの中東攻めに憤り、必死でマージャンで 「平和」という手であがろうとする。 あまりお近づきになりたくないと思ってしまうタイプだけど、 他の登場人物4人は彼に何となく惹かれてみんなでつるんでる。 で、結構大きな事件たちが起きるんだ。 それに向かう西嶋くんの心は一つ。 その心を例えると。 社会は「砂漠」で。 どっちへ進むかもどう進むかも自分で決めなきゃいけなくて。 自分は無力で。 問題だと思ったこともどうにも出来ない気もする。 でも 「俺たちが本気になればね。  砂漠に雪を降らすことだって、余裕でできるんですよ」。 だから目の前のことをどうにかしようとするんだ。 そうしてどうにかした5人組。 後半の盛り上がりは半端ない。 後半は時間をとってじっくり読んでくださいっ

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2010/07/30

麻雀がわからないので、一部よくわからなかった。麻雀小説だったらどうしようかと思いつつ読破。 西嶋の性格がぶっとんでたり、鳥井の一件が辛かったり、充実してそうな大学生活だなぁと思った。

Posted byブクログ

2010/07/30

やっぱり伊坂幸太郎大好きだなって実感した一作。 少し不思議だけど、現実感もある感じ。伏線を回収していくところが、なんともたまらない!! 伊坂幸太郎はやめられません。 僕は大満足でした(^^) キャラクターグッズがどいつもこいつもカッコイイ。

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2010/07/29

まさに「伊坂幸太郎が書いた青春小説」という感じ。大学生の話に懐かしくなりながらも、砂漠も悪いもんじゃないよね。

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2010/07/29

するする読めた。全体的に見ると、及第点だと思う。普通に面白い。 今回はそこまで謎解きをしている感じはなく、 学生生活に潜んだ、何気ない謎(何気ないと言ってしまっては、鳥居に失礼か)を、時間をかけて解いていく感じ。 なにより、彼らの学生生活の充実っぷりが面白い。 序盤で、ケータイを...

するする読めた。全体的に見ると、及第点だと思う。普通に面白い。 今回はそこまで謎解きをしている感じはなく、 学生生活に潜んだ、何気ない謎(何気ないと言ってしまっては、鳥居に失礼か)を、時間をかけて解いていく感じ。 なにより、彼らの学生生活の充実っぷりが面白い。 序盤で、ケータイを持っていないという点で、何かしら仕掛けがあるのかと思ったが、思い過ごしだったらしい…

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2012/01/05

砂漠側の人間としてこれを読むことになろうとは。 俺たちがその気になれば、砂漠に雪を降らすことだって、余裕でできるんですよ。

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2010/07/28

大学時代にしか流れていないような空気感が、ものの見事に再現されていて、似たような大学生活を送ったひとなら、きっとみんなその頃を懐かしく思い出すんだろうなー。 と思うような一冊だった。 女子のふたりの位置づけが、特に好きです。

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2010/07/27

伊坂作品には珍しい青春小説!!こんな大学生活を送りたいと思った?登場人物がほんと好きで良い気持ちになる?

Posted byブクログ

2010/07/27

2010年7月27日読み終わりました。 学生時代何度も読書に来た港北minamoのブックカフェにて。 minamoにきただけでも学生時代を思い出していたのに、「砂漠」はまさに大学の話。今の気持ちとうまーくリンクしました。 「学生時代を思い出して懐かしむのは構わないが、あの時は良か...

2010年7月27日読み終わりました。 学生時代何度も読書に来た港北minamoのブックカフェにて。 minamoにきただけでも学生時代を思い出していたのに、「砂漠」はまさに大学の話。今の気持ちとうまーくリンクしました。 「学生時代を思い出して懐かしむのは構わないが、あの時は良かったな、オアシスだったな、と逃げるようなことは絶対に考えるな」最後に放たれたセリフはぐっさりと来ました。

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2010/09/24

理屈抜きで面白かった。テンポが良くて、途中で止められません。 実際コンな事件がしょっちゅう起きよう物ならトラウマになりかねないけど… 伊坂さんの本、他のも読んでみなくなりました。

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