砂漠 の商品レビュー
伊坂幸太郎の中で一番好き! この作者って普段、伏線伏線最後にどんでーんみたいなの多いけど、これは素直に進んでく感じ。 普段のなんでもなーい日常も、一生残るような大事件も同じように淡々と流れてく感じが好き。
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大学時代って、傍から見ればどうでもいいことに情熱燃やすよね・・・ ってことを思い出した。 でも長い人生、そういう期間も必要だよね。
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恋、友情、冒険心、将来への不安。 いつの間にか夢中になって目を走らせてしまう。 いつの間にか5人の虜になってしまう。 彼らは特殊能力こそはもちえてないが、個性的で魅力的なキャラクター揃いだ。 『東』『西』『南』『北』、+『鳥』。 大学生5人の青春ミステリー。
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なんかこんなに濃い大学生活送ってる人いるのかー?って思ってしまったけど最終的にはなんかよかった…と思えた作品でした。春夏秋冬ってなってたけど最後のほうにあれ・・?ってなって違和感に気づいておおお!そういう書き方かよ!ってちょっと嬉しくなりました。笑(気づくの遅すぎ?) 私は西嶋氏...
なんかこんなに濃い大学生活送ってる人いるのかー?って思ってしまったけど最終的にはなんかよかった…と思えた作品でした。春夏秋冬ってなってたけど最後のほうにあれ・・?ってなって違和感に気づいておおお!そういう書き方かよ!ってちょっと嬉しくなりました。笑(気づくの遅すぎ?) 私は西嶋氏が好きだな~。砂漠って表現もいいなー
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2010.8.3 伊坂作品としては少し珍しい雰囲気だった気がする。 青春小説としては読んでで面白いけど、実際の大学生はあそこまで波瀾万丈じゃないかなぁという印象も。 春夏秋冬が1年間の流れだと思って読んでたからあまり違和感感じなかったけど、プレジデントマンが4年間捕まらなかっ...
2010.8.3 伊坂作品としては少し珍しい雰囲気だった気がする。 青春小説としては読んでで面白いけど、実際の大学生はあそこまで波瀾万丈じゃないかなぁという印象も。 春夏秋冬が1年間の流れだと思って読んでたからあまり違和感感じなかったけど、プレジデントマンが4年間捕まらなかったのは、ちょっと。 宮城県警頑張れ^^と思った。 古賀さんは結局何者だったんだろう•••
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ハネムーン帰りの飛行機で読み始めた後iPhoneに負けなかなか進まなかった一冊。伊坂先生の本に左腕切断とかそゆのは似合わないでしょ。どうにも引っ掛かる。 矛盾してはいけないという法律があるんですか、みたいな西嶋のセリフが好き。
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『洒落ているだけで、中身はない。』 大学を舞台とした、ちょっと斜め左下の青春小説。この人の作品は久々に読んだけど、人格描写が初期の作品に比べて、だいぶ上手くなっていると感じた。思想の水際が綺麗で、随所のツボを刺激する。 それにしても、ちょっと目を見張るような記載がいくつか見受...
『洒落ているだけで、中身はない。』 大学を舞台とした、ちょっと斜め左下の青春小説。この人の作品は久々に読んだけど、人格描写が初期の作品に比べて、だいぶ上手くなっていると感じた。思想の水際が綺麗で、随所のツボを刺激する。 それにしても、ちょっと目を見張るような記載がいくつか見受けられた。再帰的に、こんなこと書いちゃって支持率が落ちないのかと。まあ、余裕の表れなのかもしれないが。個人的には、少し好感度が上がったが(もちろん、評価と好感度は全く別物である)。
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伊坂幸太郎ファンの僕としては・・・本屋さんで見つけた時にはもうすでに手にとっていました。前から気になってたんですが、文庫版がでてなかったんですよね・・・。 まずは感想から・・・さわやか!青春!面白い!! 大学生活を経験したことのない自分としては、本当に「良いなぁ~」って思える...
伊坂幸太郎ファンの僕としては・・・本屋さんで見つけた時にはもうすでに手にとっていました。前から気になってたんですが、文庫版がでてなかったんですよね・・・。 まずは感想から・・・さわやか!青春!面白い!! 大学生活を経験したことのない自分としては、本当に「良いなぁ~」って思えるストーリーでした。 ちょっと冷めてる主人公と、ちょっとした超能力が使える女の子、美人でクールな女の子に、これぞ大学生って感じのボンボン、そして理屈っぽくてかっこよくないのに、なぜか凄くかっこよく思えてしまう不細工。 そんな5人の青春物語は、山あり谷ありで最後には素敵な感動を与えてくれます♪ 面白かった!☆4つ! あと☆1つは大学生活と麻雀を知らない僕のひがみ・・・(笑
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久しぶりの伊坂さん。 読書も久しぶり。 落ち着いて読書できるって幸せだわさ。 大学の話が幹だからか、読みやすかったです。 でもマージャンはわからないからなんとも言えへんですorz
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もうずっとずっと昔の大学の卒業式で、学長の話の中に、何学部の何という名前の教授だったのかも言われた言葉の真意も忘れてしまったのだけど、その後も何かの折に思い出して都合よく解釈しながらずっと記憶し続けている言葉がある。 理系の学部の先生だったので本当にその一回こっきりになったのだけ...
もうずっとずっと昔の大学の卒業式で、学長の話の中に、何学部の何という名前の教授だったのかも言われた言葉の真意も忘れてしまったのだけど、その後も何かの折に思い出して都合よく解釈しながらずっと記憶し続けている言葉がある。 理系の学部の先生だったので本当にその一回こっきりになったのだけど、その人は私の人生に少なからず刺激を与えてくれている訳ですね。 物語の中の卒業式でも学長が佳い話をしますよねぇ。サン=テグジュペリの受け売りとはいえ、正にこの本を貫くものはこれといったもので、実は大学生の下の息子がこの物語を絶賛していたのだけれど、成程そうだね、そういう時代の真っ只中にいれば、この本の設定や人間関係やイベントに本当に共感するのだろうなぁという感じがする。 相変わらずに気の効いた台詞の数々と予測もつかせぬストーリー展開で、しかし淡々と綴られる大学で出会った5人+1人の男女が共に経験した出来事の数々。 あっという間に過ぎゆく日々の中で『その気になれば、砂漠にだって雪を降らせることができる』という過剰な自信とそれについてのささやかな揺らぎ。 私自身の“砂漠”での30年も、そんな時代があってこそ、とじんわり思う。
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