「わかりやすさ」の勉強法 の商品レビュー
池上氏の本は3冊目くらいだが、評判どおり分かり易い説明をされる方だと感心する。自分も姪っ子相手にニュースやテレビ番組の内容解説の様な事をすることがあるが、基本的な知識のない相手にわかりやすい説明をするのは本当に大変だ。氏のやり方を参考にしたいと思う。
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頭角を表す人というのは、徹底してやってきた人なのだと思う。池上氏のプレゼン術、情報収集術は他の人と抜きん出て優れているというものには見えなかったが、きめ細やかな好奇心を続けること。更に人に対する思いやりや易しさを持ち続けること。氏の業績はこれらが土台として継続してこられた結果なの...
頭角を表す人というのは、徹底してやってきた人なのだと思う。池上氏のプレゼン術、情報収集術は他の人と抜きん出て優れているというものには見えなかったが、きめ細やかな好奇心を続けること。更に人に対する思いやりや易しさを持ち続けること。氏の業績はこれらが土台として継続してこられた結果なのだと思った。 【目次】 第1章 テレビでプレゼンのヒントを学ぶ 綴じなければ、話の全体像が見える/キーワードを有効に活用しよう/焦点の当て方が内容を左右する… 第2章 話のキモ(中心テーマ)を見つけよう フロー情報とストック情報を使い分けよう/話のキモとは「そもそもなぜ~なのか?」という疑問/キモの部分をプレゼンの頭に持ってくる… 第3章 プレゼン力を伸ばす 話がうまいスタッフは「絵が描ける」話をする/絵を描ける説明とは/具体的な言葉で「話のフック」をつくる… 第4章 新聞の読み方、ネットの使い方 どうして私は紙の新聞にこだわるのか/データとして手元にストックできる/ひいきのブロガーを見つけよう… 第5章 クリアファイルで情報整理 持ち歩けるフロー情報ファイル/自己流の編集力を/クリアファイルは“編集機”だ… 第6章 本の読み方 本は最強のストック情報/アマゾンの読者レビューの使い方/A4の裏紙を四つ折りにして本のメモに… 第7章 ノートのとり方、メモのとり方 手帳はスケジュール専用/取材ノートは左右ページを使い分け/ビジネスへも応用可能/レポート用紙で再整理も… 第8章 わかりやすい文章を書くために 企業小説にはなぜ素人が登場するのか/すぐれたブロガーの文章も参考になる/「耳で聞いてわかる」表現を… 第9章 聞き上手は伝え上手になれる 相手が話しやすくなるリアクションを/準備してきたメモは忘れよう/「いい質問ですねぇ」は「いい反応」を引き出す… 第10章 時間を有効に使ってみよう 「集中力できた」経験を忘れずに/細切れ時間の活用法/新幹線の往復時間…
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池上さんがわかりやすく人に物を説明する為にどんな事をしているのか。 私の職業は池上さんとは違うけれど相手に自分の思いを出来るだけ100%に近い形で伝える為にはどうしたらいいか。そんな質問に対するヒントが散りばめられている本でした。また勉強を楽しんでいるんだなという印象を受けました...
池上さんがわかりやすく人に物を説明する為にどんな事をしているのか。 私の職業は池上さんとは違うけれど相手に自分の思いを出来るだけ100%に近い形で伝える為にはどうしたらいいか。そんな質問に対するヒントが散りばめられている本でした。また勉強を楽しんでいるんだなという印象を受けました。この場合の勉強とは生きる為の(生活の為)の勉強だけでなく活きる為(自分を取り巻く世界)の勉強への取り組み方についても、どうしたら楽しんで取り組めるかと述べていました。
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今年度90冊目。極めて明快でとてもわかりやすい。 表現する際は受け手側に様々な人たちがいることを常に念頭に置くべきなのでしょうね。 早速明日から新聞のコラムとベタ記事に注意してみよっと。 しかし1日1冊の読書量ってすごい。とても真似できない。 ■「キモ」を頭 ■「伝えること」は情...
今年度90冊目。極めて明快でとてもわかりやすい。 表現する際は受け手側に様々な人たちがいることを常に念頭に置くべきなのでしょうね。 早速明日から新聞のコラムとベタ記事に注意してみよっと。 しかし1日1冊の読書量ってすごい。とても真似できない。 ■「キモ」を頭 ■「伝えること」は情報の呼び水 ■「耳で聞いてわかる」表現 ■「聞き下手」のタイプ
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池上氏のわかりやすさの原点にあるもの、またそれをどのような勉強で身につけたのかがいつもの池上節で簡潔に書かれていた。 この本を読むと知的好奇心を忘れないことの大切さを改めて思い出すことができますね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「相手に伝わる話し方」「わかりやすく伝える技術」の二作に続く最終巻で、「具体的な勉強法」編。 色んな分野の事を熟知している池上氏は、どんな勉強をしているんだろう・・・と興味を持ち読みました。 前二作は、未読の状態で本作を読みましたが、具体的な勉強法だけでなく、そもそもなぜ勉強なのか・・というキモも腑に落ち、読み終わった後やる気がでました。 前二作も読みます!
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説明の中では、一般論として説明してもいいキーワードを見つけよ。例えば「○○ということがありました。こういうのを○○といいます」 プレゼンの受け手にとって身近な話としてどう持って行くかが大事。 一見あなたに関係なさそうでも、実は関係あるのです。 相手は何がわからないのか考えよ。 性...
説明の中では、一般論として説明してもいいキーワードを見つけよ。例えば「○○ということがありました。こういうのを○○といいます」 プレゼンの受け手にとって身近な話としてどう持って行くかが大事。 一見あなたに関係なさそうでも、実は関係あるのです。 相手は何がわからないのか考えよ。 性格に何が起きているのか伝えよ。そして何が肝でおもしろいか伝えよ。 何事にも「何で?」が大切。 そもそも何でこうなっているの?が大切。子供に話すように説明せよ。 説明文作るときは、「とにかく大変なんです。○○なんです」と言う。思いで作る。→一番のポイントが見つけやすくなる。 生半可な知識だと簡単な説明はできる。しかし、話のポイントがつかめない。もっと詳しい知識を蓄えると本質をついた説明が出来るようになる。 枝葉の話をしても本筋に戻る意識を持て。 ネーミングの意味調べて説明すると、意外な意味をもっていることもある。 何でも図で書いて考えよ。キーワードを列記して話の流れを考えよ。 本質が意外なものと一緒なんだと説明すると良い。 産経エクスプレスおもしろい。解説が中心の記事。 紙の新聞は良い。ネットニュースだとちゃんと読まないかも。 週刊ダイヤモンド、週刊東洋経済、日経ビジネスおもしろい。 ウィキペディアは多くの人が書き込んでいる方が精度が高いようだ。 必要な情報が書かれている新聞記事を切り抜け。 クリアファイル活用してファイリングせよ。 アマゾンで売り上げ淳で調べられる。 浜矩子の経済の本おもしろい。 真山仁もおもしろい。松本清張もおもしろい。 おもしろくない本や途中で読むのをやめよ。 速く筆記するには、キーワードを列記していくしかない。後で内容を補足する。感じたことやそのときの状況を書くと良い。 上記の作業は、ノートの左半分を速記メモとして活用し、右半分に細くメモ、状況メモを書くと良い。 理解していないと、話が抽象的になる。例えば、締めくくりに「今後議論になりそうだ」「今後注目される」など。 話し相手の目を見よ。 相手がしったかぶりでうなずくかどうかは、しっかり相手を見ればわかる。
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日々の池上さんの情報処理の仕方が書いてある。なんとなくおじさんっぽいアナログな情報整理術が身近に感じられる。さて実践するか?といえば、実践はしないかも。新聞そんなに各社取れないし・・・。でも実際にこれらを実践している結果、池上さんのような理解とわかりやすい解説が成り立っているのだ...
日々の池上さんの情報処理の仕方が書いてある。なんとなくおじさんっぽいアナログな情報整理術が身近に感じられる。さて実践するか?といえば、実践はしないかも。新聞そんなに各社取れないし・・・。でも実際にこれらを実践している結果、池上さんのような理解とわかりやすい解説が成り立っているのだから、出来るんだったらやるにこしたことはないと思う。
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シンプルであることは深い理解があってこそだと改めて認識した。 ネットのニュースでわかった気になってるなんて耳に痛いことも、、 この機会に新聞の読み方から見直してみよう。
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うまく伝えるには事前準備が大事。 記者の視点で各メディア、局ごとの特徴や使い方を「僕はこうやっているよ。」と紹介している。 実際にうまく伝えてるから説得力あるよね。
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